島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

そろそろクールビズの準備が必要な季節になってきました。
汗っかきの自分としては蒸し蒸しするのも
ダラダラ流れる汗も回避したいところですが、
バイクで日中の大半を外に出ている身としては
避けて通れないのが悲しいところです。

さて、以前アイフォーンを楽しんでいます的ブログを
書き、あれから少しは慣れたこともあり
ちょこちょこアプリを増やしながら
スマートフォンの威力を感じています。

この威力は是非利用者にも体験してほしいと思い
栄養相談にアプリを使ってみました。

アプリその1
健康計算機 性別・年齢・身長・体重を入力するとその方のBMIが
計算されて一日の必要エネルギーが算出されるもの

※糖尿で肥満気味のかたに標準体重をお伝えするのに使ってみました。

アプリその2
eGFR計算機 腎臓の機能がどのくらい残っているかを推測するeGFRを
性別、年齢、クレアチニンから算出されるもの


※腎臓病の方で訪問時に拝見した血液検査のクレアチニン値からeGFRを算出して
腎臓への負担を軽減するために食事療養が必要なことをお伝えするのに使ってみました。

アプリその3
カロリー検索 五訂食品成分表の食品を簡単に検索でき、その食品ごとに
可食量を入力することで、単品ごとのカロリーやたんぱく質などの栄養価がわかるもの


※腎臓病の方にクロワッサン1個と食パン1枚のたんぱく質や塩分の違いを伝え
さらに
「コーヒーを牛乳20ccぐらいで割って飲んでもたんぱく質の取りすぎにならないか」と
心配されていたので、20ccぐらいではたんぱく質は0.7gしかないので
大丈夫です、と安心してもらうのに使ってみました。

とくにカロリー検索は食品成分表を持ち歩かなくて済むので便利ですね(^^)
ペーパーレスがこんなにもスマートだとは思いませんでした。
『アイフォーンじゃなければ、それはもうアイフォーンじゃないのです』と
いってしまいそうな感動でした。

食事に興味を持ってもらって食事療養を継続してもらうためにも
理論的かつ直感的にも必要性をお伝えできればと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

前回のブログでお伝えした豊中のYさまの続報です。
残念なことに、軟菜食にかえても食べづらく
なかなか満足のいく仕上がり感に納得が得られませんでした。
そこで、昼・夕それぞれの仕上がりを写真にとり事務所でも
同じ食事を試食し、改めて仕上がりに統一感がないと思い
調理担当に、仕上がり感の統一を指導しました。

その結果か
ここ最近は仕上がりに統一感が出てきてYさまからも
「よくなった」とお声をいただきました。
この改善が短期的なものにならないよう取り組んでいきたいと思います。


さて、この話はご家族も知らない話としてブログに書きましたが
今回はご家族の後押しがあって配食をご利用いただくことになった
東淀川区Aさまのお話です。

急性膵炎で入院し、体調回復を待って退院日の調整をされていたAさまの
相談員の方から
「ご自宅に戻られてからの食事管理に配食をお勧めしたいので
 よろしくお願いします」とご依頼があり
(遠方にお住まいの娘さまもA様の独居での在宅復帰を非常に心配されていて
 是非にも配食を考えておらえるようでした)

一緒に入院中の病院にて担当者会議に参加させていただきました。
病棟ナースや作業療法士の方などからADLの状態や病院での御様子を聞き
在宅でのアドバイスをお聞きしました。
少し腎臓の働きも弱ってきているとお聞きしていたのですが
当面は膵臓を保護するために脂質制限食で療養していただくこととなりました
ご入院前はハンバーグやラーメン、お刺身などをスーパーで買われて
自由にお食事をされていたのですが、在宅酸素が必要なため
当面は外食もできないだろうとのことから、昼夕とも配食でご利用されることに。
(しかし、ご家族も出席を予定していた担当者会議に連絡なく欠席されたことから
 退院日が決められず配食の説明もできないまま終了となってしまいました)

会議の後、ご本人にご挨拶にお伺いしたところ、面談もそこそこに
「年金生活のわしに、こんな高い飯は無理やわ~」と配食を拒否。
相談員の方とあれこれ説得を試みましたが「無理やわ~」の一点張り。
埒が明かず娘様との改めてご相談させていただくことで退席。
(説明どころか配食利用すら暗礁に乗り上げてしまった)と思案していると
相談員の方がご家族に連絡をとられて、再度ご家族を含めて
その日の内に面談してもらえるよう調整していただけました
(なんでも、ゆくゆくは入所を考えておられるようで
 新設された老健施設に見学にいかれていたようです)

相談員さんの事務所で再度退院後の計画をご相談させていただき
改めて『食事は必要なので、ご家族からA様を説得してもらえるよう』
ご家族にお願いし、退院日が決まればご連絡いただくことに。

後日、相談員の方からご家族が説得してもらって
予定通り昼夕でお願いします。とご連絡いただきました。

やはり、ご家族の後押しって力強いですね!

これからも、周りからも後押ししてもらえるよう
必要とされる質の良いサービスであり続けたいと思いました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

GWはいい天気が続いたのに
仕事が始ってからは雨続きの天候にショックです。
今年は社会人になってから初めてと言ってぐらいの
長期連休(六日間も!)をいただきました。
しっかり充電した体力で休みの少ない6月7月を
乗り越えていきたいと思います。


さて、以前より配食をご利用いただいている豊中市のYさま
ブログにも登場されたことがあるかもしれません。
とくに制限はないので健康食をご利用いただいているのですが
配送さんからの報告で気がかりな点がひとつ!

それは、咀嚼力がないのです。

そもそも入れ歯を使って食事をされていたのですが
入れ歯がなかなか合わず、何度歯医者にいかれても
納得したものにならない、さらに歯茎自体も弱ってこられた
こともあり入れ歯をするとすごく痛い。などの理由から
現在は、健康食の刻み食をお召し上がりになられています。

それでも、これまでは刻み食でもしっかり食べられていたのですが
最近は
「昼と夕食で刻みの硬さが違って食べづらい、どうにかしてくれ」という
お言葉をいただくことが重なりました。

そこで、調理の方にお願いし仕上がりを統一してお持ちし
僕たちも仕上がりをチェックして刻みの細かさも均一にし
再度お持ちしたのですが
「やはり、昼と夕では夕食のほうが硬い、食べられない」と・・・

健康食の食材ではそもそも硬いもの(ごぼう、れんこん)
噛みづらいもの(ワカメ、しめじ)があるため、刻みにしても
食べづらい点があるのかもしれません。

ここは、ご家族にも相談を(Yさまは昼間独居の方です)と思い
「最近、Yさまから刻みが食べづらいとのお声をいただいたのですが
 配送員からの報告では入れ歯を使わずに食べられているみたいで・・・」
と、お伝えしたところ
「そうなんです。『合わないから嫌!』といって、まったく使わないんですよ~
 歯医者さんもすぐ近所なので、なんども通院にきてくださいの
 ご連絡をいただくんですが『行きたくない!』といって聞かず
 かわりにジュースやお菓子などを食べすぎてしまって
 ここ最近体重も少し増えてきたぐらいなんです・・・
 お食事のことは聞いても、私たちにはまったく話してくれないので
 わからなかったんですが。
 配送の方にそんなこといってたんですね~すいません」
「いえいえ、やはり健康食では食材に硬いものもありますので
 食べづらいことは正直あると思いますし、こちらこそ力不足で
 すいません」などとお話をしました。

一緒に住まわれていても、昼間のご本人の様子やお食事のことなど
実際ご家族が把握できないことは多々ありますよね。
そんな情報をキャッチしてしっかり伝えてあげることも
大切なことだな、と改めて実感しました。

相談の結果、Yさまには一度栄養コントロール食の軟菜食を
お持ちしてご様子をみていただくことになりました。
(たぶん、またご家族には感想をいわれないかもしれません。
 配送さんをとおして情報を収集してきてもらおうと思います)


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今年の春は寒くて、はるうららを楽しめませんね。
先日お伺いした利用者様もまだ、ストーブをつけておられました。

でも、事務所の前で育てているブルーベリーは
見事な花を今年も咲かせてくれました。

願わくはおいしい実も期待したいところです。

さて、今日は先月から配食利用スタートした豊中市のMさまのお話です。

骨折され治療とリハビリ兼ねご入院していたのですが
めでたく在宅復帰されたころから配食をご利用いただいています。
ご自宅に戻ってこれたのは大変喜ばしいことなのですが
ひとつ心配事が・・・
どうも、入院していた病院の食事量が多かったようで
しかもそれをずっと残さず完食していたため5kg以上体重が増えて
しまったのです。

ケアマネジャーさんからも
「特に制限は必要ないのだけれど、膝や腰の負担もあるし
 カロリーコントロールをしてダイエットしてほしいので
 配食をお願いします」と頼まれてご紹介いただきました。

一緒にお伺いすると、すでにカロリー調整食1200kcalの食事を
3回ほど試しにお持ちしていたこともあり、開口一番
「やっぱり、食べ過ぎていたわね。ご飯の量も半分程度で
 よかったんですね。お食事を見てびっくりしてしまったわ。」
とご自宅で食べられていた食事量とお弁当の量のギャップに
びっくりされたようです。
「一緒に食事を見てもらったヘルパーさんも
 『え?こんな少しで十分なの!私たち作りすぎていたわ。』て
それから、ヘルパーさんにつくってもらう量を半分にしてもらったの」と
すでに量の調整をご自身で取り組んでおられました。

同席いただいた県外にお住まいの娘様からも
「もってきていただいたお弁当容器を捨てずに、洗って
 ヘルパーさんがおかずを作る際の量の目安箱にしているのよ」
「体重が増えているといわれてから、お菓子を一切口にしなくなったし
 ちゃんと食事量を守って体重を落としてくれるとうれしいです」と
食事を目安にさまざまな療養への取り組みをされていて
僕から特別にアドバイスすることがないくらい療養へのスタートを
切られていました。
(ここは、ほめて、ほめて長く療養が続くようにしてもらおう)と
ケアマネジャーと口をそろえて
「いや~すばらしいですね。ご自宅で気をつけてほしいことを
 全部されていますよ、それを続けてもらえればきっと
 ダイエットできますよ」と、その取り組みが短期間で終わらないよう
夏までには入院中に増えてしまった体重を落とせるよう取り組んでいきましょうと
お約束させていただきました。

なかなか、お一人暮らしの方でMさまほど自己管理力がある方はまれですが
娘様いわく「一度決めたことは、かたくなに守るタイプ」だそうで
その性格が療養の継続にもプラスに働いてくれるとうれしいですね。

ブルーベリーの実がおいしくなるのは6月末から7月にかけてです。
そのころには、Mさまの体重にも結果(実)がついているよう
これからもサポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

桜満開でやっと暖かくなってきましたね。
春に個人携帯をアイフォーンにかえ無料アプリを楽しんでいます。
いまはおもしろアプリがたくさんあるんですね~
長く使っていた死に番の携帯番号も変えたところで
心機一転がんばろう!

さて、先々月からご利用いただいている
豊中市に在住のKさま
先日お伺いしたら、うれしいお言葉をいただきました。

「尿のプラスが4から二つ減って、先生からもいい調子だといわれた」と
Kさま、腎臓病のため検査するたびに
尿にたんぱく質がでてしまっていました
(本来たんぱく質とは体にとって非常に重要な栄養なので
 腎臓で99%以上再吸収され、尿にもれでてしまうことはありません
 しかし、腎臓の働きが弱られたKさまはその吸収がうまく働かず
 常に尿にたんぱく質がでていたのです)
その値がプラス4。かなり漏れていました。

最初お伺いしたときは、おひとりで食事の用意もされ
お惣菜や冷凍食品、うどん、そばなどで食生活をやりくりされていて
まったく食事療養ができる環境ではありませんでした。
ご友人との小旅行が好きで、ふらっと旅行にいかれて
おいしいものを食べるのが日課のようになっておられると
ケアマネジャーさんも溜息まじり。

そんなKさま。最初は大丈夫かな?と不安いっぱいで利用スタート
塩分をとりあえず抑えていくことから始めてくださいとお願いし
揚げものはO.Kだけど麺類と梅干しをできるだけ食べないようにと
ご提案しました。

非常におおらかな性格の方で、外出も多い方
どこまで気をつけていただけか心配でしたが
安定の兆しを先生から褒められ、ちょっと食事療養に興味がでていた感じです。
しかし、
「やっぱり塩分は抑えなあかんな。もう少ししたら普通食食べてもいいようになるかな」
と興味がでてきたと思ったら、もう治ったものと早合点するあたりはまだまだです。

「治るものではないので、普通食は無理やと思いますよ!
 でも、続けていくことで体への負担は必ず減りますから
 これからも辛いものは食べんようにしてくださいね」と
まだまだプラス2では喜べない現実もしっかりお伝えさせていただきました。

少し見えてきた兆しを大切に、次の診察の時にはもっと先生から
ほめてもらえるようフォローしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美