島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

涼しくなってきました、秋。
雨の日はかなり体が冷える感じがします、秋雨。
日が短くなってきました、夕暮れの秋空。
今年の秋は短いようなので冬がくるまではしっかり秋を楽しもうと思います。

さて、今回はリハビリにがんばっている利用者さんにお会いした話です。

淀川区にお住まいのHさまご夫婦。
お二人とも介護のサービスを受けられていますが
主にご主人が奥様の介護をしながら生活されています。

これまで、他社の配食などを利用されていたそうなのですが
なかなかご自身の好みにあうところがなく今回、われわれはーとにお声をいただきました。
一番のネックは奥様の好き嫌いが激しいこと・・・
これは、もう試してみて納得していただくしかないのですが
初めて2週間すぎ、とくにお断りのお電話がないところを見ると
合格ラインはクリアしたみたいです。

しかし、それよりもびっくりしたのがご主人の逞しさです。
なんでも、奥様は腰を!ご主人は首を!ヘルニアの発症で
身体の自由が利かなくなってしまい奥様はそれが原因でベットに寝ておられることが多いのですが
ご主人はリハビリを毎日されて回復されてきたそうです。

しかし、通院でリハビリを受けられる回数は週2回程度。
それではリハビリにならず、もの足りないと感じたご主人は
自宅の天井からゴムを吊るし、それをひっぱることで
腕の上下運動を行って自宅でリハビリされています。

毎日行うことで肩の稼働域も元に戻られ、肩より上にあがらなかった腕が
いまでは、しっかりとあげることができるようになったと自慢げにお話しいただきました。

(ケアマネジャーさんも、ご高齢に似合わずのストイックさに感心されていました。)

すばらしいですね。
使わなければ硬くなり衰えていく一方の体とわかっていても
「膝が悪くて・・・腰が痛くて・・・」などといい
体を動かしてケアされるのを躊躇される方が多い中
ご自身でリハビリ用の器具を作られて、毎日リハビリに取り組んでおられるって
ほんと尊敬します。
これからもリハビリを頑張ってくださいHさま。


それに触発されて、今年は運動(体力維持)の秋にしようと決めました。
先日DEPOでバランスボールとマットを購入し体幹トレーニングしてます。
これで肩こり解消を目指します!



はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

猛暑も少しずつ和らぎ、秋の香りがすぐそこまで来ているのでしょうが
すっかり夏バテになってしまった体での出勤がつらい日々です。

ほんとに今年は入院される方が多かったと感じているのですが
関係機関の方々とも
「今年は高齢者にとっては入院していたほうが安心やね」と
ぽろっと本音がでてしまう夏でした。

しかし、むかしのように長くは入院できない昨今ではそろそろ退院ラッシュがある予感。
というのも
今月に入ってからは病院の地域連携室や栄養課から
退院と同時に配食を希望されている入院中の患者さんのご相談いただくことが重なり
病院へ面談に伺うこともしばしば。


先日、箕面のある病院へお伺いし方は
ご高齢の女性の方で大腸がんを手術され、自宅療養になるのに併せて
はーとの軟菜食をご用意させていただくことになりました。
お話しを聞くと
「ずっと病気ひとつしたことがなかったのよ。
 今年の春までは主人の世話を一人でしてきて
 自分の体に気をつけることなんかなかったわ。
 それが、今年の3月に主人をなくして、ふっと気が抜けたのかしら
 何日間か出血が止まらなくなって、検査してみたら大腸がんだったの。
 早期発見だったから手術は無事に終わったのだけど
 6月末からの入院で体重も減ってしまって、家に帰っても一人だし
 ちゃんと生活できるか不安で。お食事だけでも病院と同じものを
 持ってきていただければ安心と思ってお宅にお願いしようかと・・・」
と、退院後は一人での生活になる不安と体力の低下を心配されていました。

「無理せず、お持ちしたお食事をしっかり食べていただくことから療養してください。
 最初は軟菜食でお持ちしますが、体力が回復してきてお体もよくなれば
 普通食にかえてお持ちすることもできますし、普通食が食べれるようになれば
 きっと体重も少しずつ元に戻って元気になれますよ(^^)」とお伝えし
さっそく退院日から配食をスタートしました。

退院が決まった方に面談に行くと、在宅へ戻ることの楽しみよりも不安のほうが多いことを感じます。
この方のようにお一人での生活に慣れていない方は、なおさらで
そして、必ず直面するのが『毎日の食事をどうするか?』という切実な不安。

今回の方は、栄養コントロール食をお持ちすることになりましたが
健康食を希望される方でも、心境は同じだと思います。
退院日と同時に、在宅復帰初日からお届けさせていただくことで
お客様の不安の1つを解決することができ、それが、安心して退院していただくことに繋がり
さらには在宅へ戻ることの楽しみを感じてもらえたら、うれしい限りです。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

久しぶりの雨と思えるほど、雨の少ない夏
お客様と話していても、
「たまには雨も降ってくれないと、毎日庭の水やりするのは大変じゃ」と
雨の降らない夏の影響がいたるところで見られます。
多剤耐性菌とまではいかないまでも
暑寒耐性のある体が欲しいです。


さて、今日は訪問同行の話です。
今年北摂は新人管理栄養士の寺田さんが入社したのは周知のことですが
現在、新しいお客様の相談訪問に同行でお伺いしています。

配食を利用される方の状況・環境は様々で
お伺いするたびに新鮮な気持ちを得られる反面、難題な相談を受けることもしばしば。
新人一人では立ち回れない難局もあるだろうとのことから
ベテラン?が老婆心ながら同行しております。

最近は面談にも慣れ、さらに幾ばくか修羅場(^^)も経験したことから
同行しても口を挟む機会は減り、寺田さんが話ししている間
横でお茶をすすっていることがほとんどです。

が、
隣で一歩引いて耳を澄まして話しを聞いていると
単独で面談したときには見落としてしまうことも見えたり感じたりします。

対面で面談していると見えにくい、お客様の足のむくみを確認したり。
部屋に飾ってある絵や本棚の書籍から趣味を発見したり。
会話がいつの間にはずれてしまっている点に気づいたり。
ご本人がやや話しを聞くのに疲れてしまっているのを嗅ぎ取ったり。
(それはちょっと表現がむずかしすぎるなぁと感じたり・・・と)

もちろん、同行して気がついた点はレビューをしています。

さらに、その影響か、自分の担当の利用者様に面談したときも
いままで気がつかなかった点に目が行ったり
質問したことがなかったことを投げかけてみたり
使ったことのなかったフレーズを相談で使ってみたりなどしてトライして
新たな発見を楽しんでいます。

単独行動の多い相談業務。ついつい唯我独尊的な型にはまってしまって
いたかもしれません。

他人のふり見て・・・ではないですが、これからも新鮮な気持ちで
利用者さまの声に耳を澄ませていこうと感じました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

汗がとまらない残暑が続きます。
先週実家に帰り、ゆっくり静養し体力回復したつもりでしたが
早数日でストックがなくなった感がします。

帰郷すると必ず同期と飲むことになるのですが
昔は楽しかった飲み会も、最近は若干の苦痛を伴います。
なぜなら、話題がかみ合わなくなってきてしまったからです。。。

周りは皆、結婚し子育て真っ只中で、昔は
(学生時代のおもしろ話や失敗談、最近の芸能人の話に
 盛り上がっていたのが)
今では
「どこの保育園にいれるのがいいか?」とか
「どこどこの遊園地は2歳児でも遊べるアトラクションが多いからいい」とか
「東京ディズニーランドへは、飛行機でいくべきか。車がいいか
 新幹線で泣かれると最悪だ」などの話題が主で
まったく会話に入れず、聞き役(というか聞かされ役)になってしまうからです。

いやいや、子育てって大変ですね。頑張れパパ!とエールを送ります。


さて、前置きが長くなりましが今回はお薬の話です。
ご利用者さまには、食事がしっかり食べられているかどうかを
聞くことは日常茶飯事ですが、お薬の飲み忘れがないかどうか
聞くことはあまりありません。(個人的には)
飲まれているものと思ってしまいがちですが、薬の話になると
「飲み忘れしまうことがある。飲みにくいのよ。こんなにたくさんあったらね・・・」と
おっしゃられます。

専門ではないため分かる範囲でお薬の重要性をお伝えし
お食事と同様しっかり飲んでくださいね!とお願いするのですが。

最近、ひょんなことから期間限定で自分自身が薬を飲みだすことになり
その大変さに苦労します。

毎朝・昼・夕と処方された薬。2種類は毎食後、1種類は朝・夕食後飲む薬。

ところが、これが飲めねぇ~~~自分でもびっくりするぐらい飲めません。
時間がないのではなく、飲むのを忘れてしまうのです。
特に朝と昼はバタバタしていたり、薬を携帯するのを忘れたりと
必ず食後に飲むという習慣が身についていないことも重なって
おろそかになります。
2週間処方された薬も半分飲むのがやっとで、飲めなかった薬を持って再通院し
「先生、飲めてないんです」と申告したら
「飲まないと効果を判定できないでしょ。飲んでくださいね」と指摘を受けてしまいました。

「食べないと意味ないでしょ!」
と、いつも利用者さまにいうセリフを逆に言われてしまった感じです。

薬にしても、食事にしても、新しいことを習慣化させるって難しいことを実体験から再認識しました。
療養がうまくいって薬の量を減らせる喜びって、今まで自分が考えていた以上に
すばらしいことだなぁって思います。(ほんとマジで)


これからもお客様と自分の健康維持増進に、よい習慣を身についていこうっと!


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

ビールがおいしい暑さが続いていますね。皆さん、飲んでますか?

今回はクリニックでの栄養指導の話しです。
栄養指導と聞けば内科や糖尿病専門医のおられるクリニックでの
栄養指導をイメージされると思いますが
僕が今、担当しているクリニックは整形外科です。

腰、脚の痛みを抱えた方がマッサージとリハビリに通う整形外科で
何の栄養指導を?と思われる方もおられると思いますが
びっくりするぐらい痛風患者が多いクリニックです。

朝から晩まで1日栄養指導をさせていただいて
約10名前後の方が指導にこられるのですがほとんどが高尿酸血症の
痛風患者さんです。
年齢も幅広く30代から70代まで、多くは男性で、ビール好きです。

先日栄養指導にこられたおじいちゃんも、その例外にもれずのビール好きでした。
面談の開口一番
「わしゃ、原因は分かっとります。ビールですわ!」と正直にいわれ、350ml缶を
「朝1杯、昼1杯、3時に1杯、夕方に1杯、夜に1杯」と1日5杯を長年常飲されていました。

(うらやましい~生活)と羨望してしまいましたが、我に返り
いつもどおり、痛風の改善には尿酸を体にためないこと。
尿酸をためないためには、プリン体を多く含むビールや食品をとらないこと。
体に貯まってしまった尿酸を少なくするために水分を毎日2L飲んで
尿として排出することをお話ししました。

男性はとかく食事に気をつけないイメージがまだまだありますが
こちらのクリニックにこられる方々は非常に素直でまじめに食事療養に
取り組まれる方が多いです。

なぜなら、痛いから!痛風ってほんとに痛いです!!!
(僕自身はなったことはありませんが)
指導にこられる方は全員口をそろえて、「めちゃくちゃ痛いで」と(^^)。 ご愁傷さまです。

たぶんこの痛みを治せるならなんでもする!と強く決意できるほどのものなのでしょうね。

慢性疾患は痛みや症状が現れにくく、悪化の恐怖感や
療養へのモチベーションが維持しづらいのが難点ですが
こと痛風にかぎっては、そのハードルを感じず皆さん素直に療養に取り組まれ
改善されていきます。また飲める体になってくれてうれしい限りです。

これからも、ビール好きの方に痛風を気にせず楽しく飲んでいただけるよう
療養のお手伝いを実践していきたいと思います。

P.S
先日、母親から親父が痛風で痛がっている写メが届きました。
帰郷した際は栄養指導してあげようと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美