島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は、以前に書いた「そんなん勧めるなよ」のブログからの
後日談です(^^)

配食を利用しながらご自宅で節制され、ずっと血糖が安定していたSさんに、
他社のお弁当を勧められたケアマネジャーさんに会ってきました。
(結局は、他社の利用はなく今もはーとを利用いただいております)

ケアマネジャーさんとご本人様が話されていた内容を聞いてみると
ケアマネジャーさんの想い
(老後で一人暮らしであるし、月の料金負担を軽減させることはできないか)
と、本人様の
「ご飯は自宅で食べられるから、おかずのみがあったらいいなぁ」という
要望が重なり、他社でおかずだけ配食されている業者をお勧めされたようでした。

ケアマネジャーさんからは
「こういうのもあるけど・・・的な感じでお勧めしてみたけど、Sさんははーと&はあとのお食事がとても、気に入っているみたいね。
一人暮らしで寂しいから誰かと話したくて仕方がない方だし
配送さんとのおしゃべりも楽しみのひとつになっているのね。
本人が納得されて満足しているみたいだし、これからもよろしくお願いします」
と、おっしゃっていただきました。

たしかに、Sさまとても話し好きで僕が訪問したときも1時間ぐらいはつかまります。
配送さんからも、今日は長かった(^^)などの報告をうけることも。

相談+配食+コミュニケーションの相乗効果が満足度を高めていたことを
再確認しました。

Sさまのような方をたくさん増やせるよう、怒りは抑えて精進しようと思います。

※さらに後日、ケアマネジャーさんから、そんなにいいといわれる
 はーとの食事を試食いただき、ケアマネジャーさんからも
 合格の85点をいただきました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

桜が満開ですね。京都でも北摂でもバイクの乗りながらでも
桜を楽しんでおります。
やっと暖かくなってきて楽になってきました。

万博公園の桜です。


さて、最近腎臓病関連の勉強会に連続で参加してきました。
ブログでもなんどか書いていますが、腎臓病の方が増えています。
そして、糖尿病から腎臓病を併発される方が増え
いまでは透析治療になる方の原因第一は糖尿病です。(以前は腎炎でした)

はーと&はあとの利用者さんにも、僕が担当している方にも
腎臓病をお持ちの方、ここ最近増えてきているのを実感します。

ちょっとむずかしい話しですが、腎臓病の進行を抑制するためには
1.塩分制限 2.水分制限 3.蛋白質制限 4.カリウム制限などなど
様々な栄養をお食事で制限・調整して療養していく必要があります。

しかし、療養していても少しずつ腎臓の働きを失ってしまい
最後は排泄ができなくなり、透析治療になってしまうのが現状です。

では、進行を抑えるのにもっとも効果的なことはなんなのか!
何をしたら、腎臓病の方を救えるのか!透析の方を減らすことができるのか!
その答えを見つけるべく、現在いろいろな医療機関、ドクター、透析クリニック、管理栄養士が
様々な療法を試みています。

が、まだまだこれだ!と言い切れるエビデンス(証拠・根拠)はないようです
(と、いうことを勉強会で聞いてきました)

でも、療養のベースとしてこれはしっかり管理しないといけないというポイントはあって
それは
1.塩分制限 2.血圧管理 です。

う~ん、やはりそれは外せない項目というか、必須なのですね。
(再認識、いやいや再々再認識です)

これを食事療養におとしこむと、薄味の食生活
薄味といっても、気持ち薄味ではなく、しっかりと1日の塩分量を6gとか5gとかに
守っていくことになります。

「こんな薄い食事食べられない。おいしくないから止めたい」なんて声は
塩分を抑えた食事を食べられている方からは日常茶飯事に聞きます。

でも、そのベースとなる塩分量で食生活を続けていくことが療養の最優先必須項目なんだ
ということを改めて認識しました。

つらい・いやだという気持ちには同調することはあっても、制限は緩めずに療養を続けさせる
それが利用者さんにとって一番の安心・安全・健康に繋がると信じて
これからの取り組んでいこうと感じた勉強会でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は新規ご紹介いただいた方のお話から
タイトルとおり、報告と連携の大変さ大切さを改めて
実感したのでブログに書きます。

その方は、豊中市にお住まいのMさまで
血圧が異常に高くなり入院されていたのですが
自宅に戻られるということで、地域包括の相談員の方からはーとにご紹介をいただきました。
奥様が作られる食事だけでは制限が大変で、実践できないであろうとの
ことから配食と自炊でなんとか療養していただくこととなり
本来であれば昼・夕とのはーとの食事を食べてほしい状態だったのですが
ご夫婦での利用ということもあり料金負担等々の総合的な判断から
毎日の昼食のみお届けさせていただくことになりました。
(食事管理もさることながら、ご夫婦ともに認知があり、見守りも必要となりました)

地域包括の相談員の方も数週間前にご本人様を担当されたばかりで
お互いに本人夫妻の情報が少ない中、かなりの手探り感をもちながら
いままでどのように生活やお食事を
されていたのかを聞き、緊急の場合の連絡先(この方の場合は娘さま)等々を
一緒にヒアリングしてきました。

そして配食がスタートして二日目、お届けしたら向かいの方から配送さんへ
「今朝、Mさま救急車で運ばれていったよ」と声かけされ
急いでカスマター経由で包括の方のご連絡。
担当方が休みだったので伝言でお伝えしました。
同時に娘さまのところにも連絡をいれたのですが、
搬送されたことは娘様ご存知ではなく
「今後どうなるかわからないので、とりあえず配食はそのままで」とご依頼を受け
翌日も配食することに。

ところが翌日配送に行くと、本人様ご自宅にいらっしゃり
「脱水症状だったので、入院せず帰ってきた」と。
一件落着かと思いその件も併せて相談員の方に報告すると
「本来であれば入院が必要なほど状態はよくないみたいなのですが
 入院するとご主人の認知が進行してしまって、その方が今後のことを考えると
 心配なので退院許可が下りたみたいです」とことの真相を教えていただきました。

やはり食事管理と見守りが特にこの方は必要だなぁと思っていた数日後
「入院したんで停止をお願いします」と娘様より連絡があり。
また、そのことを相談員に報告したところ
「え!そうなんですか。知りませんでした。ありがとうございます。
 娘様と連絡とってみます」と御礼をいわれました。

どちらも配送さんからカスタマー、カスマターから娘様や相談員の方へ
または相談員の方から得た情報を配送さんとカスタマーへと
情報の連絡・報告とお互いの連携が潤滑にできたのを実感したケースでした。

もちろん、すべてのケースで同じように連絡・報告連携がスムーズに
行えなければいけないのですが、現場では、なかなかうまく行っていないことが
ままあることを痛感します。

もっともっと、はーと発の利用者さま情報を多くの方に発信して
多くの感謝をいただけるよう来年度も取り組んでいこうと決意し
平成21年度最後のブログにしたいとおもいます。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は制限食のせめぎ合いのお話です。

以前にもブログにちょっとだけ登場いただいた箕面市のNさま。
長期入院後昨年の秋から在宅で食事療養されています
はーとの食事と他社の食事を併用利用しながら
ご自宅での無塩のパンを買って食べられたりして
かなり、しっかりと腎臓の悪化を防ごうと努力されています。

でも、最近本人、食事に嫌気が差してきています。
理由は「野菜ばかり食べていて、鶏になった気分がする」

担当のケアマネジャーさんからも、もともと好き嫌いがあるほうだったけど
性格はまじめな方なので、しっかり管理していたことがストレスになり
好きなものを制限しないといけない食事に嫌気が増しているのかも・・・と。

そこで、先日これからの食事をどうするかを相談するため担当者会議に出席してきました。

担当者会議では福祉用具のことや訪問看護のことなど介護に関する様々なことを
相談して決めているのですが
その回の会議は「これからのNさんの食事をどうするか!」がメインでした。

「検査数値は落ち着いている。」
「でも、食事量が減ってきていてDrからは栄養失調にならないか心配とコメント。」
「鶏肉の臭みが鼻にくるときがあって、そんなときは捨てている。
 魚の献立の日はまだ、食べられる」
「自宅でちょっとは好きなものを食べたい要求が強いし
 食べないまま栄養失調になっては困る」
などなど。
本人の希望も聞きながら、なんとか食事療養を続けてもらえるぎりぎりのせめぎ合いをして
日曜は本人に好きなものを食べてもらい
昼夕で配食していた日の食事を昼か夕だけに利用数を落とし、残りはヘルパーさんやご本人で
食事を用意してもらうこととなりました。

そして話題は配食のないときは、どういう食事をしてもらうかに移りました。
聞くとすでに本人さん、自身で生協さんでいろいろな食材を注文されていて
冷凍庫に今川焼き、冷蔵庫には魚肉ソーセージが入っていました。

でも、食べていいのか不安だったから今日聞いてから食べようと思っていたとか。
律儀な方です。
でも(注文してしまっている以上、食べないともったいないじゃないですか)
何気に計算高い方でもある感じ。

今川焼きはサイズが小さかったので間食に食べてもらい
ソーセージは減塩とは記載されているのですがパッケージに栄養価表示が
なかったため、生協のお客さまセンターに問い合わせ栄養価を教えてもらい
塩分量を確認してから朝食に無塩のパンと一緒に1本食べてもらうようお勧めしました。

体のことを考えば昼夕ともしっかり配食で管理したいところですが
長く、上手に療養してもらうにはある程度の幅(遊びorアローアンス)を
決めてあげることも大事です。

長くその方の健康をサポートできるよう継続できる利用の提案を
これからも行なっていきたいと思いました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんちには。めでぃ北摂の島田です。

今日はご利用者さま本人ではなくご家族のお話しです。

ご利用者は茨木市在住の方で、もともとの配食をスタートした経緯は
食欲が落ち、食事を食べなくなってしまい家族が用意するのも結構な
負担になってきたと相談をうけ
少しだけでも家族の負担が減り、本人も目先が変ることで食欲も回復してくれればということで
配食を利用いただくことになりました。

歯が悪く、硬いものは食べていないとこで、栄養コントロール食の軟菜食をご用意し
最初は好き嫌いなども結構ある感じだったので心配していたのですが
うれしいことにお口にあい、昨年12月からいままでお届けしていました。

いました。過去形なのは、ご家族から入院することになったとの連絡があったのです。
ただ、配食はそのまま家族が利用したいから軟菜食から健康食にかえて
もってきてほしいとご依頼があり、現在はご主人のお名前のまま
健康食をお届けしています。


実はこのようなケース珍しくもなく、よくあるケースで
おばあちゃんが利用されていたが入院になり息子様が変わりに食べるので
おばあちゃんの名前のままお届けしたことや
今回のようにご家族が変わりに利用したいとのことから
お名前そのままで、お食事の内容だけ変更してお届けしているケースがままあります。

本来であればもちろん、お一人ずつのお食事ですので変わりに食べられてよいものでは
ありませんが、長く利用していただいた中で、当人だけでは苦
ご家族も丸めで少しずつ信頼を積み重ね
当初利用されていた方の名前で代々食べていただけたら
それはそれでとてもうれしい感じがします。

カエルの子はカエル
タイガースファンの息子はタイガースファン
はーと利用者の子もはーと利用者みたいな感じで
はーと&はあとをブランド化していきたい。
(ちょっと妄想入っているかも)

本来の配食を利用する目的からは少しずれてしまうかもしれませんが
喜んでいただけている!その1点で、よしって感じです。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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