島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は以前にブログで一度書いた
カーボカウントのお話しです。

やはり、カーボカウント皆さん興味がおありのようで
ブログアップした後のアクセスが多かったです。
(と、北摂マネージャーの貫名さんから聞きました)

で、今回は、以前お話した方とは別の方ですが

カーボカウントを実践していこうと思案しているケースのお話しです。

池田市在住でインスリン(血糖をさげるホルモン)自己注射にて
血糖コントロールしている方がいます。
HbA1c(検査前数ヶ月の血糖状態を把握する値)は6.5%(7以上は危険、基準は5.0程度)と
比較的安定しています

食前血糖(基準は100以下)と食後血糖が毎日不安定なのです。
SMBG(自己測定血糖値)では夕食後血糖180で翌朝食前が140だとか
夕食後が150で翌朝食前が160だとか
ときには夕食後が200を超えるときもあります。

若干ムラ食いの食生活傾向がみられ、過体重なのですが
膝が痛くあまり運動はされていません。

担当のDrからも
「1日2回しか測定していない記録では判断がしづらいねぇ」との指導を受け、
「せめて昼食前と夕食前に血糖を測定すること。
 むずかしいでのあれば、毎日でなくても1日置きでもいいから
 交互に昼か夕の血糖を測定しなさい。」
といわれているようですが

(ご本人曰く)
「なかなか日中は忙しくて測定ができていない」と反省の言葉をこぼされます。

Drのおっしゃるとおり、朝と夕だけでは、その日の血糖の変動がつかめず
インスリンの量を減らしたほうがいいのか、打つ量を変えたほうがいいのか
判断が非常にむずかしいと思います。
昼の食べあわせがよくなかったのか、いつごろ食事をされたのかも不明では
安定しないことへのストレスと不安ばかりが溜まってしまいます。

やはりここは、毎回大変かもしれませんが自己測定することが
不安定な原因を知る一番の方法です。

先月訪問したときに、そのことを念押ししてお伝えしてきました。
今月の訪問でどの程度測定できているか楽しみです。
(もしかしたら、あまり測定できていないかもしれませんが)
しつこく、呪文のように唱えていこうと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は、4月からめでぃ北摂が
在宅食生活サポートとして取り組むことになった
安否確認サービスのお話しです。

日々、お食事をご利用いただいている方はご高齢の方が多いなか
北摂では配食時の見守り・安否確認サービスを充実させていきます。

サービスの詳細はまたホームページにアップされると思いますので
ブログでは活動内容をお話しします。

まず、ご希望の方には
1.お届け時に、体調の変化や不測の事態が発生したさいの
 緊急のご連絡先(ご家族やケアマネ、かかりつけ医等)を教えていただきます。
2.日々の配食時に、配送員からの声かけや観察から
 在宅での安否の確認を行います。
3.緊急連絡先にご連絡したほうがいい場合は即時スタッフが
 連絡して安否の報告を行います。
4.お留守でご不在の場合は、所定の場所にお食事を不在置きにて
 お届けさせていただきました後に、受け取り確認のお電話させて
 いただくことでご帰宅の確認と安否の確認を行います。

4月からのスタートに先立ち、既存のご利用者さまで
安否確認が必要と思われる方に訪問し
ご本人さまやご家族に説明を行い安否確認サービスのお申込いただきました。

北摂のご利用者さまは、全体的に元気なかたが多いのですが
やはり、一人暮らしや高齢世帯に昼間独居の方もいらっしゃり
日々の見守りやもしもの場合の安否確認は必須です。

訪問時に、
「もしもの場合は、家族に連絡してくれると助かる」
「いままで、不在のときは確認ができなかったが、受け取り確認の
 連絡をしてくれるとありがたいね。
 近くの息子もいるし、連絡先教えておくから
 不測のときは連絡してくれていいから。」
「火曜は毎週デイサービスにいくから不在になるし
 そのときは食事受け取りの連絡するわ」
などなど、感謝の言葉をいただきました。
また、ご家族から
「息子の私がいないときの日だけ食事をお願いしたいから
 配食時に安否確認していただけると助かります。
 なにかあれば、私の携帯に連絡ください」
とのことで、お申込いただきました。

いままで、なかなか知りえなかったお客様の生活情報にも触れることができ
よりご利用者さま一人一人のイメージが社員全員で共有できました。
きっと、この積み重ねからさらにきめ細かいサービスが提供できる感じがします。

新しいサービスで新しい安心と安全を多くの方に提供できたらと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

皆さん、見てました?侍ジャパン!
すばらしい試合を連日魅せてくれたジャパン!!
毎日感動のしっぱなしでした!!!

ペナントレースと違って、すべてが負けられない試合の
連続で、一球一打の重みがぜんぜん違います。

プロ野球もWBCぐらい必死さが感じられれば
ファン離れもなくなるのに。。。と思案してしまいます。

そして、そんなWBC効果に便乗したマックの戦略
(皆さん、ご存知ですよね)
お店で対象商品のバリューセットを注文すると
応援ファイルがもらえるというプレゼント戦略

(くやしいかな見事なやり方)
どちらかというとマックよりモス派で、マックは年に一回いくかいかないかの
僕も、期間だけで2回いき
青木選手と藤川選手のファイルをゲットしました(^^)
(個人的には松坂がほしかった)

栄養とか食事バランスを優先的に考えてしまう管理栄養士的判断と
野球好き、ジャパンを応援する気持ちとの天秤にかけさせ、
それでも
どうしても買わねば、食べなければいけないように仕掛けられた
そのマーケティング!さすが!!!脱帽です。

日々は、好きなものを食べられないお客様や
制限があって、食べたいものを我慢している利用者さまが
どうしても食べたくなってしまう瞬間の感情を少し体験できたような気がします。

性格上、食事≦栄養で考えがちな思考も、今回の体験で
栄養≦嗜好に傾いてしまいました。

食事療養をして欲しい方や、栄養管理に取り組みでほしい方にも
ただ、その必要性を説くだけではなく、
知らず知らずのうちに療養していた
気がついたらよくなっていた、みたいな仕掛けが必要かも。

質問や相談に答えるもの大切なサポートですが
その方を、いい方向に導く仕掛けのサービスも、いろいろと考えて
チャレンジしてみようとマックを食べながら決意しました。


P.S
ジャパン優勝おめでとう。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は新たに配食がスタートになったご兄弟のお話です。

池田市にお住まいのこのご兄弟は
お兄様と妹さまの二人暮らしです。

お兄様は腎不全でカリウムなどが高い状態。
妹様も減塩をDrから指導されています。

いままでは、妹さんが食事を用意されていたようですが
毎食の用意は大変で、家事疲れから食生活そのものが
かなり崩れていました。

お二人とも介護サービス等は利用されていないため
通院先の病院の居宅介護支援事業所でケアマネジャーさんに
配食サービスを聞いて、はーとを知っていただいたようです。

最初に訪問したときは、玄関先で妹様とお話ししたのですが
お兄様は歯がなくて刻みしか食べられず、
朝・昼の食事はお粥と少しのおかずで生活されていました。
妹さまもいまでは自炊はほとんどされていなく
玄関脇には、レトルトのカレーが何十箱と山積みされていました。

(きっと、お惣菜などで食事をなんとかまかなっているのではないだろうか
 塩分もリンも多い加工食品では食事管理など到底無理な状況)
と、いうのが容易に推測できる環境でした。

食事改善もさることながら、緊急に食事を確保することが急務です。

本来は昼・夕食べていただきたいところですが、経済的なこともあり
とりあえず夕食だけでも、はーとでご用意させていただきことになりました。

食生活だけでなく、生活状態等も非常に不安定な感じで
訪問した内容を担当のDrとご紹介いただいたケアマネジャーさんとも
お話ししたのですが

「お兄様のほうが、なかなか気難しい方で介護のサービスなどを
 利用したくないようすで・・・介護申請できれば、もっと介入できるのですが
 今のところは通院のときに声かけして状況を見守るしかないですね。。。」

とのこと、
「お食事はとても助かっているみたいで、先日通院されたときも、とても喜んでいましたよ。」
と情報交換させていただきました。

介護サービスを利用されていない方でも、介護が必要な方や日々の見守りが
必要な方がいらっしゃいます。

毎日お食事をお届けするときに安否確認ができる、はーと&はあとの
配食サービスの腕の見せ所です。

ご紹介いただいたケアマネジャーさんからも
「なにかあれば、窓口にはなりますのでご相談してください」
と、おっしゃっていただきました。

日々の見守りと安否確認は配送さんとの連携なしには成立しません。
安心して配送をお願いできる配送さんいてこその
はーと&はあとの配食サービスであることを改めて感じました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

3月なのに、急に冷え込んできてどういうこと(怒)
バイクで豊中市・池田市等々走っていると、赤信号で停止するたびに
エンジンがエンストしてしまいます。

エンジンすら凍りつくなか、訪問って!ほんとびっくりな寒さ!
早く春がきてほしいと切に祈ります。

さて、今回は現在月一回相談訪問している方のお話しです。

糖尿病でインスリン自己注射で療養されていて、
毎日夕食にカロリー調整食をご利用いただいております。

ご主人と、息子様との三人暮らしで
ご主人と息子様の分は、ご本人が食事を作られていて
ご自身の分はカロリーを抑えるため、はーとの食事を食べて療養してもらっています。

食べるのが好きで、間食などもそこそこされていて、
決して満点の療養状態ではありませんが
血糖が乱れすぎないように、しなしなと、ちょっとずつちょっとずつ上手に管理して
いけるよう相談訪問しています。

最近は、食事相談とは別の話題になりがちで・・・
「前は膝が痛くてねぇ、膝の痛みがなくなったら今度は右腕が痛くて」
と、みると右腕いっぱいにシップが貼られています。

「ゆっくりお風呂に、つかられてます?」と聞くと

「以前に足の爪がはがれてしまったことがあって、先生から
 『糖尿の人は傷口から菌が入ると危険なのでお風呂に入らないように』と
 いわれてから、ずっとシャワーだけなの」とのこと。

お話しを聞くと、爪はもうすっかり新しいのが生えてきていて傷は完治されているのですが
ただ、先生から「もう、大丈夫なのでお風呂に入ってもいいですよ」との一言がないと
心配で不安と。

「先生のところには、いついかれるですか?」と聞くと
「もう、ずいぶんいっていない。一年半ぐらいかな~
 いこういこうと思いながら、内科にいったり、来客がきたり、家のことを
 していると、いっぱいいっぱいでなかなか外科にいけないのよねぇ」

「え!?一年半以上もシャワーだけですか?
 それは、ダメですよ。もう完治されているし、入られても大丈夫じゃないですか~」
と勧めてみたのですが
「大丈夫とは思うけど、やっぱり先生に診てもらわないとねぇ」と
やはり、先生の一言が必要なようです。

食事療養もそうですが、やはり先生の一言は絶大の効果があるのでしょうか。

専門外なので爪の治療については何もいえませんが
ご本人様が早くゆっくりお風呂に入れるよう
担当のCMGに相談してみようと思います。


食事同様、少しでも利用者さまの生活の質の向上をサポートしていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美