島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今年最後のブログです。
清水寺では今年一年を表す言葉として
『変』が書かれていましたが、
その『変』は、個人的にもまったくぴったりな言葉となった一年でした。

一年前には京都にいた僕が今年一月から北摂に来て
先任の長山さんから担当を引き継ぎ
年明けから6月までは、サービス変更の準備に悪戦苦闘し
6月に事務所を移転し
7月からはサービス変更後の対応に奔走し
10月からは淀川区も担当するようになり
茨木の事務所を拠点に
淀川区~豊中市~池田市~箕面市と月に800Kmは爆走しておりました。

まさに、変化・変化の一年で、もちろん悪い意味での変ではなく
いい意味でのたくさんの変化を体験できた年でした。

そんな中、変わらない点も体験しました。
それは、やはり京都でも北摂でも食事療養を必要とされている方は
おられて、まだまだ困られている方は多いのだ!という不変です。

より多くの食事療養をサポートさせていただけるよう
大きく変化した一年!
来年は今年変化したことが『確』実によい方向にむかって、さらに『変』化できるよう
『確変』がおこせるように取り組んでいきたいと思います。

では、よいお年を!


P.S
先日、北摂の貫名マネージャーと健康セミナーに参加してきました。
主題は「アスリートのモチベーション管理と栄養管理」だったのですが
ゲスト講師として、競泳の北島選手の名コーチ!平井コーチが講師に
こられていました。

オリンピックの丸秘話や北島選手をはじめ多くの選手の管理方法や
勝つための戦略・戦術、モチベーションアップの方法、コミュニケーション術などお話され
とてもおもしろかったです。

そんな中、講義で平井コーチが強く言われていた言葉は
「同じ成功を追わない」ということでした。
一度成功すると、人は同じ成功方法を繰り返そうとするが、それではダメで
必ず違う方法、変化!を取り入れないと新たな成功は得られない!
とのことです。

やはり変化・変化・変化が常に必要なのですね!
改めて来年はいい方向へ確変の年になりますように!!!

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


栄養士・配送さん全員爆走中の
北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は爆走したお話です。

先日、豊中市に在住の方の新規紹介をいただきました。
現在その方はまだ、入院中とのことで
しかし、退院日から食事が必要で入院中に面談を希望されたため
病院に訪問したのですが・・・

ケアマネジャーさんから
「北大阪病院に訪問してください」
と聞き
(北大阪病院なら茨木市にある警察病院のことだなぁ・・・)と思い
※北警察大阪病院は通称北大阪病院と呼ばれているのです。

しかし、その日はお昼に淀川区への訪問があったため
バイクで1時間は走らないといけない移動距離です。
冬晴れの天気のいい日、バイクで1時間爆走して北警察大阪病院着。
受付で
「ご入院中の〇〇さんにご面談にきたのですが・・・」
と聞いたところ
「当院には〇〇さんは入院しておりませんが」
と返事されてしまい
「え!?北大阪病院とお聞きしてこちらに来たのですが・・・」
(なぜ?北大阪病院といえばここでしょ。聞き間違えたか?でも、どこだろう???)

即、ケアマネジャーさんと連絡とり、再度入院先を教えてもらったところ
「北大阪病院ですけど・・・」と念押しされ
「北大阪病院って、茨木市にある北警察大阪病院のことですよね」と確認したところ
「いえ、淀川区の北大阪病院ですけど」と。

「え~淀川区っすか!」
そこから急いで、またまた一時間爆走して爆走して
本来の目的の北大阪病院へ
(淀川区にも北大阪病院ってあったのですね、、、担当エリアながら
 認識不足でした・・・)

な・ん・とお昼に訪問したご近所にありました【北大阪病院】
近所に伺うのに合計2時間の爆走って、遠いわ!!!

そして、やっとお会いできました〇〇さん
一時間半遅れの大遅刻にも、やさしく受け答えしていただいてありがとうございました。

勘違い・思い込みはトラブルのもとを体感した一日でした(泣)


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

栄養士・配送さん全員爆走中の
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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は、前回の糖尿病デーのお話に引き続き
糖尿病関係のお話です。
(と、いうもの先月22日に神戸で開催された日本糖尿病学会近畿地方会に参加してきたので
 そのお話です)

すでに、糖尿病患者数が全世界で増加しているのは
周知の事実ですが
なんと、糖尿病から腎臓病を発症する患者数も激増しています。

いままでは慢性腎炎から腎臓病にかかり腎不全になってしまう方が
多かったのですが、2000年あたりから
腎臓病にかかる原因の第一は糖尿病になっています。

そして、糖尿病から腎症を発症したかたは
脳血管疾患や心疾患に罹り、お亡くなりになられる方が急増しているようです。

三大死因は1.がん、2.心疾患、3.脳血管疾患ですが
最近は、心疾患や脳血管疾患のみでの死亡率は低下しているようで
それよりも糖尿病を併発していたり、
糖尿病から心不全や脳梗塞、脳卒中を起こしてしまい
残念ながらお亡くなりになられる方が死因の第2.3の内情なのだとか。

そこで、学会で議論されていたのが
いかに糖尿病→腎症発症→心疾患・脳血管疾患→死亡の流れを
防ぐことができるかでした。

そのためには血圧を安定させることが第一!とのこと。

目標は上が130mmHgで下が80mmHg以下で管理することです。

この目標、糖尿病の方には結構厳しい目安です!
しっかりと食事療養しないと、なかなか大変・・・

減塩効果だけで管理が難しい方は降圧剤を上手に服用しながら
うまく管理していきましょうと、糖尿病専門の先生がおっしゃていました。


肥満は万病のもと!といわれていた時代から
糖尿は万病のもと!?といわれてもおかしくない時代に・・・

糖尿の方に血糖管理をしっかりしていただくようサポートするのは
もちろんのこと。血圧管理の大切さも、しっかり伝えていかないといけないな!
と、感じた学会参加でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は11月14日の糖尿病デーに関するお話です。

ご存知の通り、糖尿病患者は増加の一途をたどっています。
しかも、それは日本だけでなく全世界で糖尿病が増加しています。

先進国・発展途上国・中進国関係ありません
すべての国で罹患者が増加しているのです。

そんななかIDF(国際糖尿病連合)は
11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を
喚起する啓発運動を推進することを呼びかけています。
運動のシンボルカラーは青!世界をつなぐ青空を意味します。

※まめ知識
11月14日は1921年に血糖値を調節するホルモン「インスリン」を発見したカナダ人医師
フレデリック・バンティングの誕生日です。

そして2006年に国連は、糖尿病対策に積極的に取り組む決議を採択し
この日を世界糖尿病デーと正式に定め人類全体で
糖尿病の発症予防・治療の啓発を行うことになりました。

皆さん、ニュースでもご覧になられた方はいるかもしれませんが
14日は、多くの国で糖尿病デーカラーである
ブルーにライトアップされた建造物の映像が流れていました。
日本では
東京タワー・通天閣・鎌倉の大仏さまなどなど・・・
ご参考まで

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※写真はニュース記事から抜粋です。


そんな折、済生会中津病院で行われた糖尿病患者会に参加してきました。

患者会では血糖安定効果に注目した商品の展示も多数されていて
次々と新しい商品が生まれる市場⇒ニーズがあるなぁ⇒糖尿病患者が増えているんだなぁと
ここでも実感!

もちろん、はーとの食事とサービスも一緒に患者会で展示させていただきました。

患者会には、はーとを利用いただいている方も参加されていて

「お宅の食事を食べてれば、絶対血糖が上がらないから安心」と、
当社ではサービス利用による病状の改善は保証しておりませんが、
すばらしい喜びの声をいただきました。

低カロリーのお菓子や補助食品だけでは血糖管理はむずかしいものです。
食事が第一!!!

これからも、多くの方に食事&栄養管理の大切を伝播していきたいと感じた糖尿病デーでした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は、前回のお話に続いて続:担当者会議ネタです。

前回は新規のご利用者さま訪問兼担当者会議でしたが
今回は継続利用されている方の担当者会議です。

その方は、独居、女性で糖尿病性腎症を発症されていて
ご自宅でインスリンを自己注射しながら療養しています。

最初にお伺いしたときの印象では
好き嫌いもあり、味付けもこだわりがあるようで
なかなか食事管理への取り組みは・・・大変かもと、担当のケアマネさんや
同席されたデイサービスの方、ヘルパーさんも不安気でした。

しかし、担当者会議に出席された皆さんが食事管理の必要を力説され
ご本人に納得いただき食事管理がスタートしました。
食事管理として昼はヘルパーさんが用意し
ヘルパーさんが訪問できない日の昼食を、はーと&はあとでご用意させていただきこと
なりました。

ヘルパーさんも糖尿病性腎症の食事について勉強をされていて
1.カリウムを少なくするために湯でこぼして料理する。
2.減塩醤油をつかう。
3.たんぱく質源は1回40g程度にする。
3.カロリーが不足しないように多品目つくる。
などを、すでに実践されていました。
が、
ただ、カロリーが不足しないようにするとメニューが多くなり
メニューが多くなると調味料の量が多くなり、塩分管理ができないのが悩みとのご相談を受けました。

聞くと、1食あたりの野菜の品数が多く、少し無理に野菜でカロリーを補おうとしている感がありました。
野菜はカロリー補給に向かないため、糖質や脂質が含まれる他の食品でカロリーを補給したほうが
よいことをお伝えし、無理に品数を増やして食事量が多くなりすぎないようにお願いしました。

(後日、ヘルパーさんに、はーとの食事をお持ちして試食していただき
量や味付けについて、舌でご理解していただきました。)

全体の食事量としてはややDrの指示カロリーには足らない感じでしたが、
ご本人が補助食品でのカロリーの補給に難色を示されていたため
せめて、ヘルパーさんが作られる食事とうちがお持ちしたお食事は残さず、
食べることで食事療養していただき
一ヵ月後の定期検査でDrの指示を再度いただくことになりました。

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そして、一ヵ月後、担当者会議でケアマネさんから
「先生からは、よく療養できているので現状の継続でよいといわれました」とのこと。
検査結果もやや高めながら、安定傾向でした。
よかったぁ!

結果が良好だったことから、ご本人も安心され担当者会議も非常に
スムーズに、なごやかな雰囲気でした(^^)

糖尿病から腎症を発症された方は、進行が早いため
悪くならないようならないように、安定ラインを維持することが大変です。
これからも気をぬかず、食事療養に取り組んでいただいて
安定した在宅での生活を送っていただきたいですね。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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管理栄養士プロフィール

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