柴田満里子のブログの最近のブログ記事

こんにちは。

サロン管理栄養士の柴田です。

外はすっかり秋の風が吹いていますね。

今日から秋のコートを使い始めました。

皆さんも風邪をひかないよう温かい恰好でお過ごしくださいね!

 

さて、4月に骨折され、その後入退院、ショートステイを繰り返していたS様が

ようやくご自宅に戻られることになり、サロンの利用を再開することになりました。

S様は3月中旬ごろからサロンをご利用されていましたが、

その当時、食欲不振でサロンの食事はほとんど残す、

味覚障害があり、何を食べても味は「わかりません」と答えることがほとんど、

会話やコミュニケーションをとっても不明瞭で

ベッドで横になって過ごす事も多いような状態の方でした。

 

しかし、今回再びサロンに来られることになったS様の状態は、

人が変わったように元気になって戻ってこられました。

サロンの食事は全量食べられるようになり、

お食事のおいしい、そうでもないという感想をはっきりおっしゃるようになり、

会話、コミュニケーションも以前と比較すると、かなり良好です。

ベッドに横になりたいという訴えもなく、

奥様によるとサロンに行くことを心待ちにされているとの事でした。

 

直接サロンでアプローチをした結果ではありませんが、

数か月で状態が本当に良くなったS様。

入院中のリハビリを頑張ってこられたこと、ショートステイで自宅以外で過ごす時間が

S様にとってよい刺激になったのではないでしょうか。

私は本当にうれしく思います。

何より、食欲不振、味覚障害を少しでも克服されたこと、

そしてその結果、会話、コミュニケーションの面で明らかな変化を遂げられた様子を見ると

食べることができるようになったことも回復の大きな要因の一つなのではないかと思っています。

 

今後は、S様の口腔ケアをしっかり行っていきたいと思います。

見せていただくとプラークも多く、まだまだアプローチの余地があります。

ご本人様は「入れ歯は絶対に嫌です!口腔ケア、よろしくお願いします」

とおっしゃっています。

歯科衛生士を中心に、スタッフ一同でS様の口腔ケア、そして食べることを支え、

サロンに来ていただくことがS様の生活の楽しみになるように

全力を尽くしたいと思います!

 

サロン管理栄養士

柴田 満里子

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。サロン管理栄養士の柴田です。

秋らしい涼しい気候ですね!

季節の変わり目は体調を崩しやすいので

お体を冷やさないよう注意して過ごしていきましょう☆

 

さて、感動体験サロン デイサービスはーと&はあと(以下サロン)の特徴の一つに

「口腔ケアへの取り組み」があります。

口腔ケアってただの歯磨き?と思われる方も多いかもしれませんが

口腔ケアには、大きく分けて二つの意味があります。

一つは、歯磨き、つまりお口の中を清潔に清掃すること。

これは歯だけでなく、歯茎や舌、歯の粘膜などお口の中全体をキレイに保つ事を示します。

もう一つはお口の機能を回復させ、維持・向上させるためのケアです。

お口の機能とは、噛む・飲み込む・話す・笑う...といったお口の働きの事で、

唇、舌、頬の筋肉をスムーズに動かすために行うリハビリの事を示します。

怪我をした時や体が上手に動かせなくなったときにリハビリを行うように、

お口も同様にリハビリを行うのです。

これらの口腔ケアを行うことによって

おいしく食べることができたり、誤嚥性肺炎を予防することができます。

さらに、表情が良くなったり

人に会うことを嫌がったり引きこもりがちだった方が外出できるようになったり、

また認知症や糖尿病、心臓病の予防にもなるのです。

 

まずは、皆さんが口腔ケアの大切さを感じていただき、皆さんの生活に役立てていただきたいと思っています!

最近歯医者さんにいってないな、歯医者に行くほどでもないけど口の中で気になることがある...

という方は、是非一度サロンに足を運んでください☆

サロンでは、歯科医師・歯科衛生士という歯科の専門家がいます。

普段聞けないようなことを気軽に相談できる、そしてお口の中をチェックさせていただき、

今の状態をお伝えすることができます(治療はできません。治療が必要な場合は歯科受診をおすすめします)。

ケアスタッフも専門家からの指導を受けており、スタッフ全員で利用者様のお口の中のケアをさせていただきます!

 

もちろん、栄養・食事面でのご相談も随時受け付けております☆

最近体重が減ってきた、食欲が低下している、塩分の制限をしなければならない...など

お気軽にお申し付けくださいね!

まずは、「一日無料体験」へお申込みください。

 皆様にお会いできるのを楽しみにしています☆

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9月25日に行われた「明日から使える!口腔ケアについて」の勉強会の様子です。

たくさんの方に来ていただきました!

ありがとうございました★

10月の勉強会はお休みになります。

11月は低栄養について、12月は介護保険改正について

の勉強会を開催予定です。

乞うご期待♪

 

感動体験サロン

管理栄養士 柴田満里子

 

 

こんにちは。

サロン管理栄養士の柴田です。

9月になりましたね。サロンがオープンして半年が経過しました。

この半年は、サロンのサービスを確立させるために、

常に手探りで走り続けていました。

半年たった今、スタッフも揃い、ようやくスタートラインに立っているような気がします。

はーと&はあとデイサービス=「感動体験サロン」は、 

「口から食べる」を支援いたします。

今まで食べられなかった食べ物が食べられるようになる、栄養状態が良くなる、血液検査データが良くなる、(低栄養だった方の)体重が増える、表情が豊かになる、ADLが向上する、介護が楽になる...など、期待される結果は数多くあります。

しかし、目に見える結果を出すためには、

ご利用者様が今どのような環境にあって、どのような身体状況、食生活状況、口腔機能の状況にあるのか、

正確に把握し、問題点を明確にする必要があります。

その上で、どのようにアプローチするのかが大切になってくるのです。

 デイサービスはーと&はあとでは、「結果」を形で残すために、新たな体制を整えました!

アセスメント項目を「口腔機能」「身体機能」「認知機能」「低栄養と食生活環境」に分け、

それぞれを歯科衛生士、看護師、管理栄養士がそれぞれの視点の評価を持ち寄り、

総合的に評価、問題点を抽出し、アプローチ方法を決定していきます。

これを1か月、3か月、半年など、ご利用者様に応じて再評価し、

アプローチ方法の見直しを実施していきたいと思います!

始まったばかりなので、まだまだ見直しは必要ですが、

他のデイサービスではできない、細かなアセスメントとケアを行って行きたいと思っております!

「入れ歯が合わなくて硬いものが食べられない」「現在刻み食を食べている」「最近ムセが気になる」など

食べることに不安と不都合を抱えている方は、

是非、デイサービスはーと&はあとにいらしてくださいね☆

まずは、無料体験利用でお待ちしております(^_^)/

【お知らせ】

9/25(水)18:30~19:30に口腔ケアの勉強会を実施いたします。

テーマは『明日から使える!口腔ケアについて』。

講師は、サロンの栩木瑞菜が歯科衛生士が担当いたします☆

ケアマネージャーやヘルパー、訪問看護の皆様、

またご家族様のために口腔ケアを覚えたい!という介護者の皆様、

どなた様でも明日から実践で使える内容になっておりますので

お気軽にご参加ください!

お待ちしております!

 

サロン 管理栄養士 柴田満里子

こんにちは!

サロン生活相談員の柴田です。

朝夕はかなり涼しくなってきましたね!

週末にはまた天気が崩れるそうですが、今の心地よい気温がもう少し続いてほしいです!

 

さて、サロンでは、8/22~8/24まで「サロン夏祭り☆」を開催しました。

スタッフ一同半被を着て、盆踊りの音楽を流してお出迎えです。

夏らしさを演出するために、ご利用者様には「風鈴作り」と「うちわ作り」を手作りしていただきました。

手を使い作業、特に風鈴のような球状のガラスに絵を描くことは、想像力や指先を使う良いリハビリにもなります。

 また縁日の雰囲気を味わっていただくために、ボウリング大会、輪投げ大会、的あて大会を開催しました。

 ご利用者様の上半身と集中力が発揮されました。

IMG_0024.JPG輪投げ.JPG

IMG_0046.JPGIMG_0045.JPG

おやつは「手作りかき氷」と「綿菓子」です。

昔ながらのかき氷機で作るかき氷は、氷の粒が柔らかくて

ご利用者様にとても好評でした!!

  「かき氷を食べたのは何年振りかしら...」と喜ぶご利用者様が多く、

改めて、このようなイベントを開催してよかったと思いました。

気温は涼しくなってきて少しは過ごしやすくなっておりますが、

夏の疲れが出てくるのはこれからです。

「病は気から」といいますので、サロンのご利用者様には

サロンで楽しみ、生きがいをもっていただき、

たくさんの「笑顔」で病気を吹き飛ばしていただきたいと思います★

 

デイサービスはーと&はあと

生活相談員柴田満里子

 

 

 

 

 

こんにちは☆

サロン生活相談員の柴田です。

世の中はお盆休みですね。私も少しお休みをいただいて、ゆっくりと過ごさせていただきました!

 

さて、各地で猛暑が続いています。

熱中症に関する話題もテレビでは絶えません。

犬などのペットも熱中症で倒れるほどだそうです。

サロンのご利用者様にも熱中症にならないように、6月から熱中症予防についてお話しさせていただきました。

先週一週間は栄養講座の一環として

市販のスポーツドリンクや経口補水液を試飲しながらその違いを比べてみたり、

「手作り経口補水液」を塩、砂糖、レモン水から作成して、市販のものと比較して

普段の水分補給について見直す機会にしていただきました。

 

ご利用者様にどんなもので水分補給をしているのか伺うと、

水、お茶、リンゴジュース、ポカリスエット、塩水など、様々でした。

中には、糖尿病ですが100%果汁ジュースは体に良いと思って

ジュースを水分補給として日常的に飲んでいる方もいらっしゃいました。

糖尿病ではなくても、ジュースやスポーツドリンクの飲みすぎは食欲低下や夏バテにつながります。注意が必要です。

 

今回スポーツドリンクの中でも、糖濃度が高い商品と低い商品、そして経口補水液の3種類を用意し、その味と用途の違いをお伝えさせていただきました。

試飲すると、ご利用者様は、糖濃度の高い商品を「甘くておいしい」「飲みやすい」との声が、糖濃度の低い商品は「物足りない」「飲みにくい」、経口補水液は「しょっぱい」「おいしくない」との声が上がりました。

通常のスポーツドリンクは、水に比べて効率よく水分補給ができる組成になっていますが

「甘くておいしい」と感じるスポーツドリンクには、運動時に失われた糖分補給も目的としている場合が多いため、糖分が多くなっている場合が多いです。

激しい運動をしない高齢者にとって、糖分補給を目的とした甘いスポーツドリンクを飲みすぎないよう注意が必要です。

どちらかというと糖濃度が低く「カロリーオフ」と書かれたものの方がよいでしょう。

 

経口補水液は、通常のスポーツドリンクより塩分濃度が高く、脱水時に効率良く水分補給ができる組成で作られています。

下痢、嘔吐、発熱、汗が大量に出たとき、食事が摂れていない時など脱水状態の時に適しています。

経口補水液は、ほかのスポーツドリンクと比較してお値段が割高です。

ですから、手作り経口補水液のレシピを知っておけば、気軽に効率のよい水分補給ができるでしょう☆

今回は、水1Lに塩小さじ1/2、砂糖大さじ4強、レモン水大さじ2 を混ぜて作るタイプと

トマトジュース300g、水700cc、塩小さじ1/2、砂糖大さじ4強、を混ぜて作るタイプの両方を作ってみました!

混ぜて溶かすだけなので、とっても簡単です!

 下痢、嘔吐、発熱や大量の発汗時など、脱水状態の回復、予防に、是非お試しください☆

ただし、特に脱水状態ではない場合は、水やお茶で十分ですので、

経口補水液の飲みすぎにはご注意くださいね!(特に、水分制限、塩分制限がある場合)

デイサービスはーと&はあと

生活相談員 柴田満里子

 

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管理栄養士プロフィール

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