糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

雨の日が続きますね。梅雨と違い、ジメジメ感は少ないですが、嫌なものです。

子供は、「あめ!あめ!」と喜んでいますが・・・。

さて、先日栄養指導にいってきました。

70歳代の女性、3世代で同居しているにぎやかなご家庭です。

糖尿病を指摘され、今回で2回目の栄養指導です。

栄養計算などは大変そうで自信がないとおっしゃっていたため、

①間食量を半分にし、夜間の間食は禁止。

②食事はゆっくりよく噛み、野菜から食べる、主食は最後に。

③主食量は目安量へ変更する。

とお伝えしてましたが・・・。

検査結果は、HbA1cは低下していました。

先生にも、「この調子なら内服なしでもよさそうですね」と褒められたとのこと。

食事療養を続けて、成果が出るのは一番うれしいことです。わたしもうれしい!

但し、体重はなかなか減らないんです、とポツリ。

では、今、測ってみましょうと体重計をだし、乗っていただきました。

わずかに、減少。といったところでした。

運動習慣について伺うと、足が痛み運動はほとんどできていないとのことでした。

生活パターンを伺うと、食事は規則正しく食べていたものの、就寝が深夜1時と遅く、朝も早いため、夕食後どうしても眠くなってしまうとのこと。

就寝がなぜ遅いかというと、大家族ならでは、お風呂の順番が遅く、長年の生活パターンだからとのこと。

食生活の改善はできてきたので、今度は生活パターンを改善してほしい。

ひとまず、夕食後にすぐに寝ることも体重減少できない理由であることをお伝えし

お風呂を夕食後に済ませ、就寝時間を早めるようアドバイスしました。

高齢なこともあり、運動習慣をつくるのは難しいものです。ひとまず、日常生活の中で活動量を増やすようお伝えしお別れしました。

足に負担のかからない運動としてプールが代表的ですが、水着が恥ずかしいと拒否・・・。

何かきっとあるはず、探して提案していきたいです。

管理栄養士 小山祐子

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

毎日暑いですね(××)熱中症にはお気を付け下さいませ。

私達栄養士はクリニックへ栄養指導に行かせて頂いています。今回はご夫婦で指導に来られている方のお話。

初回は4月でした。60代のご夫婦で対象はご主人。健康診断でHbA1c7.0、中性脂肪が332になり、急いで栄養指導に来られました。

ご主人は165cm、体重65kg。太りすぎというわけでもなくご本人様は「そんなに食べていない。間食も外食もほとんどしない。毎日1万歩 歩いている。ビールは毎日飲むけど500ml 1本に抑えている。これをやめろと言われたら死んだ方がまし!」と豪語していました。

そんなに食べていない・・・・。ほとんど外食をしない・・・。何を基準に?つまみは?食事の時間帯は?普段の飲料は?など色々聞いてみました。

まず、時間は朝7時、昼12時、夕食は21時には終わっている。就寝は24時ごろ。

まぁ、仕事もあるのでこの時間帯はいいでしょう。次につまみ。ピーナッツ、あられなど。これを野菜、冷奴に。

ここまでを5月まで継続。次に食事量。そんなに食べていない。というのは曖昧だったので配食を勧めました。そこで5月中旬から週3回。夕食に利用。

6月の栄養指導時には「こんな量やったんか。良く分かった。食べ過ぎていたな」と感心していました。

「物足りないけど頑張ってみる」と仰っていました。奥様も「朝、お腹がすいてるの。こんなの初めて」と仰っていました。

そして、今月、HbAc1が7.0→6.5に。とっても喜んでいました。(^^)

「配食のモデルケースになるんちゃうん。俺。やるやん!次はHbA1c6.0になりたい!」とご本人様大満足。「でも、ビールはやめないよ」と笑っていました。

無理せず、頑張りましょう(^^)次回は9月!楽しみにしています。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

祇園祭りも台風による大雨で残念なお祭りになりましたね・・・折角他府県や海外からこられてる方には天候なので仕方がないとはいえ、気の毒です。

私は日々、在宅への訪問の他、クリニックへの栄養指導にも行ってます。本日も栄養指導にいってきました。

「栄養指導」で指導するというよりは、目の前の方と一緒に、病状(数値)を確認しどうして改善させていくかの

作戦会議だと思ってます。もちろん、私達はプロとしての知識をおりまぜながら進めます。

おひとりおひとり全く違うので、必死に作戦を考えてます。今日のクリニックは専門外来で土曜日の午前診療なので

30歳代~60歳代の働き盛りの男性の患者様がとても多いです。

40歳代、男性、糖尿病、肥満、高血圧、脂質異常(あかん!死の四重奏や~)、夫婦同居。性格温厚。

職業、サラリーマン。仕事はできる感じの方で海外出張が大変多い生活をされています。出張先では、

モーレツに摂取カロリーが上ってしまうとの事です。しかし、今の生活を継続した場合恐ろしい合併症の

事を話したりしています。やる気になってこられてました。先生からの制限指示内容(カロリーや塩分)が頭では

理解していても実際の食事はどんな量?味?となるものです。なので、教材として先生からの指示どおりの栄養コントロール食を体験、実施してもらってます。数値改善するまで継続的に利用される方や勉強のため数回利用の方、

病状や生活環境により様々です。

この男性も、「やります!嫁に受け取ってもらい、勉強します。大食いなので、少ない量の食事が来るだろうし

ショックだけど、それが僕の量ですよね。」と。

そうです。奥様と一緒に勉強していきましょう。

次の指導時血糖値が楽しみですねと目標達成への念押しをしておきました。

管理栄養士は目の前の方がどうしたら、食事療養を継続していけるかを必死のパッチで情熱を注ぐ事が大事だと

思います。情熱は知恵を生み出します。

私もまだまだ腕を磨かないとと日々感じています。

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7/18夕食の栄養コントロール食です。食事療養を継続していく上でとてもとても

優れものの教材です。教材もブラッシュアップさせ療養のお手伝いをしたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

いきなり暑くなりましたね。

でも、台風も心配です。京都は祇園祭でにぎわっていますが、どうなるのでしょうか。

 

さて、今日は、クリニックでの栄養指導のお話。

50歳代、女性、軽度糖尿病。

HbA1cは、いつも、6%まででコントロールできており、前回は5.7%でした。

野菜の食べ方やバランスなどもしっかり守れており、甘い物もしっかりコントロールできている方です。しかし、今回6%に。

色々お話を聞きました。

この方は、ビオラ演奏者。

実は、演奏会のため、今月イタリアに行かれます。その準備等が大変で不眠状態だったようです。イタリアの方は、日本人とは違い、少しルーズなようで、思うように準備が進まなかったようです。そのため、この一ヶ月はストレスフルだったと。

その事が原因かもしれません。

糖尿病とストレスは、関係があり、ストレスを感じてしまうと、血糖を上げるホルモンが分泌され、反対に血糖を下げるインスリンの分泌を抑制してしまいます。そのため、いくら食事や運動療法が完璧でも、ストレスを過度に感じてしまうと血糖コントロールが上手くいきません。

ストレスを趣味や運動などで上手に発散する事が大切です。ストレスで、暴食してしまうと悪循環です。

ということを説明しながら、イタリア滞在中での注意点なども説明しました。

一ヶ月後に帰ってこられるので、お話を聞かせてもらいます。

人は生活する上で、ストレスを全く感じないということは難しいです。

発散方法を自分なりに見つけて欲しいです。

栄養指導では、話を聞くことでストレスを軽減できればと思っています。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

台風多産の年ですね。久しぶりに豪雨の中を遠距離走破で訪問にいってきました。

伏見区にお住まいのTさま(女性、ご主人との夫婦同居)。糖尿歴が長く合併症もお持ちです。

先日検査を受けられた結果が悪く、担当の配送員から、

「中性脂肪値が2000超えていた事が相当ショックで落ち込んでおられ、涙していた。」との報告を聞き相談訪問となりました。

これまでも中性脂肪が基準を大きく超えて150~800の間をうろうろしたことはあったようですが、2000を超えたのは初めてで、担当の先生、看護師、全員からきついダメ出しを受けたようです。

検査結果を拝見したら中性脂肪2330!!!(女性でもこんな数値出るんですね)

現在は毎日の夕食をカロリー調整食1200(1食あたりのカロリー400kcal)で療養中。朝昼の食事はほぼご主人が作られることが多く、Tさまが食べる専門です。

まえから、ボツボツと間食が目立っていたTさまですが、4月中ごろに体調を崩され一か月ほど配食を停止されていました。その期間に食生活が乱れたのでしょうか。夕食後の間食が常態化していました。また、配食を再開された後も、夕食の食事だけでは物足りず、ご主人が作られた料理を1品プラスして食事をされていました。特にポテトサラダやかぼちゃの煮物、マカロニサラダがお好きでよく食べられていたようです。じゃがいも、かぼちゃは芋類で糖質も多いことは長年の糖尿歴もあり理解はされていましたが(もちろんマカロニも穀類です)、ついの1口が増えていたことが発覚。

また

「食べられるなら、30~50g程度(配食の食事を参考にするなら、小さなカップに盛り付けらえる程度の量)までですよ」とお伝えすると、ご主人が

「これにいっぱい分は食べている」ともってこられたお皿は150gは入るぐらいのしっかりとした深皿でした。

「夕食はうちの食事以外食べないでください。夕食後の間食も禁止です!」

Tさまから、「お味噌汁1杯も追加したらダメかしら」というSOSも、

「ダメです。夕食には配食だけ。と決めて食事量を守ってください」と念押し。

数値が高いことでショックを受けておられてますが、ここは厳しく制限をかけます。

「味噌汁1杯で、ものすごく摂りすぎになることはないですが、何かを1品追加で食べるという習慣をやめることを始めないと中性脂肪は下がりません」「これだけ、と決めて食事をするようにしてください」と約束して次回の検査まで療養していただきます。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

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