糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

減量を目的として利用されているY様のお話。

ご本人様は69歳・男性・160cm、体重65kg。体格を見ると肥満体質ではないのですが血糖値、尿酸値が基準を大きく上回っている方です。

配食開始と同時にアルコールは毎日飲んでいたところを週2日程度に。量もビール2本、焼酎2杯から焼酎の水割り1杯に減らされました。

約10か月が経過した現在、当初に比べ、体重も-4kg、尿酸値も8.1→7.0と徐々に効果は表れてきています。

いつも奥様に栄養指導をさせてもらっているのですが、先日「主人が最近間食するようになったの。たぶん、体重が減って、気をよくしていると思う。尿酸値も改善されてきてDrから褒めてもらって気が緩んでるの。でも、あまり制限することばかり言うと機嫌が悪くなるからどうしよう・・」と困っておられました。

間食(DSから帰宅後、チョコレート5粒、クッキー3枚程度)はダメですが、そんなことは皆がわかっています。大好きなアルコールも頑張って制限された方です。あまりきつく言うのはかわいそう。なので『まずは量を減らすか、質を変えては?』と提案。量は減らせないようなので(果物での代用も朝食に摂取したいので無理でした)質を変えることにしました。ドラッグストアなどで購入できる食物繊維を利用した低カロリーお菓子への切り替えを提案。説明してもわからないようなので一緒に買い物に行きました。栄養表示の見方を説明し目安量なども提案しました。奥様は「これは?あれは?これとこれではどっちが良いの?」など沢山質問して下さいました。

時には家から出て実際にお買い物をする栄養指導も楽しく、奥様にも分かりやすかったのかな?と感じました。

その後、奥様に購入されたお菓子の感想を伺うとご本人様は「これなら大丈夫。またダメだと言われると思っていたから嬉しい」と仰っていたようです。

まずは良かった。低カロリーといえども油断はできません。量が増えないか、これからもチェックしますよ!

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

雨が多い今年の春、やっと天気に恵まれた週になってきたと思ったら今度は紫外線対策が必要なぐらいの気温の上昇にやや体調不良です。GWまでなんとか頑張って久しぶりの連休を体調万全でむかえたいと思っています。

さて、今回は、体調を回復するためにもしっかり食べてほしいと思ったW様の相談訪問のお話です。

病院からの退院時にはーと&はあとのことを管理栄養士からお知りになりヘルパーさんを通じてご相談いただいた伏見区在住のW様(70代、男性、独居)です。

訪問した時は玄関まで出てこれず、「空いてるから中まで入って」とこたつで横になられているところで「はじめまして島田天心です」のご挨拶をさせていただきました。

奥さまを早くに亡くされてからは自炊とインスリン治療で血糖管理されてきましたが、不良となり入院され、その時に蛋白質制限の指導も受けて帰ってこられました。

ヘルパーさんは利用されていますが食事のことは自分の好きにしたいとお掃除などをお願いされているだけで、すべて自分で用意されていたようですが、残念ながら上手にはできてません。(不良になるのですから当然ですが)

160cmで45kg。申告よりも小柄に見えるW様。特に頼りとなる親族もおられず。昔からのご友人と月に数回集まってどちらかへ出かけられるのが楽しみのようです。

ご飯も小さいお茶碗に1食、麺類などの頻度も多く塩分などは気を付けておられないようですが、そもそも食事量が少なくて・・・(これでは体が持たないよ)といった食生活です。

毎日1食だけでもしっかり食べてほしいところですが、経済的なこともあり、本人からも「まずはヘルパーさんが来ない間の週3日を利用してみる」といわれ配食療養がスタートです。

訪問後にご担当のヘルパー事業所や地域包括担当の方にお聞きしても、いままで食事のところは本人任せで深く介入できなかったとのこと。配食をきっかけにうまく介入して、粗食を改善していきたいと思います。食べなければ動く馬力もつきませんし、血糖も安定しませんから、とW様にお伝えしています。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

4月ですね~春です!桜です!スタートダッシュの春です。

会社や学校は新たな年です。私は食事療養をサポートする管理栄養士として

今年度もしっかり食事の大切さや具体的な方法をお伝えしていきたいです。

ご相談お待ちしています。

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先日、包括支援センターのケアマネージャーさんから依頼があり訪問してきました。

90歳代、女性、糖尿病、肝疾患、独居、性格温厚。

ご自宅での面談は別居の息子様も同席して頂きました。最近まで、ご入院されていてご退院後でした。

今までは、なんとかご自分で食事を用意されていましたが、退院後、身体が動きにくくしんどい・・・

食事の用意が出来なくなってられ息子様がお店で購入したお弁当などを届けてられました。

糖尿病の方はインスリン自己注射されていますが、ご自分の数値については把握されていませんでした。

息子様も???と。とにかく、糖尿病食を食べたほうがいいとケアマネージャーさんに勧められて・・・・との

事です。次回、病院で数値の確認もお願いしています。

食事の摂取も少なくなってきているようです。食事の重要性をしっかりはなし、お届けするお食事について

話しました。それと、最も重要なのが、お届けしない日のお食事の摂取量や内容です。(お届けする食事は完全に

コントロールされており安心!)

これからヘルパーさんもはいられるようなので、ケアマネージャーさん同様、連携し独居高齢者の在宅での

暮らしを支えたいです。

はーと&はあと管理栄養士 山村豊美

こんにちは。相変わらず寒い日が続いていますね。

今回は糖尿病食をご利用者様のお話です。

昨年10月から週1回夕食にご利用・88歳・女性・独居。長年糖尿病を患い、昨年9月の時点でHbA1c10.2

配食を開始された目的は栄養指導の導入でした。この方は20年近くお一人住まいでダンスに週3回通い、好きな物を好きなだけ食べていたようです。しかし、血液検査の数値がだんだん悪くなるのでケアマネージャーさんが食事の見直しを提案されました。

ご利用後から毎月1回訪問させてもらい栄養指導をさせてもらっています。

その際、ご本人様はもちろん、娘様、お嫁様、お孫様(22歳、女子大生)まで参加されています。

女性ばかりの集団ですので、甘いお菓子の話題に花が咲きます。「ちょっとなら、たまにはいいよね~」といいながらほぼ毎日お饅頭を食べていました。

さらに話を聞いているとどうも、問題はご本人様よりも娘様にあるようでした。

「和菓子なら大丈夫。果物はビタミン補給に必要だからいっぱい食べないと。パンなら間食にならない。牛乳はカルシウム補給だからこれもいっぱい飲まないと」と娘様。いかん。いかん。とまずはご家族様の意識改革から。

もちろん、ビタミン、カルシウムの摂取は必要ですが「量」について説明し、翌月は実施できているか確認。

翌月、娘様は「体重1kg減ったの~」と、とても喜ばれていました。ご本人様より、娘様に響いたようです。いいのか、悪いのか。でも正直、メタボ体型なので一緒に改善出来れば。とひそかに思っています。(ご本人様も1月はHbA1cが9.0になっていました。よかった)

まずは、みんなで食事を見直しましょう!

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

最近は雪がちらほら・・・寒いですね~

食事療養が必要で同様に運動療養も指示がでてらっしゃる方も多いですが、普段ウオーキングを実施しているけど

あまりに寒くて実施できていない(悲)という声を良く聞きます。

先日、糖尿病があり早く食事を開始したいとの依頼がありお伺いしてきました。

90歳代、女性、糖尿病、脂質異常症、高血圧、独居だが日中本人自宅で息子様が自営の仕事されている。

性格、温厚。

息子様からの依頼でした。本人さんのかかりつけ医から呼び出されてしまったとの事です。

今までも、糖尿病はあったけど数値はなんとか維持できていた様子。今回、ヘモグロビンA1Cがなんと

12%台。医師よりこのままだと、入院してインスリンかな、とあっさり言われたらしいです。

でも、高齢だし自宅に帰って自己注射を毎日しっかりできるかが・・・・・と医師も息子さんも不安げだったそうです。

そこで、介護施設に連絡をしてみて、糖尿食とか届けてもらえるところはないか問い合わせて頂き、

はーと&はあとの名前を知ってくださりご連絡いただけたということです。

本人さんは、こんなに血糖値が高くても(正常値の倍以上ある)けろっと、元気で、痛くもかゆくもないし(笑)と。

さすがに、医師に呼び出された息子さんは危機感を持ってられ、なんとか栄養士さんから、母を脅かしてくださいと。

お任せください!このままだと、どうなるかと、今後の生活について、がんがん話しました。

が、いつも話す前に本人さんの事を聞きます。今、どんな生活をされているのか?どんな食事なのか?

楽しみな事は?それと、いままでの職業を聞いたりします☆これを聞くと、けっこう、火がつき止らず

昔話しに花が咲く感じの方は多いですが・・・この女性は30年間、ゴルフ場のキャディーさんを

されていました。今みたいにカートはなく、すべてしっかり荷物も持ち、歩いていたとの事。

その頃はかなりの消費カロリーが想定されます。

で、今はなんと自宅の前に、コンビ二があります。食事のほとんどすべてをそのお店にお任せ(苦笑)

いつも揚げ物のお弁当を購入、野菜は全然摂取できていない様子。それに加え、まんじゅうやケーキを常に購入。

私:あきまへん(笑)

本人さん:そうすですか、あきまへんのやね、美味しいねん、見たらこうてしまう(笑、しょんぼり)

私:ほんまに、あきまへん(笑)

息子さん:そうですやんね~もっと、もっと、もっと、言うたってくださ~い(声・大)

色んな商品について、かけ合いが続きました。

いっぱい改善点はありますが、まず、出来そうといわれたのが、毎日夕食、栄養コントロール食を

食べて頂く事です。合わせてコンビ二での毎日の買い物の内容を変更して頂くことになりました。

次回の血液検査の結果を教えてもらうことになっています。

とにかく一緒に血糖値を下げるようがんばりましょう!と目標も色々定まりました。

現在のADL・QOLを落とさずなんとか在宅で生活できるよう支えたいです。

90歳代で高齢ですが、よく話され、頭もよく元気です☆2/2のこの女性のカロリー調整食です。

息子様に連絡すると、なんとか食事は摂取できているという事です!

サポート頑張ります☆

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はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美