糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

あんなに寒かったのを忘れそうに暖かいですね。早くも花粉に苦しめられてます。

でも、春です!スタートダッシュの春です(笑)

先日、食事療養サポートサービス希望の女性の自宅に訪問してきました。

60歳代後半、女性、糖尿病(ヘモグロビンA1C10%)、独居、性格社交的、心配症。

女性の依頼は糖尿病の数値が高くなってきたので、心配なのでお電話くださいました。

心配な割りにはご自身の病気のステージがどこにいるかがわかってられない様子。

ヘモグロビンA1Cがかなり高いのですが、心配だが危機感はないという事です。

こんこんと糖尿病を語り、このままだとどうなるかをお話ししました。

そんな事になるなんて信じられない様子。悪化していても自覚症状があまりなくどんどん進行していく

厄介な病気が糖尿病です。食欲も気力も落ちません。本人様も元気だしたいしたことないと思っている方がすごく多いのが現状です。

いつもは、「今日会えたのでよかった」と言ってもらえ嬉しく思ってるのですが、この女性のように

私から、「今日会えてよかった!」と言う事もよくあります。

食事療養をスタートしてもらいなんとか、この女性の数値改善をしたいです。

こんなに人がいる中、何かの縁で出会えたのです。

一つ一つの出会いがとても新鮮で緊張感があり、何とかしたい気持ちを奮いたてます。

 

 はーと&はあと管理栄養士  山村豊美

 

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
先日、久しぶりに主人の実家へ行ったところ、
1年半前から糖尿病と診断された母より相談されました。
現在は、服薬なして血糖コントロールを継続しています。

数値を聞くと、「HbA1c5.9でそこそこ良好と医師から言われたけど、
中性脂肪が300mg/dlくらいあって・・・。どうしたらいい?」と。

中性脂肪の基準値は30~150mg/dl。
今まで検査していたのは、HbA1cと血糖値だけだったようで、中性脂肪は検査していなかったとのこと、
今回、一般的な項目を全て検査依頼したことで発覚したようです。
気をつけていたのに・・・とショックを受けていました。

本人は、「コロッケをよく食べてたからかなあ」・・・と。

もちろん、揚げ物も食べすぎてはいけませんが、
他にも原因があります。
夕食の時間は遅くないか?
夕食に果物やお菓子、炭水化物をたべすぎていないか?
日々の活動量は少なくないか?
等にも注意が必要です。

食生活は、やはり夕食を重点的に食べており、
果物も、家族が揃う夕食後に食べている。
寒いこともあり、じっとしていることが多い・・・などなど。

現在は、血糖コントロールのために食べる順番(野菜から先)に気をつけていましたが、
今後は、「食べる時間帯」も意識してもらうようにしました。

食事療養は、継続することに意義があります。
はーとをご利用していただいているお客様も、
「継続は力なり」です。
家族はいつだって「長生きしてほしい」とおもっています。

今後は、もっと食事療養を無理なく継続できる提案力を身に付けたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは、京都管理栄養士松政です。

立春も過ぎましたが、まだまだ寒いです。
さて、先日クリニックに来られた患者様のお話。

40歳代、男性、糖尿病。
無呼吸症候群で治療も受けておられます。
健診で毎年引っかかっていたが、ほっておき、今回、健診先の先生に「このままほっておいたら死ぬよ!」と言われ受診。
そんだけ悪いんだし、直ぐに薬を出されるんだろうなと思っていたと。
しかし、まずは食事療養だけでスタート。
内心「大丈夫かな!?」と思いながら、栄養指導を受けられました。

お仕事の都合上、夜勤があり、外食や買って食べることが多い方です。
それでも野菜を買える時は野菜を買い、野菜から食べるように。
外食時には揚げ物はやめ、野菜炒めや野菜の付いた定食を選ぶ。
寝る前に食べていた好きなチョコは、とりあえずやめてみるなどを実行してもらいました。
するとHbA1cが10%→9%→8%→7%と下がってきました。

初めは半信半疑だった食事療養で効果が出たため、バスで通っていた会社も自転車に変えたりと体を動かすことにも取り組んでの成果です。

そして、先日、会社の健診を受けた時に、看護師さんに呼び止められ、疑われたそうです。
「○○さん、ちゃんと尿検査しましたか?出し直してもらえますか。」と。
「なぜですか?」と聞き直すと。
「毎年、尿糖が+4も出ていたでしょ。今回-だし、おかしいでしょ。」と。

自信を持って
「ちゃんと尿を提出しました。治療もしてますし!」と応えたそうです。
すると看護師さんが「薬飲んでるの?」と。
「いいえ、食事と運動だけですけど」と。
ビックリされている看護師さんを見て、嬉しくなって、もっと頑張ろうと思えたそうです。

仕事で外食が多くなったり、夕食が遅くなったり、出張が多くなったりとどうしても食事が不規則になられる方は多いです。
それを理由に「できないです!」と言う方もいるのですが、反対にそういう状態でもちゃんと管理されて頑張っておられる方も多いです。

どんな状況、生活環境でも実践できる食事療養を提案していきたいです。

はーと&はあと管理栄養士松政千佳子

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

今年もあとわずか、毎年大変な1年を送っておりますが
皆様にとってはよい1年だったでしょうか。
僕個人としては同じところで足踏みをして
なかなか前進できなかった1年だったのではないかと反省です。

さて、自分にとってはそんな1年でも利用者さまにとっては
よい年末年始をお過ごしいただきたいと思い
年内最後の引き締め相談サポートを実施中です。

12月の相談の話題は例年かわらず
「年末年始の食べ過ぎ・飲みすぎ注意です」
ご年配の方で飲みすぎはあまりいらっしゃいませんが
痛風患者さまや男性の方は要注意です。

そして皆さんが一番気になるポイントは
「おもちは何個まで食べたらいいのか?」です。
しかし、皆さんすでに1回の量はご存知で
「小さいのだったら2個までよね」
「先生からのお持ちは元旦だけ食べるようにいわれているの」
「おいしいから食事とは別に食べてしまうからいけないのよね」
(そのとおりです。、正月にかかせないお餅も血糖管理の点からみれば
要注意食材です。)
と、目安量や食べてはいけない食べ方などは周知の事実
でも、食べてしまうのがお餅の魔力というか魅力なのでしょう。
お餅も穀類。ご飯の代わりにおかずと一緒に食べてもらうことで
食後の血糖上昇を抑えてもらいながら
間に2個3個とパクパク食べてしまうのを自粛してほしいものです。

あるデータによれば、血糖管理が良好な糖尿病患者でも
年末年始を挟むとHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が
0.5%は上昇するといわれるぐらい、血糖管理(広くは健康管理)には
一番気をつけないといけない時期。

乱れすぎないよう、事前準備、心の準備を整えて
皆様がよい新年を迎えられますようお祈り申し上げます。

H24年最後のブログ


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
今年最後のブログです。
今年も本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末、私の担当している方で入院される方が多いです。
検査入院や少し体調を崩してなどの理由ですが、年明けには元気になられてお戻りになることをお待ちしております。

さて、先日訪問した利用者様。
「ついつい食べ過ぎたことを反省されている方がいるので相談に乗ってもらいたい」と地域包括のケアマネージャー様から連絡がありました。

実は数年前にご利用いただいたことがありました。
ご本人様は「そうだったかな!?」と覚えておられなかったのですが、私は、家に行くと直ぐに思い出しました。
80歳代、女性、糖尿病。
現在ご主人様が入院中のため、お一人暮らし。

どうも半年前にご主人様が入院されてから、血糖コントロールが乱れだしたようです。朝が遅めになり、昼は簡単に済ませたり、抜いたり。
そのためか間食は増える。そして、夜も野菜不足。
また果物が大好き。訪問時もけっこう大きなカゴに果物が沢山入っていました。
そう、この時期に果物の摂取量が増える方多いです。
一日量を説明しました。この方は、一回に三日分は食べていました。
色々と自分の食事が乱れていることは反省されていたので、どういう所に注意すると良いかを説明して帰りました。
この方は野菜を食べること、果物の量を守ること、3食の時間も守ることです。
しかし、スタートして一週間後にお電話で様子を伺うと、ちょっと物足りないから自分で作ったおかずを足していると。
はーとの食事は一回の食事の目安量になっているため、この量を目安に満足できるようにしていきましょうとお伝えしました。
果物の量もまだまだ一回量が多いので、引き続き声掛けしていきます。
今までの量が多かった方や自分に合った量が分からなかった方にとっては、直ぐに慣れないかもしれませんが、自分に合った量や味付けを知ることは、とても大切です。
はーとの食事をその目安量に使ってみてください。

食べすぎには注意して、よいお年をお過ごしください!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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