高血圧・心疾患の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

あんなに暑かったのが嘘のようです。

寒すぎます(悲)急激な気温の低さ、皆様気をつけてください。

 

先日、ケアマネージャーさんと一緒に利用者様宅に栄養相談訪問に行ってきました。

70歳代、男性、心疾患(塩分制限有り)、心臓ペースメーカー植込、

独居、目が不自由、性格温厚。

当社の栄養コントロール食は毎日昼食、夕食お届けしているので安心なのですが

朝食や生活面のアドバイスをして欲しいと本人、ケアマネージャーさんの依頼でした。

この男性は私が、京都から北摂に転勤となり、初めて担当となった茨木市在住の利用者様です。

新規でご依頼時、病院にお伺いした事を最近の事のように覚えてます。

その時は「塩分制限しなさい、水分制限しなさいと病院から指示は出ていたものの、

全くやる気はない様子でした。ところが、1年8ヶ月程、塩分制限食を継続され、

「食事制限の重要性がものすごくわかった。本当に良かった。教えてくれてありがとう」と言っていただけ、

ケアマネージャーさんも私も大変嬉しい気持ちになりました。

不安がってられた朝食の事や水分制限のお話をしっかりしました。ケアマネージャーさんとヘルパーさんと連携し対策を立てました。

なんとか在宅での生活を安定できているのですが、冬場(寒くて症状が悪化するので)は

施設に入られることになっています。

日程も決まりました。

在宅に戻ってこられるのは来年の5月頃の予定です。本人様は本当に寂しそうでした。

「家がいいよ・・・皆に世話になって生活しないといけないけど、本当に助けてもらって生活できている・・・元気に戻ってきたいな・・・家が生きる基本だしね・・・」

ちょっと涙ぐんでられ、その言葉と姿を見ると、こっちが泣きそうになってしまいますが、

そこはぐっとこらえ・・・

絶対、身体能力が落ちないよう施設で生活して、もちろん無理せずがんばってね!と

ケアマネージャーさんと励ましました。

後日、担当者会議も開かれ、参加しました。

訪問看護の看護師さんも、加わり「在宅で関わらせていただいているもの皆で待ってますから。

戻ってからもこのメンバーで担当させていただきます!」と。

独居で暮らされている方を何とか、皆の連携で支えたいです。

皆、口を揃えて、当然ですが、「家がいい」とおっしゃいます。

在宅での暮らしのサポーターとしてまだまだお役に立ちたいと強く思います。

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先日、友人が『厄除け』のお守りくみひもを買って持ってきてくれました。

友人とは、小学生からのつきあいです(笑)今は、お互い子持ちの仕事を持つ

母ですが、自分達の子供の頃の話しをするととっても懐かしく楽しい気持ちになりますね~

しかも、鮮明に覚えてる事も多いです。

これって歳???

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

遅くなりましたが、楽天イーグルス優勝おめでとうございます!

マー君で負けた時は星野監督の心労をお察ししましたが、見事巨人に競り勝っての優勝!本当におめでとうございます。(できれば阪神監督時代にも勝って欲しかったけどね・・・)

 さて、今日はそんな勝手な優勝ムードの中、お伺いしたY様(80代女性)のお話です。

学友時代のH様からはーと&はあとのことをお知りになられたとのことで、新規相談訪問になりました。

Y様より

「病院の検査で尿たんぱくが出たのが心配で(実は三か月前の検査でも尿たんぱくが+だったけど特に食事には気を付けてなかった)、腎臓病からの透析が心配になり食事を気を付けないと思って。Hさんも毎日とっていると聞いたし」とお電話いただいた経緯を教えていただきました。

しかし手元には、1月にされた検査結果しかなく(その時の検査では腎臓の数値は正常で問題なし)腎臓がどの程度弱られているのかはわかりませんでした。ただ心疾患をお持ちで足のむくみなども見られたことから塩分制限は必要であることをお伝えし、さらに夏から3kgぐらい体重が減っているとの申告もあり、たんぱく質源の摂取を心がけていただくことをお伝えしました。

昼は外出が多いとのことで、毎日の夕食だけ塩分調整食をご利用いただくことに。

ただ、ここ半年間で腎臓の数値が上がっている可能性も考え、先生に食事内容の確認をお願いしました。訪問日の翌日午前中にかかりつけ医の先生に診察を受けにいかれるとお聞きしたので、通院で相談されることを依頼。その結果を改めて翌日お電話で確認したところ、先生から塩分調整でOKとのことで食種決定の流れとなりました。

その日先生からいただいた検査結果も後日配送員さん経由で提出いただき腎臓の数値はやはり基準内で問題ありませんでした。

Y様にも透析の心配はないことをお伝えし、当面は食事バランスと塩分に注意をしてもらうよう療養のポイントをお伝えしております。

寒くなると塩分の多い食事が増えがちですし、僕たち自身も注意が必要ですね。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター 小山です。

日に日に気温も上昇し、確実に夏に近づいています。

さて、先日、2006年から健康バランス食をご利用していただいているお客様よりお電話がありました。

「この間、受診したら、医師から高血圧症だと診断された。減塩するように言われた。さらに、体重も増加して・・・ 。」と。

担当の栄養士が不在であったため、当社でご用意できる御食事をご案内させていただきました。

「自分では、なかなかコントロールできないし。試してみるわ」とおっしゃって頂きました。

その後、担当栄養士からの栄養相談が入り、食事は順調に食べれている御様子。

提案した御食事にも慣れ、減塩もできている御様子でした。

さらに、配送スタッフへ、「栄養コントロール食を利用し始めてから、何故か体の調子がよくなった」とおっしゃっていただいています。

 

長年、当社の御食事をご利用されている方だと、ご利用当初は問題のなかった体の変化もみられるようになり、

食生活に不安を感じられる場面が少なからず出てきます。

そんなときに、頼りになる存在でありたいです。

 

はーと&はあと管理栄養士 小山 祐子

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

先日、ご利用者様の家族から
「1ヶ月ほど食べているが、母親が塩辛いと言っているのでもう少し薄味の食事はないか?」とお電話がありました。

現在食べていただいているのは、カロリー調整食で1食あたり塩分3g以下の御食事です。
ご利用当初は、糖尿病とのことで、カロリー調整だけだと伺っていた様子ですが、実は塩分も控えめにと言われていたようですが、当初は伺っていませんでした。

当社でご用意できる塩分調整食は1食あたり2.5g以下と2.0g以下。
と、ここで、「塩分1g違うとなると、味の差はどの程度あるのですか?」と質問がありました。
説明の経験がない質問でしたので、食事全体でどれほどの差があるかときかれると…。
正直、回答に躓いてしまいましたっっ。

今回は、漬物を具体例にして塩分含有量をお伝えしましたが、いまいち伝わりませんでした…(涙)。


そこで、今後のためにももっと伝わりやすい例えを自分なりに考えてみました。
塩分を含む代表料理の漬物のグラム数よりも、
塩分1gを含む調味料でどのくらいかを伝えるともっとイメージしやすかったのかも、と反省。
塩分相当量は以下の通りです。ご参考までに。

塩 小さじ1/6
醤油 小さじ1
減塩醤油 小さじ2
ぽん酢 小さじ2
甘味噌 大さじ1
辛味噌 小さじ2
マヨネーズ 大さじ2・小さじ2
ケチャップ 大さじ2

料理に使う調味料も分量で塩分含有量を知っていれば、自分が控えるべき分量を想像しやすいですね。

瓶から、ドボドボっと調味料をかけている方、
一度計量スプーンで測ってみて欲しいと思います。

おのずと身につくはずです!!


先日、友人と久々に『創作和食』を味わってきました☆
この歳になると、量がたくさんあるより、
いろんな料理を少しずつ・・・に惹かれます(笑)。
外食すると、決まって喉に塩気が残ってしまうのですが、
このお店は、調味料もムダに使っていなく、喉の違和感なくいただけた御食事でした☆

はーと&はあと 管理栄養士 小山 祐子

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

秋になり、夜が涼しくなってきました。
秋は読書の秋でしょうか。そう思いながらも
夏前から読みかけている「図書館戦争」がまだ読破できず
前に進めていません。それなのにまた新しい本を買って
未読の本の山ができている本達とそろそろ格闘しようと思う夜長です。

さて、先日、塩分調整食をご利用いただている方から
実践語録を頂戴しました。

血管疾患の療養のため塩分調整食をご利用いただている方は多いですが
塩分管理の療養を継続されるための目標設定には難儀します。

糖尿病なら血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
脂質異常症ならコレステロールや中性脂肪
腎臓病ならクレアチニンなどその療養の安定度を測る指標がありますが
血管疾患の方は主に血圧管理と水分管理ぐらいで
先生からも特別こうしなさいという指示がでないこともままあります。
さらに、最近はいい降圧剤が多いのか塩分管理を指導されたかたも
血圧は130ぐらいと特段高いこともなく、安定されていることが
多く、血圧は安定しているから大丈夫なのに
塩分は抑えて、こんな薄い味の食事を食べないといけないの?と
不満を持たれている方もおられます。


塩分管理が必要な方には、まず1日に摂取量を守れるよう
味の濃い料理や塩蔵品を控えてもらい
塩分を多く含む食品や調理もポイントなどを伝えますが
実際どの程度塩分をとられているかは正確には把握しきれません。
「配食の味に慣れてもらう」ことからスタートされる方も多いです。

そんななか、長年塩分調整食をご利用の方に定期相談に伺ったところ
はーと&はあとのお食事は週1回ご利用の方から
「週1回だけど、薄味の食事を持ってきてくれるので参考になり
 助かっている。やはり基準の味付けがないと不安にあるので
 ありがたい」とおっしゃっていただき、
また、週2回だけご利用の方からは
「血圧が安定しているので気が緩み、つい味の濃い食事にしてしまう。
 配食の味との違いに気づき、薄味にしないとと反省して
 自宅でも薄味になるよう注意している。」との声いただきました。

配食のお食事だけに頼るのではなく、自宅で療養してもらうための
ツールとして配食を利用されている、このような方々の実際の声は
担当管理栄養士としては勇気をもらいます。
(ああ、ちゃんと自分でブレを修正されていているなあ)と感じ
自己修正ができる食事療養をサポートできるよう
同じ塩分制限でお困りの方には、この語録を伝えていこうと思います。

はーとはあと 管理栄養士 島田天心

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