山村豊美のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
食欲の秋ですね☆サラダちらし寿司を作りました。
作り方はヘルシーブログで紹介してま~す♪♪

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少し前に訪問看護の看護士さんからの依頼で、配食が必要な(本人は嫌がってられると
いう事)男性のご自宅へ訪問してきました。

70歳代、男性、低栄養、奥様と二人暮らし。奥様は認知症が進んでこられてました。
元々、奥様は食事作りも苦手で現在、食事はご飯に鮭フレークをかけて食べるという生活。
本人様の性格、気性は怒りっぽく常に、奥様を怒鳴ってらっしゃいます。
玄関先にはビールの空き缶が山積みになってました。
お伺いした時ももちろん、飲んでらっしゃいました。
担当のケアマネージャー様もいらっしゃるのですが、全くいうことを聞かれず、ほとほと困ってられる様子(よく知ってるケアマネさんでした)
今回、訪問看護のベテラン看護士さんが一緒にきていただき、
本人様に「とにかくこのままだと、栄養不足で倒れるから、食事を届けてもらって、絶対食べて!!!」と
半強制でなんとか本人様、ビールを飲みながら渋々承諾(苦笑)

面談を終え、自宅外に出て看護士さんと話をしました。
「もう14時半なのね~。お昼まだ食べてないわ~。また、次の訪問に急いでいかないと・・・」
と、お昼も食べず、この男性の自宅へ汗ブルブルかいて自転車できてくださいました。
「低栄養だし、絶対継続して欲しいけど、わがまま・気ままだし続かなかったらごめんね」
「こんな人(男性)だけど、何とかしたいのよ!」と。
なんだか、その一言ですべて完結です。
ネットワークの中で一緒に仕事をさせて頂いていて、
多くの「何とかしたい」に出会ってます。

私も「食」を通じて「何とかしたい」を「何とかなった」と結果を出したいです。
ちなみにこの男性は、食事は継続しています。
看護士さんの熱い気持ちだと思います。

はーと&はあとに初めてお電話頂くときは、ちょっと困ってられる場合、大変困ってられる場合、半信半疑な時等、様々ですが、「何とかしたい」という気持ちでいっぱいですのでご相談お待ちしております。

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10/18日曜日にマキノ健康栗マラソンに友人達と参加してきました☆写真は参加賞の栗とTシャツです。よい天気でとても気持ち良かったです。走ると頭の中がすっきりします。
翌日は筋肉痛で動きが鈍かったですが・・・
また、がんばって走ろーと練習不足のアラフォー仲間達は誓うのでした(笑)

                   はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
ようやく秋らしくなってきましたね~♪

今日(10/6)めでぃはあとの配食を利用したいという方のご自宅へ訪問してきました。

50歳代、女性、リウマチ、ご主人と二人暮らし。会社経営。性格、温厚。
お若いですが、リウマチを8年くらい前から患ってられ、重いものが持てず料理も
作りづらくなっておられ、自宅から最寄の包括支援センターへ相談にいかれました。
最初は配食利用は考えてられなく、介護保険の申請をされたのですが
認定とはならず困られていたようです。
一週間に何回かヘルパーさんに入ってもらい食事の支度をしてもらうのが希望でした。が、ケアマネージャーさんが提案として配食を勧めていただき、試食後利用となりました。
いろいろな事例やサービス内容、ケアマネージャーさんとの関わり、相談員の役割など
しっかり伝えました。会社経営もされているので、社会的なアンテナの張り方がやはり
鋭いです。それと、私が主婦であることにすごく安心していただけ、食事の支度の大変さを共感してました。(おまけに私の年齢までドンピシャであてられ、タジタジです。もっとしっかり小じわをかくさないといけないようです・・・)
重いものが持てないので買い物は別居の娘さんと一緒に行き、大量に購入するそうです。
仕事をされていて外出も多いので、必要な日をお電話いただき利用していただくこと
になってます。

身体状況やライフスタイルに合わせてご利用方法は様々です。食事制限はなくても、食事の支度が困難な方も多々いらっしゃいます。
なんとか、快適で楽しい生活が送っていただけるようサポートさせて頂きたいです。
今日の女性のように、アンテナを張り巡らせがんばります☆

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写真は今日(10/6・夕食)の健康バランス食です。
メニューは海老と里芋の団子の炊き合わせ、やきそば、空豆の塩茹で、きゅうりと生姜の酢の物、米飯です。642KCAL、たんぱく質22.2g、塩分3.2g。


                   はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
シルバーウィークも終わり、もう10月になりますね☆食欲の秋、スポーツの秋です。
お恥ずかしながら、体重増加しているのでスポーツの秋になるよう気合いを入れてがんばります♪
シルバーウィークは、タレントの森脇健二さんと鴨川を一緒に走ろう!というイベントに友人と参加したり、海に魚釣りにいったり、娘と卓球をしたりずっと出掛けてました。
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写真は釣りにいった舞鶴です。朝、4時頃おきて弁当作りました。
デザートのフルーツははーと目利き商品のなしとぶどうです。
釣りの成果は豆あじが40尾くらい、キス5匹、いわし10尾。9歳の娘が豆あじを釣るのに
必死になってました(笑)

休み明けの今日(9/24)新規で配食を利用したいという方のご自宅に訪問してきました。
ご担当のケアマネージャーさんからのご紹介でした。
70歳、女性、認知症、血圧少し高めだが特に制限はなし。要介護度Ⅰ。
息子様と同居。息子様は夜勤の仕事のため、夜間独居。
面談時は本人様はデイサービスにいっておられ不在で息子様とお話しました。
現在の食生活は息子様が仕事帰りに自分の好きなものをお母様の分も購入されています。
24時間開いている同じお店のお弁当を買ってられます。
野菜は嫌いなので、買わないということ。
母親にとってこの食生活はダメなんだろーなと分かってはいるけど、生活上どうしようもないと思い続けていたが、ケアマネージャーさんからはーとの存在を紹介され利用したいと思われたそうです。
本人様は認知症が進んできていて、今の一番の心配事は火の元だそうです。深刻です。
なので、息子様としては、もうお母様には調理して欲しくなく、はーと配食をできるだけ
利用して栄養的にもバランスよく摂取して欲しいという事でした。が、
息子様が
「母親のプライドも大切にしたいから、最初週一回から利用を始めて、なんとか頻度を上げていきたいのです・・・」と。
もちろんです。急にすべての食事を配食にしてしまったりすると、私はまだ料理ぐらいできるのよ!食事なんて持ってこないで!という強い拒否反応がでます。
なので、様子をみながら利用をしていただいてます。
いくらご家族の希望でも食べて頂くのは本人様なので、納得していただき配食サービスに馴染んでいただく事に注力しています。
もちろん、メニューや味も大切です。そして、配送員や私達の関わりや声かけこそが重要なことが多いなとよく感じています。
ご家族の介護負担の軽減もはーと&はあとの役割です。
息子様が最後に「わしも利用しようかなー、食事大事なんやね・・・」
週に何回かでも、バランスのよい食事の摂取をおすすめしてきました☆

                はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
9月初旬、第56回日本栄養改善学会学術総会に参加しました。
はーと&はあとも発表(大都管理栄養士)してきましたよ♪
なんと学会開催地は北海道でした。

写真は家族への北海道土産です。たらばがに、札幌ラーメン、まりものキーホルダー、じゃがポックル、じゃがいもととうもろこしと北一ガラスのぞうさんマドラーです。写真にはないですが(もう食べちゃいました)いくらしょうゆ漬けとかに味噌も買って帰りました。どれも、うまっっ☆☆


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今日(9/8)、新規で配食を利用したいという方のご自宅へ訪問してきました。
主に別居の娘様とお話してきました。よくあるパターンです。本人様は娘様に任せた、という感じです。

70歳代、男性、糖尿性腎症、脳梗塞、糖尿による白内障、インスリン自己注射、糖尿病歴40年位、独居、性格、一見温厚そうだが、職人だったためかなり頑固。
病院から退院されたばかりでした。

今回の入院は糖尿病高血糖昏睡でした。血糖値は700mg/dl まで上がったそうです。
なんとか血糖値は安定し無事退院できることになったのですが、退院直前に腎機能が急に悪化。
たんぱく制限、塩分制限の指示が主治医から出ました。
娘様が「そんなん作れるわけないし、こんな昼ごはんですから・・・」と。
ちょうど、お昼ご飯を食べられた後に訪問したため、テーブルに残ってました。
ご飯、うなぎ1尾、さんま1匹、とうふ一1丁。(あかん!これでは絶対病状悪化する・・・)
すべて食べてはおられず残してられましたが・・・。
全く野菜はなく、たんぱく制限が出ているにも関わらずたんぱく質だらけの偏った食事でした。
野菜は普段からほとんど食べないとの事でした。
珍しくありません。
病状が深刻でも在宅では病識が薄い方や、今までの食習慣でこうなってしまうのです。
もちろん、今まで病院で栄養指導も受けてられます。
在宅に携わっていると本当の生活を目の当たりにできます。
「暮らしぶり」を知った上でお話していきます。
コンコンと食事の重要性を語り解ってもらうようにする時と今日の男性のように、このままこの生活をするとどうなるのか?を話し、とにかく難しいことを抜きにして、私を信じて、お届けするお食事をしっかり食べてもらうことに集中してお話します。
納得いただき、毎日、昼食、夕食お届けすることになりました。
娘様もホッと胸をなでおろしてられました。

毎日、配達員がお会いし安否確認をさせて頂けることをつたえると
娘様は安堵感でいっぱいだったようです。
高血糖昏睡や低血糖で救急車で病院にいかれているので・・・

本人様に病院の先生からの指示どおりの適切なお食事をお届けし、重篤な合併症を絶対避けたいです。
それが、お仕事です☆


                はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
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8/30(日)琵琶湖岸でのマラソン10KMに参加してきました。2,775名の参加でした。
しんどかったですが、走り終えた時はすごく気持ちいいです。
今日は残念ながら、筋肉痛で~す。写真は参加賞の琵琶湖Tシャツとぶどうです☆

私は、在宅配食サービスに携わってちょうど10年程たちます。
はーと&はあとに入社して7年になるのですがその前に他社で在宅の配食サービスに出会いました。
当時、管理栄養士として仕事を探していて、友人から管理栄養士の募集がでているで~と募集案内を渡されました。
募集内容は糖尿病食等に興味のある方(作れる方)、病院勤務経験者優遇とありました。(はーと&はあとではありません。前職です)
面接をクリアでき採用となりました。が、なんと、人事の方から
「仕事は在宅の配食サービス(食事療養の宅配)で他社を適当にリサーチして立ち上げてください!よろしく!」と言われました。いまだにその光景は忘れられません(笑)
は?在宅?配食?誰がやんの?私?え?立ち上げる???
「早急に東京から営業スタッフを数名呼びますから・・・」と事務所に電話1個だけ置かれた状態でした。電話1個置かれただけでなんのノウハウもなく・・・当時、よくわからなかったですが、何故か集まったスタッフも良かったのか皆が我を忘れ、在宅配食サービスを立ち上げることとなりました。

そして、何らかの理由で食事に困っている人といっぱいいっぱい出会うこととなりました。
正直、在宅に触れたことがなかった私ですが一瞬にして電気が走ったのごとく身震いしました。
こんなに困っている人がいるということ、教えて欲しい人がいる事、導いて欲しい人がいるという事、とにかくいくとこいくとこで、頼りにされました。
当時、相談業務にそんなに経験もなかったのですが、今までの人生(仕事)の経験をすべて出した(笑)我流なのでしたが、何故か不安もなく、やたら「楽しい!」と思えました。どういうことで困ってられるのかをとにかく「聴く」事に徹しました。聴いて聴いて、少しだけ意見をいう・・・ということを繰り返していくうちに、お一人お一人のポイントとなる事を踏まえ、どうされるのかがベストなのか、わかるようになってきました(身についてきました。まだまだ、修行中ですが・・・)

その後、その会社は退社したのですが縁あってはーと&はあとでお仕事ができることになりました。今では、相談業務は趣味のごとくめちゃめちゃ楽しく思えます。
以前手探りながらやった事が役にたっていると思ってます。
仕事をしている中で大変な事がほとんどなのですが、やはり「少しでもお役に立てた瞬間」「頼られた瞬間」は何とも言えない満足感で満たされます。が、大事なのは自己満足ではなく結果をだせることが目標となります。疾病を悪化させない事や、低栄養を防ぐ事。安心をして頂く事。
食事をたくさん注文していただく事では全くありません。
私の目標は常に「もう一度会いたい人、もっと話しがしたい人」になる事です。

10年前にその求人情報を知らせてくれた友人に感謝です☆
私に在宅配食サービスを出会わせてくれたのですから・・・
在宅での関わりは本当に奥が深く、やりがいがあります♪
身体を鍛えてがんばろーと走りながら思いました。

                はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

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