山村豊美のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃはぁと京都の山村です。

最近、私の友人達はいろいろと賑やかです☆
スポーツジム通いだした友人(いいなー)、再婚をした友人(おっと、パワフル!)ご主人の転勤でブラジルに引越した友人(さみし~)彼氏ができて浮かれている友人(はあ~~~?私と同じくaround40)
私は・・・相変わらず、仕事と主婦業に慌しく過ごしています。加齢の速度が速く、まいってます。

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写真は休日に鯛のあら炊きを作っている時に、娘に今夜のデザートを作ろうとせがまれ、バナナクレープ・メロン添えを娘中心に作りました。夕食後、アイスクリームも添えて食べました♪カロリーオーバー!!!

先日、新規でご利用希望の方のご自宅へ訪問させていただきました。
60歳代、男性、独居、喉頭がん手術後、性格 几帳面。少し気難しそう。
手術の時に、医師から宣告されたのが「声帯を残す」か「口から食事を摂取する事を諦めるか」
と厳しいものでした。男性はしゃべれなくなる事は嫌と決意され、声帯を残した手術をされ
食事は摂取できないため、胃ろうを造設。
ところが、めきめき身体が弱っていき、動けない状態になられたそうです。
途中で面談に加わっていただいた妹様が「食事って本当に大切よね~兄を見ていて
つくづく思う。栄養は身体に入れても、「食べる」という行為をしないと・・・」
再手術をされ、声帯を諦められました。その代わり食事を摂取できるようになられめきめき
元気になられたようです。それでも、思うようには動けないため、在宅での生活なので
「こんなはずじゃないのに・・・」と心の声が聞こえるような言動(声帯拡声器での)が多々ありました。

ご紹介いただいたのは福祉事務所のケースワーカーさんでした。
すぐ、お礼&報告の訪問に伺いました(以前もご紹介頂いたことあります☆)

山村:「いつもありがとうございます。また、○○様をご紹介いただきまして。先ほど、ご訪問させて
    頂きました。」

ワーカーさん:「え?本当に?訪問してくださったの?利用されるの?」

山村:「ええ、明後日から毎日ご利用いただくことになりました。」

ワーカーさん:「身体的に買い物や食事作りはできないし、それに、安否確認をお願いしたかった
        のよ。でもね、大変プライドが高い方なので、安否確認をおねがいされたらどうですか?
        とか、決して言えない!でも、何とかしてあげたい・・・。という気持ちでいっぱいだった。」
        「それで、説明はわざとせず、さり気なーくパンフレットを本人に渡しただけ。」

山村:「そうだったんですね~確かに、プライドが高いなとはすぐ分かりましたので、安否確認のことは触れませんでした。(妹様に伝えました)でも、しきりにワーカーさんに紹介頂いた、大変お世話になっている。とおっしゃってましたよ」

ワーカーさん:「いやー、嬉しいわあ!!弁当屋さんじゃ無理なのよね。山村さんところなら、
        さりげなく、安否確認をしてもらえるとおもったのよ。
        やっぱり、○○さんはお若いし、本人様を尊重しないとね。
        動けないからといって、みんな同じじゃないしね。」

山村:(弁当屋じゃないというお言葉に嬉しく思いながら☆自らは伝えますが先方からいわれ、happy☆)
    「おっしゃるとおりです。もっと高齢な方でもけっこういらっしゃいますよね。安否確認という言葉も
    すごく抵抗がおありな方も・・・(高齢でも自ら安否確認を依頼される方はほぼ、いらっしゃいません。
    ご家族からがほとんどです)
    なので、言動とか表情には敏感に察知するようにしています。」

ワーカーさん:「ほんと、ありがとう。これからもよろしくね。」


今回のように、本人様の状況(心)を把握され露骨にはーと&はあとのサービスをお知らせ頂くのではなく
『ワーカーさんのさりげなさ』が気持ちよく、ご利用に至ったと思います。
いろいろな人と関わっていく中でやはり、まず、目の前の方を理解する、メンタル面で不安を抱えている
方も少なくありません。ワーカーさんのように、さりげなく分かってあげられる管理栄養士いえ、女性
になりたいなと、思いました。はーと&はあとのサービスを知っていただきご利用いただく事がとっても楽しく感じます!
パワフルな友人達に負けないようがんばります♪♪♪

                                  はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

 こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
秋ですね~栗マラソン(滋賀県マキノ開催)に参加予定でしたが、急用で参加でませんでした。
大変、残念でした。栗マラソンの参加賞は「栗」だったので友人がおすそわけしてくれました。
栗ご飯を炊こうかなと思っていると、娘がマロンケーキを作ろう♪と張り切った様子♪え~~(苦笑)

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先週末、悲しい出来事がありました。
私の祖母が亡くなりました。88歳、私の両親夫婦と同居。認知症、要介護度Ⅴ。
性格、温厚。
日頃、要介護高齢者の方やそのご家族と接することが多いのですが、まさに私の祖母も 
要介護高齢者であり認知症でした。なので介護されているご家族から悲痛な思いや現実を訴えられると、いつも自分の祖母や介護をしている母の姿が重なっていました。本当に介護はきれいごとではありません。生活の中心となり、介護をするものの負担ははかりしれません。
よく、新規でご利用の方へのご家族への訪問で介護で行き詰ってられ、疲れきってられ、思わず泣いてしまわれる方も少なくありません。気持ちはとっても察することができるので、こちらも泣きそうになりますが、ぐっとこらえお食事のお話をする事が多いです。皆が口を揃えておっしゃるのが、やはり食事の支度が一番大変ということでした。そんな、介護で大変な所を支えられてとても、重要な役割を果たしているといつも思います。介護者が一生懸命に食事の支度、家事をこなししんどくなってられるケースは少なくありません。
もっと早くはーとさんの存在を知りたかった!といって頂くことも多いです。
なので、地道な活動なのですが、ケアマネージャーさん、病院の先生、管理栄養士さんに
はーとの存在と担っている役割を一人でも多くの方に知ってもらうために、走っています。
食事ははーとに頼ってくださいといつも伝えています。
 
「へ~はーとさんって、弁当屋とちがうんやね」と私たちの活動をご担当の利用者様の状況、情報を通じて言っていただくと、「理解頂いた」と嬉しく思います。
信頼のネットワークをどんどん築いていきたいです☆

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写真は我が家の朝食人気メニューです。休日の朝食に作ることが多いですが、たまに、平日に作ります。その場合、出社前の雑な化粧がさらに・・・雑に~
写真では野菜少な目にみえますが、ホットドックの下にキャベツをたっぷり挟んでいます。
炒めキャベツの味つけをカレー味にするのが、ポイントです!めっちゃ、美味しいです。
メニュー:ホットドック、添え野菜、コーンスープ、アロエヨーグルト、フルーツのなし、コーヒー

                                  はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
秋ですね~スポーツの秋です。写真は娘の学童保育での運動会の模様です。
「がんばろう!」を見て単純ながら、私もがんばろう(仕事・主婦業・遊び?)と思いました。

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さて、私の担当させていただいている、70歳代、女性、独居、糖尿病、性格温厚?そう。
お電話を頂くのはいつも本人様ではなく、毎日、本人様宅にお手伝いに来てらっしゃる、親戚の女性からです。
はーと&はあとの栄養コントロール食を昼食夕食、毎日ご利用していただいています。
利用開始から着実に血糖値、ヘモグロビンA1Cは改善してきていたのですが、最近、
散歩に行っては、まんじゅうやお菓子を買ってきて毎日摂取。親戚の方がいくら糖尿病が悪化するから
やめたほうがよいといっても、全然聞かれないそうです。
「栄養士さん!きつく、きつく叱ってください!叱りにきてください!私の言う事は聞いてくれません!」という親戚の方からの悲鳴とも
思えるお電話を・・・
「明日、伺います」
本人様はご主人を何年か前に糖尿病の合併症で亡くされているので、糖尿病の怖さは
すごく判ってらしゃるはず・・・それでも、止められない甘いお菓子。
自分だけは合併症なんてならないという考えもおありで、それに加え、独居の孤独、不安などいろいろなことがあるようです。脅すのではなく、今後の見通しをお話しています。
親戚の方の要望により、少し(笑)叱りました。なんとか、病状が悪化せず元気に暮らして欲しいことを
お伝えしました。
毎月、血液検査後、様子を伺いサポートさせていただくことになっています。
せっかく、毎日栄養コントロール食をご利用していただき、がんばって食べていただいているのに
間食や夜食で乱れてしまっていると残念です。はーとの管理栄養士は生活やご病状にあったトータルなアドバイスをさせていただいていますので、いつでも頼ってください☆お待ちしております。

                            はーと&はと管理栄養士      山村 豊美

こんにちは。めでぃはぁと京都の山村です。
配食サービスをご利用の方へのアドバイスももちろんなのですが、クリニックでの栄養指導にもお伺いしています。

30歳代、女性、2歳児の母、糖尿病、血糖値150mg/dl・ヘモグロビンA1C7%。
発症は2年前の妊娠時(ヘモグロビンA1C8.0%)いわゆる妊娠糖尿病でした。
現在、子育て中心で忙しく生活をされているのですが、以前も栄養指導は受けられました。
その後、食生活は先生からの指示カロリーは守り、調味料はすべて塩分カット、糖分カットのものに切り替え、外食も減らしご自分でできそうなことはすべて実践されてました。
しかし、本人様にすごくストレスとなってられる事がありました。それは、血糖値を下げるには「ウオーキングが有効です」といわれたことだそうです。ウオーキングしなければ改善はないと思い詰められてました。
有効なのは分かっているが、2歳の我が子を連れてウオーキングはゆっくりな散歩になり、集中もできない!しかし、その間子供を預かってもらう人もいないし・・・
「食事と運動」で必死でやりたいのですが・・・と、やる気は、満々。子育て母は行き詰ってられました。
ここでストレスを和らげるべく提案したのが、「拭き掃除で消費カロリーアップ」です。
糖尿病の方にはウオーキングをお勧めする事が多いですが、ウオーキングを実施する事が目的ではありません。食後の高血糖をいかに下げるかが目的です。なので、無理に外にでてウオーキングをする必要はありません(できるに越したことないですが)
食後、30分~1時間後(血糖値が上昇する頃)に家の床や窓の拭き掃除をお勧めしました。
それと、自宅の階段の上り降りをしていただくことに。(ウオーキングより消費カロリー大です)
家もピカピカ、消費エネルギー増加☆本人様はにっこり笑われ、「それなら、できます!やります!やります!」と。ウオーキングしたいのに出来ない事にイライラされてましたので、
簡単なご提案ですが、本人様にはやるべき目的が分かっていただいたようです。
先生からは受診は3ヶ月後でよいと言っていただいたけど、もう少し早めに受診しますので栄養指導お願いしますと言っていただきました。
本人様の状況に応じて無理なく実践していただけ、食事療養のお手伝いがしたいという思いでいつも活動しています。そうするには、更なる、アドバイスの小引き出しを増やし続ける事です。

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写真は先日、京都医学会で出展させていただいた模様です。テーマが「メタボリックシンドローム」でしたので、テーマにまつわる業者が集まってました。
先生とお話する事ができたり、質問をお受けしたり有意義な時間でした。
ある先生からは「食の安全・信用が失われているが、あなた自身の信用を積んでがんばりなさい。」と激励のお言葉を頂きうれしかったです。
先生方にも、私たちの存在をもっと知っていただきたいなーと、日頃思ってますが、さらに強く思いました。


                    はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃはぁと京都の山村です。
ようやく夏が終わり、大好きな秋の気配です☆
もちろん、ジェット・スキーや海水浴ができる夏も好きですが~
今年、おそらく最後のジェット・スキーを楽しんでました。9月中旬(9/14)
なのに、琵琶湖は真夏のようににぎわっていました。
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最近、非常に頻度が高く、重症糖尿病の方にお会いしています。
ご退院後、すぐはーと&はあとの栄養コントロール食を利用したいということで、入院先のベットサイドへ面談にお伺いしてきました。ご退院間近に病室に訪問させていただく事は多々あります。

50歳代前半、男性、独居、糖尿病、合併症のため左下肢切断、失明。
糖尿病は10年前から患ってられたのですが、「何せ、独身。365日全食事、外食。お酒もよく飲んでいた。食事療養しなさいといわれつつ、やらなかったな~」
となくなった左足を包帯の上からさすりながらつぶやくようにおっしゃいました。「もう、眼もほとんど見えんしなー。仕事も長期休暇中だけど、退職するしかないよ・・・」さらに声が小さくなり「いまさらやけど、やっぱり食事やったんやな」と。切ないです。まだまだ、働き盛りのしっかりした男性。もっと早く、食事の大切さを伝えられていたら・・・
私の一番好きな仕事が新規で配食をご利用希望の方やクリニックでの栄養指導の初回栄養指導時に「食事の重要性」について熱く(暑苦しく?)語ることです。がすでに重症になってしまってられる方には、少しトーンを落とし更なる合併症が起きないように、じっくりお話してます。やっぱり、切ないです。
いつも思うのですが、「もっと早く出会いたかった」と思います。足をなくされた方々に、「もっと早く出会いたかった、こんなに食事が重要とは・・・」と言われ、身震いした事が何度もあります。
何とか、ご病状が軽症のうちに食事についてお話したいものです。お会いできて食事療養のきっかけづくりになるよう、走り続けます☆
身近な大切な人が、食事療養が必要と言われてられるなら(いえ、予防大歓迎です♪)
是非一度、はーと&はあとの管理栄養士にご相談ください。
お待ちしております。

      
                           はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美