腎臓病・透析の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

すっかり秋の空となりました。ようやく原付で走るのには快適な季節になりました♪

千葉県に早く日常生活が戻りますように・・・

さて久々に、「糖尿病性腎症の疑い」の方の相談があり訪問して参りました。81歳、男性です。

3か所の圧迫骨折で不自由な生活を奥様が送っていた数か月の間、糖尿病のご主人の食事がほとんど用意できず。カップ麺やお惣菜などを購入して過ごしていたところ・・・

血糖値、HbA1cが悪化。そして、腎臓の数値でもある、クレアチニンもジワジワと1.4に上昇。

ここにきて主治医から腎臓も悪くなってきた、しっかり減塩するように、塩分は1日6g以下に・・と言われショックを受けた奥様が「ワタシのせいだわ」とケアマネジャーさんへ相談をされて面談となったのです。

少しずつ動けるようになった奥様の指示のもと、糖尿病が悪化したご主人が買い物に行き、洗濯をしたり、掃除をしたりと家事は頑張ってこなされていました。これは身体を動かすにはよい機会。今後も継続するようにと伝えてきました。

食事の用意も少しずつできるようになったようで、訪問日3日前の食事の写真を撮っておられたのでそれも確認。

そこには、朝食として食パン2枚が写っていました。

食パン1枚の塩分が約0.8g程度と言われています。(詳細は商品に記載されています。一度確認してみてください)

2枚食べると・・・1.6g。そこにマーガリンなどを塗ると更に増えますね。

カロリーのこともあり、とりあえず5枚切り1枚にするようにとお伝え。

他の食事として鯖の塩焼き、焼売の野菜あんかけなど。

塩焼きにはポン酢をかけて召し上がっているようで。聞けば塩サバを使用。

塩サバではなく、「生の鯖」を購入するよう指導。

ポン酢やドレシングをかける時はスプーンに入れてから、かけるように。

青汁は飲んでおられましたが、噛む野菜が少ないかな。

「キノコ、海藻類」も購入するようにとお伝え。

毎日の夕食に配食を利用して頂くことも決まり、

奥様の『いろいろ聞けて昨日までの不安がすっと軽くなりました♪』の言葉も聞けて良かったです。

まずはここから腎機能維持にむけた減塩生活に。

定期的に声かけしたいと思います。

はと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

IMG_2310.jpg

よぉ~く見て下さい。

平成31年の五円玉です!!手元に来た時にはテンションが上がりました(^^;

いいご縁があるような気がしませんか?

こんにちは、京都地域担当の管理栄養士の山本です。

暑い日が続いていますね。私は日焼け対策を万全にしているつもりだったのですが、足首に靴下の日焼けが出来てしまい、少しがっかりしております。

 

先日お客様から、「どうしても味が慣れなくて食べられない」と相談がありました。

 

弊社のお食事は、出汁を利用したりメリハリをつけたりと工夫をして、減塩でも美味しいと評価を頂くことも多いですが、長年慣れ親しいんだ味から変わってしまうため、このような悩みを持たれる方もいらっしゃいます。

 

このMさんは、1ヶ月前からご利用スタートとなり、

腎機能低下があり透析を回避する為、

塩分とたんぱく質を調整したお食事をご注文を頂いていました。

 

「もう90歳にもなるし、これまで食べてきたものの味から、突然変わってしまって、慣れる事なんてできないと思う・・・」と、なげやりな気持ちながらも、相談してくださいました。ご入院中は、病院のお食事しかないため食べていたけど、自宅に戻るとうまく切り替えができないようです。配食を残してお惣菜など味の濃いものを購入し食べてしまわれ、このままではどんどん悪化してしまいます。

 

そこで、一旦制限を緩める提案をしました。

 

塩分たんぱく質調整食1600Kcal(肉や魚などの量も控えめになり、塩分は1食あたり2g以下)

カロリー調整食1600Kcal(塩分は1食あたり3g以下)

健康バランス食1600Kcal(塩分は1食あたり3.5g以下)

 

ようやく最後のなら食べられる・・・とのことで、一旦この味に慣れてもらうように頑張っていただき、徐々に減塩をすすめていくことになりました。

ヘルパーの方やケアマネジャーの方、主治医の先生に説得されどうにか継続されています。私も配送員と連携をとり、継続できるよう応援していきます。

 

お食事は特効薬ではありません。継続してこその食事療法です。

どの程度の制限なら継続できるのか、個人差があると思いますので、おひとりおひとりに合わせてお食事をご提案していきます。

そして私自身も厳しい制限食を乗り越えてもらえるくらい説得できるようにスキルを上げられるよう頑張ります・・!

 

IMG_4063.jpg

 

 

 

 

 


先日、亀岡の出雲大神宮へ行ってきました。この近くの御蕎麦屋さんにも行きたかったのですが、臨時休業の日で食べられず・・・またリベンジしようと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 山本博子

皆さんこんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

今日はとても暑いですね(^_^;)

バイクでの移動中も脱水にならないようにこまめに水分補給をしながら、訪問してきました!

86歳一人暮らしの男性、慢性心不全・腎不全があり、体重75kgを超えないようにと主治医の指示がある方のフォロー訪問へ行ってきました。

重度の浮腫みでご入院されており(浮腫み消失で-20kg/4か月)、退院後に減塩の食事を週に4回利用頂いていたのですが、退院後2週間で体重は7kgの増加。。。

担当のケアマネージャーより、朝食にめざしを食べているのが原因ではないかと思うので、一度訪問しアドバイスを・・・とのことでした。

訪問すると、本人様の足パンパンに浮腫んでおり歩くのも辛そうなご様子。

本人様に今の食事内容を確認。

朝はご飯・めざし(手のひら大・1匹)・卵焼き(卵1個に減塩しょうゆを2・3摘)、昼は冷やしうどんやざるそば、夕:配食、間食:缶詰の果物。配食以外の夕食は時々お寿司やお刺身などたべている。

塩分には気を付けており、 醤油は減塩や醤油スプレー使っている。

ケアマネさんは朝のめざしを気にされていたが、手のひら程大きさであまり問題はないよう。

昼食の乾麺のそば・うどん確認すると、なんと100gあたり7.41gもの塩分がはいっているものでした(^_^;)

毎日80g1束を食べており塩分は約6g弱。。。

茹でて冷水でしめるので6gよりも摂取量は減るが、これを麺つゆにつけて食べられていました。

麺つゆは塩分摂りすぎないようにと薄めに作られていましたが、浮腫みも酷いので一旦昼食は麺類ではなくご飯とおかずに変え、摂取塩分を減らして頂く様にお伝えする。

麺類は簡単にできて食べやすいので、何かと食べていたがこれがアカンかったんやなぁと本人様。

また、常にダイニングチェアで一日のほとんどを過ごされており、血行もあまりよくない様・・・なるべく畳に座って生活をしていただく様にお伝え。

少しでも浮腫みが消失するように引き続き、フォロー行い様子観察していきます!

今日は祇園祭の山鉾巡行の日ですね!

京都に来て3年がたちますが、実はまだ1回も祇園祭には行ったことがなく・・・

来年こそは行ってみたいと思います(^_^)/

kankoboko.JPG

写真は同僚に頂きました。。。。

はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

こんにちは!北摂管理栄養士の徳山です!皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

栄養指導室で、「孫が来ていたから、食生活は、乱れてしまっていた、、可愛いけどね。」

とよくお聞きし、少しお疲れのご様子の方が多いですが、

ご自身の生活リズムに戻られ、食事療法に取り組まれています。

ご自身の体調に合わせて、食事療法と運動を継続していく事が大事ですよね。

ゴールデンウィークに遊び疲れた自分にも言える事です!また気合いをいれないと、、、

 

4月末に、ケアマネジャーと訪問した80代のご夫婦の話です。

レジ袋満杯2袋下げた男性が、歩いて来られ、もしかして訪問先の方では?と思っていたら、ケアマネジャーも来られ、やっぱりその方でした。

レジ袋の中身は、あんぱんや、惣菜等です。娘様も一緒に面談しました。

奥様は、透析(3/)をされ、最近は、電解質のコントロールや体重管理ができておらず、透析日が追加になる事も増え、倦怠感が増しています。

 

ご主人は糖尿病で、数値は今のところ安定しますが、お惣菜等で、塩分も高く食事バランス悪い為、食事療法の理解を深め、配食を利用し、目安量としてもらう事を目的として、はあと介入スタート。

面談中は、ご主人もこれはいいかなぁ?とパンや、冷蔵庫の中のものを見せて下さり、量や、食べ順をお伝えしました。

ヘルパーの調理支援もあるので、後日、ご夫婦の今後の食事療法について話し合いをしようという事になり、ヘルパー事業所で、ケアマネと介入されているヘルパー2名と会議をしました。

すでに、カリウム制限の為に茹でこぼし等は、実践して下さっていました。

甘い煮物が好きなご主人で砂糖をたっぷり入れて以前は調理してほしいと言われいたそうですが、今はみりんと出汁をきかせて調理しているとのこと。

 

調味料を減塩に変える事、人工甘味料(ラカントやパルスイート)の使用も検討する等、代替えできるものと、量や調理法のアドバイスをしました。奥様の透析食とご主人の糖尿病食の違いもあるので、難しいのですが、日々関わっているヘルパーのご意見を聞け、今後も連携がとれる関係になりました。

まずは、奥様の透析回数を通常の3回になるよう、サポートしていきます。

 

はあとHPにも、透析食、糖尿病食等のポイントを載せているので、ご覧下さい。https://www.810810.co.jp/point/

 

先週、いつも参加させてもらっている田植えに、子供達と参加してきました。

子どもと田んぼ.jpeg

分かりにくいですが、田植え前↓

田んぼビフォー.jpeg

田植え後↓

田んぼアフター.jpeg

 

北摂管理栄養士 徳山

こんにちは。カスタマーセンターの 小山です。

サッカーのイニエスタ選手がはじめて覚えた日本語が「あつい」だとか・・・。

毎年毎年、暑さが増しますね・・・。 

先日、お墓参りにいきましたが、とても暑かったです。

お墓はどうして、日陰がなく、燦々と太陽の光の差す場所にあるのでしょう・・・。

さて、利用者様より「墓参りにいくが、腎臓の悪い自分は、水分・塩分は大目にとってもいいのか?」と質問がありました。

確かに、普通の熱中症対策では、「塩分と水分をしっかり摂取すること」と「暑さを避けること」が基本となっています。

しかし、腎不全患者さんは、

  • 体温を調節する能力が落ちている
  • 水分や塩分を過剰に摂ってしまうと腎不全の悪化につながる

ことから、腎不全患者さんの熱中症対策は、普通の熱中症対策とは少し異なります。

①水分摂取はこまめにする(小さなコップを使う・氷をなめるなど) スポーツドリンクは塩分過剰になるため不可。

②血圧管理をする。

③暑い中での運動は避ける。

引用・・・〈上條先生による「熱中症」関連の記事〉

疾病をお持ちの方は、独りで悩まずに、主治医に相談しましょう。

 

本日の塩分調整食  491Kcal・たんぱく質:21.1g・脂質:11.1g・塩分:1.8g

犠製豆腐・小松菜の煮びたし・さつま芋のレモン煮・いんげんの金平

20180814_130254.jpg

食事をする際は、部屋を快適温度にすることでしっかりとたべきることができます。

カスタマーセンター管理栄養士 小山祐子

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美