腎臓病・透析の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

9月に入り朝晩の気温差が出てきましたね。やっと冷房代も少し抑えられそうです。

さて、今日は以前に学会発表をさせていただきましたK様(男性、90代)の腎臓病の継続談です。

朝昼を自炊で塩分、タンパク質制限、夕食を栄養コントロール食(腎臓病対応食)利用で療養が安定されているK様。春先にご訪問させていただきました時も安定しているようでしたが、先日配達員に

「また検査結果が出たので、相談に来てほしい」と声かけをいただき、相談訪問させていただくことに。

いつも素晴らしく安定した結果を拝見していましたが、今回はDrから『少しタンパク制限を緩めてください』との具体的な指示がでたとのことでした。

お聞きすると、実は春先に比べて体重が3kgほど減っていたようです。(訪問した時は少し体重が戻られていました)

Drからは、タンパク制限をしすぎたことで食事量も減っているのではないかと心配され、タンパク制限を緩めても、もっとカロリーをとっていただくことを優先されたようです(当初からタンパク質40g制限を実践されています)

実際に体重の減少と合わせてコレステロールの値が減っていて、カリウムの値は上昇していました。

朝・昼で少しタンパク制限を緩和して(朝の低たんぱく質パンを普通のパンにする。昼のタンパク質源の食品を30gから40gに増やすなど)療養を継続していただくことになりました。加えて間食でもカロリーを補給していただくことを続けてもらいます。

療養には薬だけでなく、食事と運動が大切と毎回力説されるK様。体重と合わせて体力が維持できるようサポートしていきたいと思います。

仕事とは別ですが先日、滋賀県浜大津で開催された牛肉フェスに参加してきました

知人が「牛すじカレー」を3000食店頭販売するということでの助っ人参加です。

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炎天下の中、二日間呼び込みで売り子してました。味は絶品で10月にはネット販売も予定しているようです「ココカラ・フォーエバーキッチンのプルプル牛すじカレー」よかったらご賞味ください。

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合計30店舗が出店され、色々な牛肉料理を堪能してきました。

なんと1位をとったお店は本社中京区の近くの焼き肉屋のローストビーフ丼でした。今度ランチに行ってみようと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

残暑も厳しいですね~定期的に食べたくなるのがカレー!夏野菜たっぷりカレーを作りました。

カレーはついついご飯を食べすぎてしまいます。

できるだけ具だくさんにしています。今回の野菜は玉ねぎ・人参・茄子・パプリカ・じゃが芋・しめじ・ブロッコリー・

たんぱく源はミンチにしました。しっかり栄養をとり、乗り切りたいです☆

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先日、病院にご入院中でご退院にあたり、栄養指導を実施されるので、同席して欲しいと依頼がありました。

80歳代女性、腎不全、二世帯同居。入院前まではご自身で調理されていたようです。

今回、ご退院されるにあたり腎臓食なので難しく、専門に任せましょう!と話しがまとまったそうです。

ご家族、病院管理栄養士さん、私。と私も参加する~~と看護師長も同席して頂けました。

現在の病状や先生からの指示など聞かせて頂きました。私の方からも色々数値等をどんどんヒアリングしました。

在宅での面談は生活が見えて、よい事が多いのですが、今回のように、カルテ内容を細かに、教えて頂けることが

今後の在宅でのサポートに大変役にたちます。

病院から在宅へ戻られる時の橋渡しの面談だ!といつも実感しています。

腎臓の数値だけでなく、全体を把握したいので、けっこう聞きます。血糖値はどうですか?と聞くと、

ご家族も看護師長さんも、声を合わせて、糖尿はない、ないと。でも一応確認するわねとおっしゃり見て頂くと、

基準値は超えてられ、糖尿病の域でした。今後も見ていかないといけない数値ですね!という事になりました。

退院日から腎臓食は毎日お届けとなります。

なんとか在宅で病状悪化せず暮して頂きたいものです。

本人さんは80歳代後半ですが、失礼ながらとても上品でかわいい女性でした☆

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

さて、4月になり、製造から京都の在宅サポートに戻ってきました。

早朝出勤はなくなりましたが、満員電車での通勤がまた始まり嬉しいような悲しいような気持ちで新年度がスタートです。

さっそく初日の1日目から在宅訪問の相談をいただき訪問して来ました。

着任初日から仕事をいただけるとはありがたいことです。

山科区のY様。女性。腎不全をお持ちでご主人との高齢者夫婦での生活です。

当日はY様はデイサービスに行かれていてご不在でしたが、現在主に食事の用意や介護をされているご主人と食事の見直し、方法についてご相談をお受けしました。

先月一カ月ほどご入院されていた時は、塩分、たんぱく質制限の食事をとられていたようですが、たんぱく質制限をいわれたのは今回が初めてのようです。自宅でも制限が必要とのことでしたが、お聞きすると食事量が少なく朝昼は軽食傾向が見らえました。(ご主人も朝昼夕、ちゃんと用意するのは大変なご様子です。)計画では夕食を配食。昼は腎臓病用のレトルトのおかず食や低蛋白質食品を利用して少しでも腎臓のケアができるようにすることに。ただ、食事量が少ないのがとても心配です。カロリー不足が起こるようなら+αの補食ができる環境と習慣に取り組んでいただくことも念頭に療養を実践していただくことになりました。

続いて別の利用者さまの相談に相山さんと一緒に西京区へ訪問。健康食刻み食を召し上がっておられる方でしたが、「食べられていない」というケアマネジャーSOSの相談にお伺いし、結果、これまでの健康食刻み食とあいーとを併用して食事をしていただくことになったのですが、食べられない原因が「鶏肉料理が臭いから、鶏肉の時だけ食べない」でした。(-_-;)

(え・・・なんですかその理由は!うちの食事の作り方が悪いから食べられないの!?)それが原因なので食事量がおちて、低栄養になって寝たきりになったらどうすんの?ってショックをうけた訪問でした。

さらに訪問から帰ってきたら他の利用者さまからも「最近ちょっとこの料理が・・・味が・・・」という声を耳にしました。ショックです。

ブログで書くのはどうかとも思いますが、訪問して相談して提案提供する食事が実は美味しくないって、あり得ないでしょ!美味しく食べてもらう食事を提供しましょうよ!

製造担当から在宅部門に戻りましたが、どちらでもいい成果が出せるよう取り組むのが今年度の目標になった復帰初日でした。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

そろそろ桜が咲きそうですね~♪この季節はバイクでの移動が楽しいです。

さて、先日、再訪問した利用者様のお話。

70歳代、女性、要支援ⅠのH様。

腎臓の機能低下があり、昨年より食事制限があり食事療養されています。

はーとの食事は、週一回、年明けからご利用です。

担当のケアマネージャー様からのご紹介で、

「食事に制限があることで、精神的に不安定になられているため、管理栄養士さんが、是非サポートしてあげて欲しい!」ということでした。

初回の訪問の時に、色々とお伺いすると、やはり、精神的な不安が大きく、食事が苦痛とおっしゃり、食事を作りながら、涙が出ると。

実際の食事は、色々と勉強もされ、ご自分で調整され、病状も安定しています。

しかし、「これでいいのかな?これを食べていいのかな?」など不安が一杯で仕方ないと。

ということで、精神的な負担の軽減の為にご利用開始になりました。

今回の訪問で、経過を確認すると

「気持ち的に随分楽になり、食事を楽しめるようになった」と。

病状も安定しています。

同席いただいていたケアマネージャー様も、明るく話されるH様を見て安心してくださいました。

改めて、食事の制限による精神的な負担を軽減することは、とても大切だと実感しました。

それが私達の役割です。

配達員からの声掛けにも喜んでくださっており、これからもはーと皆でサポートしたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

3月に入りましたが寒いですね~

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先週末、「下西集団会(京都市下京区、南区の西部地域の地区医師会の症例発表会)」に

クリニックの栄養指導先より参加してきました。

会場はホテルで立派なお雛様が飾られていて思わず、パシャツ!

私は一人娘がいるのですが、「お雛さんを早く出してさっと片付けなお嫁にいけないのやで~」と

そ、そうやんな(苦笑)

先日、開業医の先生からのご紹介で食事療養が必要だという事で自宅へ訪問してきました。

80歳代、男性、糖尿性腎症、高血圧、夫婦同居、性格温厚、80歳代ですが、70歳代に見え、常に

元気に動き廻ってられます。

今回、腎機能が悪くなってこられ、「はーと&はあとの腎臓食をしっかり食べなさい!あとは、食事療養しかないから」ときっぱり。

奥様もしっかり家事をこなす元気な80歳代。でも、さすがに腎臓食は作れないわ・・・とほほと。

難しいですし、お任せください。

腎臓が悪くなってくるとタンパク質の制限も必要な訳や、カリウム制限。もちろん塩分制限。

いろいろこれからの事をお話しました。本人、家族が納得して取り組まないと、食事療養は継続できないものなのです。

でも、今回は「主治医の一押し」がありスムーズに食事療養をスタートする事になりました。

普段の食生活を聞いていると、外出することが多いので昼食はラーメン屋さんに良くいくとの事です。

ラーメンの汁は飲んでられますか?とおたづねすると、満面の笑みで「もちろん一滴残らず飲み干してます!」

とほこらしげ。あきまへん、まずラーメンの汁は飲むのを止めることからスタートしましょう!という

事になりました。お話しているうちに色んな事が浮き彫りになります。

なんと、わざわざ体にいいと思い、高価なコラーゲンを取り寄せて必死に補給されてます。

奥様ははっきりわからなけど、だめな気がしていたとの事。

そうです。だめです。たんぱく制限がでているのに、たんぱく質をわざわざ補給されていました。

腎臓病の食事療養は特に難しいので私達にお任せください。

悪化しないようサポートさせていただきます。

今日、このご夫婦にお会いできてよかったです。

腎臓食を毎日、夕食お届けしているのですが、ちょうど1週間経ったので様子を聞きたいのでお電話しました。

なんとか食べれている。主治医にも言われているし、山村さんにも言われているし(笑)

やっぱり、主治医の一言は威力大なのです。

アドバイスの引き出しを増やすため勉強に励み、がんばります。

いつもなら、中年女はがんばります!と書いていると思いますが、仲間内の女性配送員さんより、「中年女」と

言い過ぎ!書きすぎ!と指摘されてしまいました(苦笑)

気をつけながら、若作りをして?がんばります。

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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