大都宏子のブログの最近のブログ記事

みなさん、こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

事務所の横の稲も、自宅前の稲もすっかり黄金色になり、実りの秋ですね。

先日の台風一過のあとすっかり気温も下がり、過ごしやすくなりました。

原付での移動も快適♪快適♪

そんな私の最近の悩み・・・食べられない方へのアプローチ

最近、癌の治療中、もしくは癌末期という方からの相談が増えました。

生活習慣病の方への「制限」はあれやこれやとアプローチができるのですが食欲がない、食べられない方へのアプローチに悩んでおります。

先日もターミナル期の男性の退院後の食事をご用意させて頂くことになり入院先の病院へ・・・

腎不全もあり、カリウム制限と言われています。

奥様から普段の食欲や喫食量を伺いながら、腎機能のことを考えると必要エネルギーはできるだけ確保しないとなぁと思いながら・・・・

「病院の食事もほとんど食べてくれないのよ。」と心配そうな奥様の顔を見て

「食事が摂れないようなら、カロリー補給や蛋白質補給の飲み物やクッキーなどもありますよ。なんならご用意できますからご相談くださいね。」

と声をかけて面談が終了。

その後、主治医の指示を確認する約束をしていたので栄養課へ・・・・

喫食量に応じて、カリウム制限の方でも飲めるジュースやクッキーなどの提案をさせてもらいましょうかと報告したところ・・・・

「身体にとって負担になるのでしなくて良い」という返事が返ってきました。

食べられないままで良いの?

退院後の様子を伺うも、やはり奥様からは

「ご飯は3口くらい、おかずはほとんど食べられない。」と心配と不安いっぱいの報告が・・・

この方以外にも癌の術後、治療中の利用者様のご家族から

「どうやったら食べてくれるかしら・・・」という悩みが届きます。

なかなか、これといった成果もでないまま・・・・・まだまだ私の「ひきだし」の数は少ないようです。

食べられない方へのアプローチ・・・・私に何ができる???

う~ん・・・・悩み進行中・・・・

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

実りの秋・・・実家で採れた栗を使って毎年作っている「栗の渋皮煮」

今年も作りました☆

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こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。

気温の差のせいか、夏の疲れが出る頃なのか体調を崩しやすい時期です。

皆様もお気を付け下さいませ。

先日、お会いした70代、女性Hさま。吹田市在住の糖尿病とその他もろもろのご病気をお持ちです。正確には、お会いしたのは、Hさまの息子様です。

「明日退院するが、退院後の食事に困って・・・」と連絡を受け、急遽、出先から自宅へ。ですのでお母様のHさま不在で息子様との面談になりました。

糖尿病、心疾患もお持ちですが、めまいやらふらつき、頭痛他も症状もあり、普段から母親想いの息子様が熱心に食事の用意をされていたようです。

とろろにもずく、オクラ、ちりめんじゃこ、青汁、ヨーグルト、しじみ汁、果物や野菜に酵素を加えた手作りスムージーなど・・・

「〇〇に良いと聞いたのでしじみ汁を飲ましています。」

「△△に良いらしいので・・・・」と熱心に普段用意されているメニューを聞かせてくれました。

リビングには「〇〇を下げる~」といった類の書籍があちこちに。

とりあえず、血糖コントロールと減塩のために昼、夕のお食事を数日ご利用頂くことに。

そして、数日後。ご様子を伺うと・・

「栄養をつけたやりたいという想いと、制限しないといけないという想いに悩んでいます。葛藤しています。」という息子様。

聞けば、あれも、これも食べさせてやりたい気持ちになってつい食べさせてしまっていると。

再度、訪問して息子様に血糖コントロールの必要性、重要性を伝え、果物の適量、朝食内容の再確認、間食の摂り方をご説明。

当初は自宅で用意できる息子様なので、利用頻度を減らすことを提案していましたが、ついあれもこれも食べさせてしまうという息子様の行動を考え、もうしばらく昼・夕ご利用頂くことに決まりました。

なかなか熱心なお母様想いの息子様ですよね(^^;

ご利用頂くご本人様、ご家族様の想いを受けて、少しでもお役に立ちたいものです。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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先日淡路島へ。一面に広がるサルビア畑に感動♪雲の隙間からの夕日も幻想的。  う~ん、写真じゃうまく伝わりませんね(^^;

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

朝晩が涼しくなり、日中も30℃を切る日がやってきます♪

例年残暑が厳しい時期ですが、今年は「ひょっとして秋が長いかも?」と密かに喜んでおります。

さて、今日はタイトル通り、とある私の一日をご紹介・・・

朝イチの訪問先は池田市のUさま宅。(後で聞けば、本宅でなく別宅だとか)

60代の女性。30代の頃に多臓器不全になり、緊急で透析もされたという奥様。それ以降、ご自身で食事療養を続けてこられていました。

が、ここ最近、フランス在住の娘様宅へ出向き、長時間のフライトに疲れがでたのか、腎機能が悪化。また、長年服用してきた鉄剤で肝臓にも副作用が出てこられたとか。

ご友人に薦められての利用開始となりました。もともと、ご自身で長年食事に気を付けておられたので塩分・蛋白質・カリウムの制限、必要エネルギーの確保は十分理解されていました。

「一度は助かった命。もう少し生きたいですし。」と。

そんなUさま宅を後にして、次は豊中市のとある事業所へ。

以前勤めておられた事業所を退職し、ご自身で事業所を立ち上げたケマネージャーさんのもとへパンフレットをお届けに・・・

そこでも透析回避に頑張る利用者様の相談をフムフム・・・

そしてお次は吹田市のHさま夫妻のもとへ。

ご主人が胃切除をされ、奥様が食事の用意をされていたようですがその奥様の体調が優れず・・・そんな奥様の負担軽減にお役立て頂くことに。

聞けば、唾液の出る量が少ないとか。食事の前には唾液腺をマッサージすることもおススメ。唾液も消化液のひとつです。しっかり噛んで食べて下さいね~とお伝えし・・・

次はまたまた豊中市へ舞い戻り、豊中市の病院へ。同じ道を行ったり来たりの一日です(^^;

ご入院中のKさま。膵臓摘出、大腸も一部切除。そして甲状腺にできた癌の治療のため転院される前に一度退院し、自宅へ戻れることになったのです。膵臓摘出したせいで血糖コントロールのための1日4回のインスリン注射が必須。病棟の看護師さんからは低血糖にならないようにすることが大事ですと、娘様と一緒に説明を受け、Kさまと奥様の待つ談話室へ。

次の治療のためにもしっかり体力を回復されるよう奥様のサポートができればと思います。

そしてKさまの担当ケアマネージャーさんのもとへ。面談時の報告と、訪問看護との連携ができるよう打ち合わせをして帰路へ。

同じ道を行ったり来たりの一日でしたが、出会う人、相談内容は同じではありません。

同じ糖尿病の人でも人が違えば、生活環境も相談内容も様々。提案する内容も異なります。出会う数だけ提案の数があると言っても過言ではない!?

だから、この仕事は奥が深~いのです。

もっと腕?言葉?磨かなくては(^^;

 はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

 

 

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

朝、夕に限らず、日中も涼しくなった8月末。急激な温度変化に体調くずされていませんでしょうか?

先々月、退院後同居する娘様の介護負担と相談相手に・・・と入院中に病院に訪問し面談となったTさま。豊中市の70代の心不全・腎不全の女性です。

退院の準備も整い、娘様にも減塩やカリウム制限のコツなどもお伝えし、食事も用意万端、いざ退院!

の当日、病院で転倒し骨折(涙) またまた入院生活となり、今度はリハビリも必要となり入院期間が延びてしまったのです。

2か月のリハビリ入院を経て、今回はめでたく退院☆

そんなTさま宅へ訪問して参りました。

最初の入院中のTさまと比べると、顔色も良く、表情も良く安心しましたが

ご本人様に体調を伺うと「あまりよくなくて・・」と浮かぬ顔

聞けば、先週ものすごいめまいと吐き気に襲われ、救急車を呼んだとのこと。

「あちこち調べて、ようやく内耳に問題があるみたいで・・・」

なんと!つい先日テレビで観た「良性発作性頭位めまい症」ではなかろうか?

早速、番組の受け売りですが、人差し指を用いた三半規管のリハビリ?をお伝え(^^;

横になっている時間が長いのが原因なのか確かではありませんが、心配症のTさま。

「いつまた、しんどくなって入院しないといけなくなるかわからない」

という不安が大きく、ストレスもめまいの原因かもしれません。

自宅を歩くくらいであれば、しんどくならないこと、娘様の食事とはーとのお弁当をしっかり食べている間は大丈夫!もう少しゆったり過ごしましょうよ!

と、前回のブログに登場したKさま同様に、話をしているうちに

「独りじゃないし、もっと気楽に構えればいいのよね。」とニッコリ。

新規訪問やフォローの訪問でたくさんの人に出会います。ご本人様もご家族様も最初は、うかぬ顔や不安そうであったり、表情が硬かったり、暗かったり・・・でも、話を聞いて、様々な提案や「大丈夫ですよ。」という言葉をかけることで表情が穏やかになったり、「頑張ってみます。」と前向きな言葉が出てきたり。

「笑顔になってもらえたこと」がこの仕事を10年以上続けてこれた原動力なんですよね~

もっともっと、「言葉」を磨いてたくさんの人に「笑顔」になってもらいたいものです。

時にはテレビ番組の力も借りてね(^^;

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

夏真っ盛り・・・のはずですが、ここ最近は本当に雨が多いですね。海の事故より水害による事故が多いように思います。

さて先日、箕面市のKさまからこんなご相談が・・・

「胃カメラ検査をして貰ったら胃炎みたいで。食事はこのままで大丈夫かしら?」

このKさまはリウマチがもとで腎機能が低下してこられた方です。 はーとのお弁当だけでなく、自宅でも気をつけておられ、クレアチンも1.2程度で安定してます。

胃炎?主治医の先生はなんと? まずはよくよく聞いてみないと・・・

「胃の調子があんまり良くなくて、この前胃カメラ検査をして貰ったの。で、もうビックリしちゃって・・・」と泣きそうな声。

「胃って、ピンク色でツルっとしているものだと思っていたのに、見せて貰ったら紫色やらグレーがかってて、鳥肌みたいで、紫色にビックリして、ショックで先生に色々聞くだけの余裕がなくて。」とオロオロしたKさまが浮かびました。

ここまで聞いて、年末に受けた胃カメラ検査を思い出しました。

「私も胃カメラ検査して貰いましたけど、色素をかけながら検査するらしくて、見せて貰った私の胃の写真も紫色でしたよ〜。で、ついでに言いますと、私の胃も、先生がビックリするくらいの鳥肌状で、ひどい慢性胃炎ですって言われましたよ〜。 すぐにピロリ菌の検査して貰ったらピロリ菌が居たんですよ。」 と、昨年の年末に受けたピロリ菌の話やら、胃カメラ検査のことやらを話すうちにKさまも気持ちが楽になったようで 「いや、先生とお友達やわ〜。」と声も元気に。 長年、大量の薬を飲んでいるせいで胃が荒れたのでしょうか.ね。きっと何か異変があればすぐに先生からの説明もあるハズです。

胃薬もちゃんと処方されているようなので、しっかりよく噛んで食べて頂くよう伝えさせて頂きました。 気にしすぎるのも良くないですしね。

胃カメラ談義にしばらく花が咲き?すっかり元気な声になったKさまに安心しました。

まぁ、私の数少ない?経験が役に立って良かった(^^;

ちょっとしたことでも気になることあれば、担当の栄養士さんに聞いてみよ~と思い出して頂ける・・・

そんな身近に感じてもらえる存在でいたいものです☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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