末藤浩平のブログの最近のブログ記事

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

一気に寒さも増してきて一転して冬が近づいた感じがしますね。

サロンの利用者様からも血圧の変動や、手術後の傷が痛んだりと体調の変化を訴えられる方が多く出てきています。

体調管理には十分お気をつけ下さい。さて本日は久しぶりに蕎麦職人の方に来て頂き、利用者様の前で蕎麦打ちを披露していただきました。

久しぶりということもあり、初めて体験される利用者様も多く、皆さん真剣に職人さんの話を聞きながら見ていました。

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今回はみぞれきつね蕎麦にして召し上がっていただきました。皆さんあっという間に完食され、とても喜ばれていました。

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作ってくれている方の顔が見えるのと、茹で立てで食べれることで食欲もいつも以上に増したのではないでしょうか。

やはり色々な工夫をすることで食事摂取意欲も上げられると思うので、これからも仕掛けをしていきたいと思います。

今月24日からは外出レクリエーションの紅葉狩りもスタートする予定です☆

サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

先日、娘の保育園の運動会に行って来ました。

1年前の1歳児クラスの時から比べ、こんなにも色んなことが出来るようになったのかと成長ぶりを実感しました。

その成長ぶりを見ながら自分も少しでもレベルアップしていかなければと思わされました。

今回は自分のレベルアップ?スキルアップのため、京都大原記念病院へ頚部聴診法の勉強に行ってきました。

初めて行ったのですが、本当に自然に囲まれたのどかなところでした。

今回、言語聴覚士(ST)の方にお時間いただき簡単な摂食・嚥下のついての講義と頚部聴診する際のコツや注意点などを教えていただき、そのあと実際に昼食を召し上がっている患者様のところを訪れ、呼吸音や嚥下音など聞かせていただきました。

頚部聴診だけで判断できることには限りがあり、不顕生誤嚥を判断することはできませんが、異変に気付いてあげることが出来るという点では大切なアセスメントとなります。

まずは正常音をしっかり聞き分けれるようになり、聴診した際の音が正常でないかどうかがわかることが第一段階とのこと。

音の違いで異変の内容を理解するにはたくさんの音を聞いていかなければなかなか難しいようでした。

デイサービスのご利用者様の嚥下音を聞いていき、異変に気付いてあげられるよう頚部聴診を続けていき、自分のレベルアップをはかっていきたいと思います。

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サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤です。


急に寒くなり秋の雰囲気を漂わせている今日この頃。

次のブログのときにはあっという間に寒くなっていそうな気もしますが、体調管理はいかがでしょうか。


今回は6月下旬からご利用していただいている方のお話。


87歳の女性。要介護2

今年の4月より急激に物盗られ妄想が出始め、歩行も上手くできなくなりADLも低下。

家族が市に相談して介護認定を受けることとなりました。

Dr.からパーキンソン病、レビー小体型認知症と診断。

手の振戦や口の震え、嚥下障害もあり食事が全然食べられなくなり体重も激減しました。

活動性もなくなり、ほとんど一日中ベッドで過ごされる状態となりました。

入浴と食事面での支援のために、当サロンに相談があり、週2回ご利用いただくこととなりました。


初めにご訪問させていただいた時には、ほとんど質問の返しもままならず歩行は手引きで少しずつならなんとか進める程度でデイサービスの継続自体ままならないのでは?と感じるほどでした。

ご利用が始まり、まずは食べやすいTaBeLu+(やわらか食)を提供していきました。

食材により食べられるものと食べられないものとありましたが、全く食べれてなかった状況からは少しずつ摂取できるようになってきました。

利用当初は1日1食すら食べれていない状態でしたがデイサービスでの昼食は完食いただけるようになってきました。 ただしデイサービスで昼食をしっかり食べてくると夕食は食べられないといった状態でした。

自宅では普通に調理したご飯では召し上がれなかったので、サロンからTaBeLu+も不定期で持ち帰りしていただき自宅でも少しずつなら食べていってくださりました。

利用開始から1月半程でサロンでの昼食も全量召し上がられるようになりましたが、義歯による歯茎の傷の痛みがあり摂取しづらい状態に。

そこで、はーと&はあとの新商品TaBeLuソフトを提案。 まだサンプルとして届いていたものから順次提供し始め、「これなら食べやすい!!」と摂取量も維持することができました。

自宅での食事準備も難しいため、TaBeLuソフトをデイサービス利用時にお持ち帰りいただき家でもTaBeLuソフトを召し上がられるました。

デイサービスに通うことで夜10時に寝て朝の10時過ぎまで寝ているといった生活リズムから、夜の7〜8時には寝て朝7時に起きるという朝型の生活に戻り、1日1食だった食事回数から朝食を食べ始めるようになり、のちに夕食も食べられるようになりました。

食事を3食きっちり食べだしてからデイサービスでの様子も大きく変わってきました。

歩行状態も安定しフラつきが軽減。完全手引きでの介助がないといけなかったのが、歩行器を使用しスイスイとご自身でフロア内を歩けるようになりました。

椅子からの立ち上がりも1人でほとんどできるようになって、唇の震えもほとんどなくなり、口ごもって聞き取りづらかった言葉もはっきりと聞こえるようになりました。

それに加え、会話の量が大幅に増え、笑顔もたくさんみられ、周りの利用者様からも「ほんとに元気になったね〜。」と口々に言われています。

最近ではTaBeLuソフトでは消化が良すぎるのか3食では足りないことが増えているとか、、、

提供量や食種の変更についても随時検討し、さらなる栄養状態のアップに努めていきたいと思います。


食事が食べられるようになったことをきっかけに大きく生活状況に影響を与えるのだと実感する所と、逆も然り。

しっかりと食生活のサポートをしてあげないと生活レベルを維持することが困難となるため、早く気付きすぐに介入できるよう感度を高めていきたいと思います。

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写真はサロンで提供されている状態のTaBeLuソフトです。

メニューは主菜がミートローフ、副菜が金平ごぼう、副々菜が菜の花の胡麻和えです。

検食用のため主食はご飯になっていますが、利用者様により全粥やペースト粥等変更しています。



サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは、サロン 管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

9/17に在宅ケアネット堺・地域ケアフォーラム 「多職種で支える!食支援」に参加してきました。

第一部では医療法人悠翔会 理事長 診療部長の佐々木 淳先生のご講演があり、第二部では「地域における食支援の課題」についてパネリストによるディスカッションとグループワーク・ディスカッションが行われました。

それが終わってからは懇親会と長時間に渡る内容でとても充実した1日となりました。

佐々木先生のご講演の中でも、キーワードとなったのが「低栄養に関心を持つこと」
歳だからと言って放置されてしまっている方、食べる能力があるのに不適切な食制限をされてしまっている方、またはその逆も然り。

そのような状況が原因で低栄養に陥ってしまわないよう低栄養に気づき、専門職へ繋ぐこと。

その話を聞く中で、今自分がいる位置。
管理栄養士 兼 生活相談員であることの必要性とこれを活かした啓発活動は、地域における食支援の歯車のひとつとして絶対必要な存在なのだという責任を感じました。

まだまだ地域に向けて低栄養の怖さと栄養ケアの重要性を示せていないかもしれませんが、自分がいる位置からどれだけ発信していけるかをもっと詰めていきたいと思います。

またグループワークの中でも多職種から管理栄養士の必要性を求める声も聞かれ、嬉しい反面もっと上がっていかなければならないと身が引き締まりました。

なかなか積極的にいけるほうではありませんが、こういった場で繋がりができ、いろいろな思いを共有できたことも非常に勉強になりました。

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管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。


5月頃のブログの最後にちょこっと書いていた自分のダンスの師匠たち、、、

なんと8月の決勝大会で見事優勝♫ 日本一に!!

実際応援に行けなかったのは残念でしたが、その結果を聞いて俄然色々なことにやる気が出ました!!!!

年齢など関係なく初心に返り、いつまでも一生懸命に取り組んでいきたいと思います☆



今回は続・サロンの「食」ということで、相山さんや徳山さんもブログで紹介しており在宅への食事ラインナップにも加わったTaBeLuソフトのサロンでの提供状況について。


サロンではムース食を食べておられるけど食べごたえや満足度のところで少し形態アップを試みたい方。

TaBeLu+(サロンではやわらか食と呼んでいます)を召し上がられているが口腔内の状況も悪くなりTaBeLu+ですら食べることが困難になってこられた方などなど。

何名かにお試しで切り替えを行い、食事形態の変更を検討した結果、ムース食からは2名、TaBeLu+からは3名がTaBeLuソフトへ移行となりました。

提供していきながら形態アップが可能な方など定期的にみていきながら食事内容について色々な提案ができるよう心掛けていきます。

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↑こちらの写真はサロンで提供しているムース食です。

ユニバーサルデザインフード 区分3(舌でつぶせる)レベルです。

汁物は利用者に合わせてトロミの濃度を変えて提供しています。

めぬけのバター醤油.jpg(めぬけのバター醤油風味、ごぼうの明太マヨネーズ、海老と豆腐の煮物)

鮭の塩焼き.jpg(鮭の塩焼き、肉団子と野菜の煮物、小松菜の白和え)

↑そしてこちらの2枚がTaBeLuソフトになります。

見た目も良く、味もしっかりしていますが、こちらも舌でつぶせるくらいの

やわらかさで食べていただけます。

ムース食と比べ、多少食材感も感じられるので食べるうえでの満足感も得ていただきやすいかと思います!!

サロンでもTaBeLu+からTaBeLuソフトに移行し、栄養補助食品等を組み合わせることで食事摂取量がアップしている方もいらっしゃいます。

形あるもの・見た目の良いものを食べられることや、全て食べきることができたという満足感。

TaBeLuソフトには色々なご利用者様の満足感をみたしてあげられる要素が詰まっています!!

もちろんTaBeLuソフトも一つの手段として、色々なご利用者様の状況に合わせた提案ができるよう精進していきます☆

サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美