竹輪美里のブログの最近のブログ記事

皆さんこんにちは、京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

10月に入りましたが、昼間はまだまだ暑いですね・・・。朝晩との寒暖の差に体調を崩さないように日々気を付けています。

今日は85歳女性の新規訪問へ行ってきました。

糖尿病の方で今まで血糖コントロール良好で、何も制限のないお食事を食べていた方でした。

155cm・43kgと痩せいる方ですが、現在の血糖をヒアリングすると10%ぐらいとのご返答。

7月ごろに暑さや食事の準備がしんどくなったという理由で、ジュースやアイス・甘いものなど喉の通りが良い物のみを食べるようになってしまい、HbA1cがなんと12%を超えて8月の後半に2週間の教育入院をしてきたと話されました。

病院の管理で退院時には8%後半にHbA1cも下がって、ほっとしていたが9月の受診でまた10%に戻ってしまったとの事・・・。

退院後ジュースや間食は一切摂らないようになったが、食事の準備だけはしんどく、朝:ご飯(100g程)・温野菜サラダ、昼・夕:ご飯のみや麺類のみ(時々魚やお肉のメインを作る)、と一日の食事のほとんどが炭水化物中心になっているよう。

教育入院中に栄養指導も受けられており、食事の大切さは入院で実感をしてわかってはいるが、病院の様にしっかりと管理のされた食事は自分で準備するのは中々難しく解ってはいるんだけど・・・と苦笑いされていました。

いきなりすべての食事を病院の様にバランスのとれたものに変えるのではなく、まずは朝のサラダを多めに作りお昼にも食べるようにするなど小さなことから少しずつ改善をしていきましょうとアドバイス。

それくらいのことからなら明日からやってみます、と前向きなお返事を頂けました!

配食は夕食にご利用頂き、まずはHbA1cを3ヵ月で退院後の8%台に戻すことを目標に設定しました。

最近はテレビでも糖尿病のことなど取り上げることも多く、『わかってはいるけど・・・』となかなか知識はあるけど実践できていないようなお声を耳にすることが多いです。

本人様の出来ることから食事療法に取り組んでいけるように、『提案』の引き出しを充実させていけるように頑張ります!(^^)!

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おいしい物を食べて日々の活力に☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士  竹輪美里

皆さんこんにちは!京管理栄養士の竹輪です。8月も残りわずかとなりました!

最近は悪天候続きですが、変わらずバイクで訪問に周っています!

先日、ケアマネジャーさんから相談を頂き、83歳・男性の新規訪問へ行ってきました。

6月に大腸憩室炎にて入院されていた方で、現在は経過良好で食事療法なしで生活をされている方でした。

大腸憩室炎では低残渣食(腸の負担となるような食物繊維や刺激物などを控えて負担をかけない食事)、落ち着いてきたら再発予防のために食物繊維をしっかり摂る食事が必要になります。

本人様・娘様・ケアマネジャーさんの4人での面談を行いました。

今の食事のヒアリング行うと、朝:近所の喫茶店でモーニング(ご飯・お味噌汁・魚系のメイン・小鉢)、昼・夕:かつ丼やうな重・スーパーのお惣菜(揚げ物多い)など。野菜はモーニングについてくる小鉢やお味噌汁の具のみ。。。

本人様へ野菜の摂取量少ないことや、再発予防のために、食事のバランスを整える必要があることお話すると、「もう83年も生きたから、これ以上長生きしたくない」「自分の好きなものだけしか食べたくない」とのお言葉でした。

この言葉を新規の訪問でお伺いする時に、時々言われることがあります。

本人様の気持ちも、長生きしてほしいという家族様の気持ちも十分にわかり、本人様にどのようにお話をし食事改善に前向きになって頂くかいつも悩まされています。。。(^_^;)

再入院せずに自宅ですごせるように、一人で外出し好きなところに好きな時に行ける今の状態を維持するために、とお話し、家族様からも説得され、朝と昼は今のままで、夕食のみ配食利用し野菜の摂取量を増やしていくことになりました。

本人様の意見も尊重しながら、お体の為にもなるように継続フォロー行っていきます。

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今年の夏は、初甲子園に行って高校野球を観戦してきました!

とても暑かったですが、生のブラスバンドの応援やヒットを打ったときの盛り上がりなどとても楽しかったです!(^_^)/

京都管理栄養士   竹輪 美里

みなさんこんにちは(^_^)/京都管理栄養士の竹輪です。

早いものでもう夏休みに入ったみたいですね!

先日、伏見区の地域包括主催の配食会社の合同試食会に参加してきました。

対象は包括で心不全のご利用者様にかかわっているケアマネージャー・看護師の方々で、約40人の方々への試食と、はーとの業務・サービス内容の説明をしてきました。

試食会

試食内容は塩分調整食(心疾患・脳血管疾患・糖尿病等)塩分5~6g。

この日の献立は、主菜:牛肉と焼きねぎの治部煮、副菜::マカロニと野菜のたらこマリネ・アスパラのおかか和え・こんにゃくの含め煮で、塩分は1食あたり2.0g。

皆さんに試食頂き、「塩分2.0gなのにしっかり味がついてますね」「減塩だけど蒟蒻にもしっかり味がしみていて美味しい」などとても好評でした。

また、私たち管理栄養士が配食ご利用前にご自宅に訪問し、きちんとアセスメントを取って食事療法をサポートしている事や担当者会議等に参加し食生活に問題がある場合は改善のアドバイスを本人様やご家族様にしていることなどもお伝えしてきました!

包括のケアマネージャーの方々は弊社について知っている方も多かったのですが、看護師さんは知らない方も多かったので、とても良いアピールの場になりました。

はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

皆さんこんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

今日はとても暑いですね(^_^;)

バイクでの移動中も脱水にならないようにこまめに水分補給をしながら、訪問してきました!

86歳一人暮らしの男性、慢性心不全・腎不全があり、体重75kgを超えないようにと主治医の指示がある方のフォロー訪問へ行ってきました。

重度の浮腫みでご入院されており(浮腫み消失で-20kg/4か月)、退院後に減塩の食事を週に4回利用頂いていたのですが、退院後2週間で体重は7kgの増加。。。

担当のケアマネージャーより、朝食にめざしを食べているのが原因ではないかと思うので、一度訪問しアドバイスを・・・とのことでした。

訪問すると、本人様の足パンパンに浮腫んでおり歩くのも辛そうなご様子。

本人様に今の食事内容を確認。

朝はご飯・めざし(手のひら大・1匹)・卵焼き(卵1個に減塩しょうゆを2・3摘)、昼は冷やしうどんやざるそば、夕:配食、間食:缶詰の果物。配食以外の夕食は時々お寿司やお刺身などたべている。

塩分には気を付けており、 醤油は減塩や醤油スプレー使っている。

ケアマネさんは朝のめざしを気にされていたが、手のひら程大きさであまり問題はないよう。

昼食の乾麺のそば・うどん確認すると、なんと100gあたり7.41gもの塩分がはいっているものでした(^_^;)

毎日80g1束を食べており塩分は約6g弱。。。

茹でて冷水でしめるので6gよりも摂取量は減るが、これを麺つゆにつけて食べられていました。

麺つゆは塩分摂りすぎないようにと薄めに作られていましたが、浮腫みも酷いので一旦昼食は麺類ではなくご飯とおかずに変え、摂取塩分を減らして頂く様にお伝えする。

麺類は簡単にできて食べやすいので、何かと食べていたがこれがアカンかったんやなぁと本人様。

また、常にダイニングチェアで一日のほとんどを過ごされており、血行もあまりよくない様・・・なるべく畳に座って生活をしていただく様にお伝え。

少しでも浮腫みが消失するように引き続き、フォロー行い様子観察していきます!

今日は祇園祭の山鉾巡行の日ですね!

京都に来て3年がたちますが、実はまだ1回も祇園祭には行ったことがなく・・・

来年こそは行ってみたいと思います(^_^)/

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写真は同僚に頂きました。。。。

はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

みなさん、こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です。

退院後の食事の相談で、担当ケアマネージャーの方から相談を受け、入院中の病室に面談に行ってきました。

88歳の男性で、肺炎・リウマチで入院され、入院中に嚥下能力の低下がみられ誤嚥性肺炎を発症された方でした。

面談時のアセスメントで、MNA8点:低栄養のおそれあり(①体重減少②歩行状態③ストレス④BMIの4項目で減点)

2か月ほど入院されており、現在は病院食(ソフト食)も全量摂取されていました。

退院日も決定し在宅に戻るにあたり、誤嚥性肺炎の予防の為にも病院と同じソフト食をご希望でした。

ご家族様が病院に来られている時は奥様の食事介助で咽(ムセ)なく食べられていますが、自分で食べようとすると咽てしまうことがあるそうです。

本人様食欲旺盛で自分の口の中にまだ食べ物が入っているのに、次々と口内に入れようとし掻き込むように食べていることが原因だろうとの事。

奥様に「私が食べさせてあげればいいのだけど、本人は自分で食べたいというのだけど、どちらがいいんでしょうか?」とのご質問を受けました。

以前、食事介助の研修に行った時にこのようなことを聞きました。

私達は目の前に並んだ食事を見たときに、ほとんど無意識のうちに何から食べようかな?どんな味がするだろうかな?などを考えています。

そのため、食事介助を受け自分で口に運べないときに、自分が食べよう・食べたいなと思ったものとは違う食べ物が口に入ったらとてもがっかりしてしまうのです。

また、嫌いな食べ物があった時にそれを口に入れられるのも嫌ですし、途中でお茶を飲みたいのにどんどん食事を進められるのもとてもストレス感じてしまいます。

本人様の食べたいという意識を尊重しながらも咽ないようにするために、本人様の自力摂取で①小さめのスプーンを用意し少量ずつ口に運ぶようにする。②食事⇔水分(とろみ)を交互に喫食(交互嚥下)し残渣が残らないようにする、事を提案しました。

今週退院されご自宅に戻られるので、お食事の喫食状況確認しながら、誤嚥せずに自宅で安静に過ごせるように引き続きフォローしていきます!

はーと&はあとのソフト食

ソフト食はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美