竹輪美里のブログの最近のブログ記事

皆さんこんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

バイク移動の辛い季節がやってきました・・・(T_T) 風邪をひかないようにしっかり防寒しています!

先日、栄養指導に行っている糖尿病クリニックの患者会に参加してきました。

最初に血糖の測定があり、その後食事をしながら皆様の体験談を聞き、最後にクリニックの先生から糖尿病の勉強会がありました。

皆さん糖尿病のベテランの方ばかりで、自分が何を食べれば血糖が上がりやすいかや感覚的にHbA1cが今どれくらいかわかるという方もおられました。

そんなベテランの方でも、食欲に負けて糖尿病とケンカすることがよくあると苦笑されていました。ケンカした後は運動したり、次の日の食事をヘルシーにして仲直りをしているとのことです。

ご夫婦で参加されている方もおり、一人だと好きなものを食べたくなったり運動も続かないけれど、どちらかのモチベーションが下がった時にはもう片方が励ましながら夫婦二人三脚で食事療養に努めているとのことです。

糖尿病は一生付き合っていく病気になるので、仲よく数値が安定した状態で過ごすことがやはり大事なのだと実感しました。

シュトーレン

先日、豆腐とホットケーキミックスのシュトーレンを焼きました!

バターや牛乳・卵など使わずに簡単にできました(^u^)

HealthyKitchenにレシピや作り方を載せるので、ぜひご覧ください☆

京都管理栄養士 竹輪美里

みなさんこんにちは(^^)京都管理栄養士の竹輪です!

10月も今日を入れてあと3日となりました。

年末にさしかかり、いろいろなところでおせちの予約を目にするようになってきましたね。

おせち料理には塩分が多いものもたくさんあるので、高血圧や心疾患で塩分制限の必要な方は注意が必要です!

☆特に塩分の多い食品☆

   ①かまぼこ・・・1切れ0.3g

   ②田作り・・・10g0.4g

   ③昆布巻き・・・0.7g

   ④数の子(しょうゆ漬け)・・・1本1g

   ⑤するめ・・・1枚1.8g

おめでたい食材や幸福を祈念した品目が詰め込まれたおせち料理ですが、事前に準備し元旦に食べられるようにとしっかり味付けがされている保存食になります。冷たい食べ物は味がわかりにくいので、おいしく食べられるようにと温かい状態で食べる時よりも濃いめに味付けをしてあります。

1つの品目をたくさん食べるのではなく、いろいろな品目を少しずつバランスよく味わうのが良いですね(^^)

毎年はーとでもおせちを準備し、ご利用者の方々にご注文いただいています。

今年から塩分制限が必要な方向けの減塩のおせちもご準備いたしましたので、ぜひご利用ください☆

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バイクで京都市内を走っていますが、日ごとに寒さが増していくのを感じます。

周りの景色も秋らしくなってます(^_^)/

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京都管理栄養士 竹輪

朝晩日ごとに寒くなっていますので、暖かくしてお過ごしください!

「台風24号」の被害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

こんにちは、京都管理栄養士の竹輪です!

10月に入り今年も残すところ3か月となりましたね。まだ昼間は暑いですが、朝晩は着実に秋が近づいてきていることを感じます。一日の寒暖の差が激しくなりますが、体調を崩さぬようご注意くださいね。

さて、秋にはスポーツの秋・読書の秋・食欲の秋と"◯◯の秋"というフレーズが付きますがその由来はご存知でしょうか。(ちなみに私は食欲の秋です!(^u^))

スポーツの秋は1964年(昭和39年)の東京オリンピックがきっかけになっているという説・読書の秋は中国の唐時代の詩人 韓愈の漢詩に「燈火稍く親しむ可く」という一節があり、ここから秋が読書にふさわしい季節として、「秋燈」や「燈火親しむ」といった表現が使われるようになり、 これが「読書の秋」の由来のひとつと言われています。

では『食欲の秋』はどうでしょうか。

食欲の秋の由来については、さまざまな諸説がありますが、秋の味覚である栗やさつまいも・梨・ぶどう・私たちの主食であるお米など、多くの食材が旬を迎える秋はいつもより食欲が増す!という考えから「食欲の秋」と呼ばれるようになったんだそうです。

 

☆秋になり食欲が増す理由☆

夏から秋に変わると日照時間の関係で日光に当たる時間が短くなります。

日光に当たる時間が減ると、精神の安定化を保つホルモンの『セロトニン』の分泌が減ります。日光に当たる以外でこの『セロトニン』を増やすには、糖質・肉類・乳製品を摂取ししっかり睡眠をとることが必要です。

そのために、体が食欲を増進させ睡眠をとることで精神のバランスを保とうとするのではないかと言われています。

 

食欲のままに食べてしまうと、太ってしまうので以下のことを守りながら食事を楽しみましょう。

 

食事の際に、食べる順番を意識することで、食べ過ぎを防いでくれます次のような順番で、食事を食べるよう意識してみましょう。

 

 

   1、 野菜・海藻料理を食べる

   2、タンパク質(肉、魚、卵料理など)を食べる

   3、炭水化物(ご飯、パン、麺類など)を食べる

 

野菜や海藻には、食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は、胃腸で水分を吸収して膨張し、満腹感を感じやすくさせます。

水溶性食物繊維は、胃腸での糖分の吸収を抑制する働きや、粘着性があり、胃腸内をゆっくり移動することで満腹感を長持ちさせてくれます。

野菜や海藻は、これらの働きで、血糖値の急激な上昇や、食べ過ぎを防いでくれます。

 

次に、肉や魚などのタンパク質、最後にご飯やパンなどの炭水化物を食べることで、血糖の急上昇を防ぎ、食べ過ぎ予防につながります

 

また、早食いをすると満腹感を感じる前に必要以上に食べ過ぎてしまう危険があります。食事時間は20分を目安にゆっくり食べましょう。

 

 

東寺

 

台風21号では暴風・豪雨で京都もたくさんの被害が出ましたが、東寺の五重塔はしっかりと建っていました!

 

管理栄養士 竹輪 美里

 

 

 

 

 

また別の患者様(60代・男性)のお話ですが、先日他病院からの転院で来られた方が来院されました。

BS185・HbA1c8.0とどちらも高い値の方で、栄養指導自体受けるのは初めてと言われ、今の食生活についてのお話を聞かせていただきました。

糖尿病歴は5年ほどで、食事も昔はお肉やラーメンなど好きなものを好きなだけ食べていたが糖尿病と診断されてからは野菜中心・和食中心の食事に変え、野菜からよく噛んでゆっくり食べるようにしているとの事。

運動も平日は会社への往復40~50分歩いたり、土日はジョギングをされていました。

お酒も飲まれない方で食事や運動内容を聞く限りでは特に問題が見当たらなく何でこんなに数値が悪いのかな?っと思っていたのですが、水分補給について聞いたときに問題が見つかりました。

「水分はこまめに摂るようにしていて一日に2L以上は飲むようにしています。カルピスが好きで毎日500mlのペットボトル1本は飲んでいます。他にもコーラなどの炭酸飲料1本・スポーツドリンクを2本飲んでいます」との事。

食事と運動はしっかりされていたのですが、水分補給で糖分の多いものをたくさん飲まれていることが原因でした。

ペットボトルの飲料と角砂糖が並べられている写真を見ながら、飲み物にどれくらいの砂糖が使われているか説明するととても驚かれていました。

カルピスで角砂糖18個・コーラが15個・スポーツ飲料が6個(×2本)と合わせると、毎日角砂糖45個分の砂糖をとっていたことになりますね(^^;)

カロリーも高く飲み物だけでも、550kcalと1食分ぐらい摂っていたことになります。

本人様はカルピスはさっぱりしているし、スポーツ飲料も体にいいと思っていたと目からウロコ状態でした。

食事改善にとてもやる気のある方で、「明日からはお茶かお水に変えるようにします!」と改善の糸口が見つかられたようでした。

次の栄養指導の時に改善がみられるといいのですが・・・(^^)

渡月橋

右京区を担当しており渡月橋付近をバイクで通ることが多く、これから秋になり紅葉を見るのが楽しみです☆

京都管理栄養士 

竹輪美里

こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^-^)/

まだまだ暑い日が続いていますね(^▽^;)

バイクで走っていると、お昼過ぎからどんどん暑くなっていくのを肌で感じています。

台風で雨が降った日の夕方に、会社から虹が見えていました☆

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5月に栄養指導を行っている糖尿病のクリニックの患者様(女性)から「大好きなチョコも控えているのに、HbA1cが9%台から改善しないので、とてもモチベーションが下がっている」とのご相談がありました。

元々甘いもの(特にチョコレート)を好まれており、食事を減らしてでもお菓子は食べたいと思われている方でした。

間食としてのお菓子をゼロにするということはどうしてもできないと言われており、ハイカカオのチョコレートを少量食べていただくようにお話していました。

HbA1cが9%台と高いため、今のお食事内容を再度ヒアリングすると、チョコレートは減ったがその分シュークリームやアイスの食べる量が増えていらっしゃいました。

このままでは合併症のリスクが高くなることをお話しし、①間食はおやつの時間ではなく、運動する前か食事と一緒に食べること。②1日1種類を少量で食べ過ぎないこと③糖質の少ないものを選択すること、を次回の目標として行っていただくことになりました。

8月の栄養指導では、指導室に入った時に「3か月間、3つのこと守ってきたんですが今回数値はどうでしょうか・・・?」と不安にされていましたが、血液検査の結果を確認すると、5月のHbA1c9.5が7.2まで改善されていました!

結果を聞き本人様も、「しっかりし間食コントロールしたことが結果になって安心しました。良かったです。」と笑顔を見せていただきました。

糖尿病の食事療養は、継続することが大事なので引き続き今の間食の量を守っていただくようにお伝えすると、「そうですね、これを継続しないとまたHbA1cが戻ってしまうからね。」と納得され、数値が改善されたことでモチベーションも高くなられていました。

→クリニックでの栄養指導②へ

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美