樋口和希のブログの最近のブログ記事

こんにちは。

北摂管理栄養士の樋口です。

 

最近は気温が落ちてきたからなのか蚊に刺されることが多くなってきました(*_*;

小さい頃は蚊に刺されるとかなり腫れて痒かったのですが、最近はあまり腫れずに痒さもマシになってきたのは蚊の種類が違うのか、体質が変わったのか・・・

 

さて、今回は菓子パンをお昼ご飯に食べていた方の栄養介入についてお話したいと思います。

最初にお会いしたのは4月で、HbA1cが8.6%ありました。

お話をお伺いすると、朝は食パンとコーヒー、夕食はご自身で作られているが昼食は簡単だからと菓子パン(あんぱんやクリームパン、デニッシュなど)を食べておられました。

夕食は芋類やかぼちゃがお好きでコロッケとかぼちゃの煮つけを組み合わせるなど1食に多く使われていました。

甘い物は苦手で間食はしていないとのこと。

担当医師から食事を改善するように言われ当社に相談があり面談を行いました。

昼食を作るのはしんどい、土日は好きなものを食べたいとご要望がありましたので当社のカロリー調整食を平日昼に菓子パンの代わりに食べ、夕食は芋類・かぼちゃを1食に1品以上使わないようにして1か月様子を見てみましょうと提案をいたしました。

 

結果、1か月後HbA1c:7.4に、その後食事を継続され9月の段階でHbA1c:6.9に低下されました。

また薬の飲み忘れもあったようですが、しっかりと服薬されるようになったことも良い結果につながったと思います。

 

菓子パンの原材料を見ると、砂糖や糖類が最初のうちに表示されているのが分かります。

原材料は、原材料に占める重量の割合の多いものから順に記載されているので、小麦粉の次に砂糖が記載されているものは食べる量に注意が必要です(;・∀・)。

 

菓子パンは食事代わりに食べられる方も多く、おやつ(甘い物)と認識されにくいですが、砂糖をたくさん使った食品であることを知っていただき、お楽しみとして召し上がっていただけたらと思います(*^-^*)

 

甘い物と言えば、蚊は普段は果物の汁や花の蜜を食べて生きていますが、産卵期になるとより赤ちゃんにしっかり栄養をつけるために動物の血を吸うそうです。

そう考えると吸われても少し寛容になれるような気がします。 

 

いや、やっぱりならないかも・・・

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連休中に3D木製パズルを組み立てていました。

ライトもついて、ブックエンドにもなってとてもいい感じ★

はーと&はあとライフサポート

管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口です。

 

9月に入りようやっと朝方は少し気温も落ち着いてきたような気がします。

日中は相変わらずですが・・・(◎_◎;)

 

さて、7月より茨木市配食をご利用の方へ訪問栄養指導事業がスタートしました。

 

この事業は茨木市配食をご利用の要支援の方のうち、低体重の方や半年で体重減少がある方に対して管理栄養士がご自宅に訪問しお食事のアドバイスを行うという内容です。

 

近年高齢者の方のフレイルが社会問題になってきています。

 

フレイルとは、加齢とともに心身の活力が低下し、複数の慢性疾患などの影響もあり、弱々しくなった状態ですが、適切な介入や支援によって元の生活に戻れるようになる状態でもあります。

 

足腰の痛みからお買い物に行くことが困難になったり、お一人暮らしになったことにより食事作りの意欲が低下されたり、飲み込みや歯の痛みから急激に食欲不振になったりと本人様も気づかないうちに身体状態や環境の変化からフレイルに陥りやすくなります。

早期発見には体重変動を観察することがとても重要になります。

 

お食事と栄養アドバイスにて少しでもフレイルから介護状態に移行することを防ぎ、その方らしい人生を送れるお手伝いができたら嬉しいです。

 

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DSC_0110.JPG事務所隣の田んぼのお米が大分実ってきました(・∀・)

事務所に勤務してから初めてお米の成長過程を見ることが出来たのでとても面白く毎日観察しています。

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士の樋口です。

 

毎日暑い日が続きますね。何もしていなくても体力が奪われていく感じです。

前に京都栄養士の竹輪さんにハンディファンを貸していただいたのですがとても気持ちよくて、買おう買おうと思いながら2週間経過・・・

夏が終わる前に手に入れようと思っています。

 

汗もたくさんかくので水分補給もとても大事ですね。

ただ、清涼飲料水やスポーツドリンクを大量に飲み続けることはとても危険です!

 

『ペットボトル症候群』ペットボトルに入ったジュースのイラスト

 

ペットボトル症候群とは、吸収の早い糖類(果糖やぶどう糖液・砂糖など)を含むスポーツドリンクや清涼飲料水、炭酸水などを短期間にがぶ飲みすることで発症する病気です。

 

糖類を多く含む飲料を多量に飲むことにより急激な高血糖状態となり、尿量が増えたり、疲れやすくなったり、吐き気がしたりします。重度になると意識障害や昏睡などの症状を起こすこともあります。(糖尿病性ケトアシドーシス)

 

訪問栄養相談の中でも以前にこのペットボトル症候群によって意識障害を起こし、全身まひが後遺症に残った方がおられました。

その方は学生の時にクラブの後にスポーツドリンクを多量に飲み、その後意識を失ったとのことでした。

 

冷えていたり、炭酸が入っていたりすると甘味が感じにくくなるのでついついたくさん飲んでしまいがちです。

普段から糖類を含む飲み物をたくさん(500ml以上)飲んでいる方は生活習慣病予防の為にも、普段の飲み物はお茶やお水にして清涼飲料水などはおやつとしてお楽しみください(*^-^*)

 

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DSC_0095.JPGのサムネイル画像訪問中にコツメカワウソみたいな雲を発見しました。

夏空ですね~~

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士の樋口です。

梅雨に入ったかと思えばもう梅雨明け宣言でびっくりです。

いきなりの暑さで身体がまだまだ慣れておらず外に出るだけで体力が奪われていきます・・

皆様もご無理されずお身体第一にお過ごしください<(_ _)>

 

さて今日は食欲不振の方の訪問をさせていただきましたのでご報告をしたいと思います。

70代男性。1年程前より食欲不振で体重が1年間で5㎏程減少していました。

食欲不振に至った原因は特になく、血液データも特に問題なく受診でも特に言われていることはないとのこと。

食事を作ることがお好きで自身で用意をされていましたが、買い物や作ることもつらくなってきたので、調理負担軽減のために配食を利用したいと担当のケアマネージャーさんに相談され訪問の流れとなりました

もともとの体型もスリムな方ですが現在はBMI19。

体重だけみると標準範囲内に入っていますが体重減少率を考えると気になる所です。

初回面談での会話より

本人様「最近暑くなってきたしすぐ疲れやすくなってきた(*_*;コロナの影響で外にも出れない状態が続いたので何もする気も起きなくて・・・リハビリもしているけどリハビリした後は動けなくて家で寝ていることが多くなってきた」

樋口「お食事は今どのくらい召し上がられていますか?」

本人様「朝は食パン6枚切り1/2枚と牛乳、昼は食べたり食べなかったり、食べるとしたらうどんとか・・・。夕食はごはん茶碗半分と野菜の煮たものの残りかな」

お食事の聞き取りより1日500~600kcal程度であり、必要な食事量の半分も召し上がられていませんでした。

このままの状態が続くと食事からのエネルギーでは身体を動かすエネルギーが足りず、脂肪や筋肉からエネルギーを作りだし余計に筋力・体力の低下が起こってしまいます。

せっかくリハビリをしていても食事が取れていなければかえって筋力を低下させてしまうことをご説明、また疲労感・倦怠感、無気力になるのも食事が足りていないことで起こることもあるとお話しました。

本人様「食事が足りていないとは思わなかった。しんどいのは暑さのせいかと思っていた」

この言葉がとても印象に残っています。

食欲不振があり体重減少があっても食事が足りていないことには自身で気づきにくいこと、緩やかに起こっている場合は特に分かりにくいことを栄養相談をしていく中で知りました。

お食事が取れていなくても見た目はとても元気な方も多く判断が難しい場合がありますが、やはり必要な食事量がとれていないと骨折した時や風邪を引いたときなどアクシデントがあった時に急激に身体状態が悪化してしまいます。

これから本格的な夏になると食欲不振から脱水になるケースも多く見られます。

ご自身で、また周りの方で食欲不振、倦怠感、無気力の訴えがみられた場合は、是非お食事の量が足りているか見直してみてくださいね。

実際に足りているかどうかわからない、食べられない場合はどうすればいいか知りたいなどがありましたら是非管理栄養士を頼ってください(*^-^*)

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20220614_200407_exported_71894 (002).jpgのサムネイル画像20220614_193253 (002).jpgのサムネイル画像キリンカップサッカー2022 日本代表 VS チュニジア代表を観戦してきました(・∀・)

試合中に買ったじゃがりこは大大大吉でめちゃくちゃいいことを期待MAXでしたが

結果はシビアな感じに・・・(;'∀')

でも、自分ではあんなに動けないしやっぱり間近で見ると迫力あって楽しかったです♪

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口です。

 

気温上昇し過ごしやすい季節になってきました( *´艸`)毎朝モノレールで万博公園を通りますが、桜並木がきれいで癒されています。

 

桜.jpgのサムネイル画像

 

さて、今回は、減塩・減量が必要な方の新規訪問に行ってきましたのでお話したいと思います。

 

60歳代男性。BMI:29。毎年検診で脂質異常症、高血圧を指摘されていました。かかりつけの先生から当社を紹介され、配食を検討していると電話を頂き面談の流れとなりまました。

 

食事内容の聞き取りより、朝はコンビニのサンドイッチ、昼はスーパーの弁当や外食のそばなど、夕食はスーパーの惣菜や寿司、ラーメンなどを選ばれておりました。

1日の塩分摂取量は約13~15g(日本人の塩分摂取基準量60歳代男性7.5g/日)となっており、塩分過剰摂取がみられました。また、脱水傾向も見られました。

 

そこでまずは朝・昼は今のままの食生活、夕食は当社の塩分調整食を毎日利用し1か月後の受診後にお会いする約束をしました。

また水分はコーヒーメインで飲んでおられた為、コーヒーを1日2杯までにし、水やお茶に切り替えていただくようアドバイスを行いました。

 

1か月後・・・

体重2㎏減少されていました。また尿中食塩検査(1日に摂取したナトリウム量を尿中の濃度で推定する検査)が1か月で高値→基準範囲内になっていました。

 

お食事面では、初回面談で夕食のみ配食に変更し朝昼はそのままで経過観察をとお伝えしておりましたがご自身で、朝はトーストとコーヒーに、昼はスーパーのお惣菜でたんぱく質料理1品と野菜料理2品を選ぶ、揚げ物は買わないなど工夫されており、1日の食事量も調整されておりました。

 

いきなり色々変えて辛くないですか・・?とお伺いしたところ、配食を続けるうちに慣れてきてたくさん食べなくてもよくなった、減塩したことが尿検査でもちゃんと反映されていたのでとても嬉しい!ありがとう!ととても嬉しいお言葉をいただきました。

 

初回面談時に「ずっと検診で指摘されていて気にはなっていたけど、なかなか食事の見直しをするのはおっくうだし先延ばしにしていた。でも最近そろそろ身体危ないかもしれないと思い思い切って電話しました」と仰られていました。

 

当社に連絡していただくまでに色々悩んで決心して電話してくださったことがとても嬉しく、開始後もご自身で色々と考えて食事を工夫されており、とても尊敬できる方です。

私も努力に真摯に答えたいと気持ちが引き締まりました。

次回お会いする日を楽しみにしております(^^)

 

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はーと&はあと 管理栄養士 樋口 和希

 

 

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