樋口和希のブログの最近のブログ記事

こんにちは。北摂管理栄養士の樋口です。

最近少しづつ日が落ちるのが遅くなり、梅の花もちらほら咲いてきてようやく春を感じられるようになってきました。

スーパーでは春野菜が並ぶようになってきました。

おひたしや天ぷらにした時の苦みが最高!

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野菜を苦いと感じる原因はタンニンと呼ばれる成分が含まれているからですが、植物はタンニンの苦みで虫や哺乳類、鳥から身を守っているそうです。

苦い野菜やお茶を飲んだ時に、舌がざらざらするような、乾燥したような感覚になったことはないでしょうか?これはタンニンが原因です。woman4_nigai.png

人の口の中は粘膜で覆われているのでなめらかでぬるぬるしていますが、タンニンはこの粘膜を構成しているたんぱく質と結合して変性させてしまう(収れん作用)ので、ぬるぬるが取れ口の中がざらざらするような、渋みが強い物になるとピリピリしたような感覚になります。

決して楽しいとはいえない感覚のタンニンを「美味しい」と食べている人間をみて植物はどう思っているか言葉が分かれば聞いてみたいと思います。

ただ、苦い物を食べていなくても苦いと感じることがあります。

訪問先でも、「常に口が苦い」、「何食べても苦く感じる」とお伺いする機会があります。

苦く感じるのは、亜鉛不足や逆流性食道炎、飲んでいる薬や虫歯、歯周病だったりと色々な原因があります。

苦い物を食べていなくても口の中が苦い、変な味がするときは一度かかりつけの先生にご相談くださいませ。

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スーパーで、豆腐で作った焼肉が売られていたので興味を惹かれ買ってみました~。お肉の弾力や色、見た目まで再現度高くびっくり!!

味も最初はやや大豆感を感じましたが、食べすすめるとお肉味が感じられてして最近の技術はすごいと感動です( ゚Д゚)

 

はーと&はあと 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口です。

 

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎日毎日寒いですね~今年は雪が多い気がします。

 

先週1月17日は阪神・淡路大震災から27年。

私はその時家族でスキーに行っており、朝帰りの電車の中で地震にあいました。もう27年経ちますがその時の恐怖はまだ鮮烈に覚えています。

 

2018年の大阪府北部地震の時は病院の厨房で勤務中に揺れが起き、ちょうど朝食の配膳時間であった為、エレベーターが使えず各病棟に食事が運べない、普及するまでは電気を使う調理器具(スチーマーやミキサーなど)が使えず調理が大変だった思い出があります。

 

2011年東日本大震災では大阪北摂地域にて訪問栄養指導を行っておりましたが、東日本にある製缶工場が甚大な被害を受けたことにより栄養補助剤のエンシュアリキッドが欠品し、在宅で胃ろうや食事の補助にて利用されている方に別の栄養補助食品に変えたりなどが必要でした。

 

最近も地震が多い印象です(/_;)

2018年の大阪に上陸した台風21号でも停電など大変な目にあったので、家には3日間の備蓄食料を用意しています。

東日本大震災直後の3日間の食事は、パンやごはんなど炭水化物がメインであり、栄養調査結果からビタミン・たんぱく質の不足の見られたという報告が出ています。

ビタミンやたんぱく質は免疫力をつけるためにとても大切な栄養素ですが、肉や魚、牛乳や野菜は中々救援物資としては流通や保管・保存などの問題で十分な量の確保が難しいことも課題としてあります。

我が家では、レトルトのおかずやごはんの他に、野菜ジュース・ビタミン剤、魚の缶詰などもローリングストックとして備蓄しています。DSC_0188 (002).jpgのサムネイル画像

ただ、糖尿病やたんぱく制限、塩分制限などが必要な方、食物アレルギーをお持ちの方、嚥下障害がある方は、普通の災害食では対応できないこともあります。

 特に嚥下食が必要な方は、電気が止まった結果ミキサーが使えず食事を提供することができないという事例もありました。

 

お食事に特別な配慮が必要である方は、減塩のレトルトやミキサー食のレトルト、栄養補助食品などを日頃からストックしておくのはいかかでしょう。

 

はーとでもレトルトの減塩食や、低たんぱく食、嚥下調整食など市販ではなかなか購入しづらい商品も取り扱っています。

備蓄食としてもぜひご活用くださいませ(^^)/

 

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はーと&はあと 樋口 和希

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口です。

 

本格的な冬到来ですね。日が暮れるのもすっかり早くなってきました。

寒い日は温かくて濃いコーヒーを飲むとほっとします。

皆さんは寒い日何が欲しくなりますか?

 

さて、今回は、胃がんにて内視鏡手術された方の新規訪問に行ってきましたのでお話したいと思います。

 

70歳代女性。今年に入り体調不良訴えられていましたが検査しても原因分からず自宅にて療養。再度体調不良の為受診した所、高度貧血見つかり精密検査にて胃がんと診断受け、内視鏡手術を受けられました。

入院中に、刺激物・消化に悪い物を避けることと話はありましたが、コロナの影響でお見舞いに行くことが出来ず、調理を担当されるご家族様より、『具体的にどうすればいいか現物を見ていないので分からない、食事療法について教えてほしい』とご相談があり面談の流れとなりました。

 

本人様「退院出来たのだからお寿司や焼肉など色々食べたい!」

 

お気持ち痛いほどわかります( ;∀;)

でも・・・消化管手術をされた方が退院後にいきなりハードな食事をされた結果体調を崩された方、再入院された方が過去に何名かおられましたので、期限付きで消化によいお食事を食べることを提案致しました。

 

樋口「10日後に再度経過観察の為の受診があるので、それまでは消化によいお食事を。受診後に今後の食事をどうするか考えましょう」

 

ご本人様納得され、当社の消化に良いお食事(軟菜食)を夕食に毎日召し上がっていただくこととなりました。また消化によい食材・調理方法の一覧表をお渡しし、朝・昼食の食事つくりの参考にしていただくようアドバイスを行いました。

 

その後受診にて、医師より「体調回復したので、普通食食べても大丈夫!」とお墨付きをもらったため、療養食を卒業となりました。

 

実際にお食事を利用されたのは半月ほどの為あまりお話ができませんでしたが、退院後体調を悪くすることなく普通食に移行することが出来て本当に良かったです。

ご本人様が今も好きなお食事を楽しく召し上がっておられるのであれば嬉しいです(*´▽`*)

 

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コーヒータイム@職場の机

このマグカップは大阪のクリスマスマーケットでホットワインを頼むともらえるアイテムです☆彡

毎年デザインが変わるのでコレクションしています。

今はコロナの影響で開催されていませんがカップだけでも気分が味わえます(*^▽^*)

はーと&はあと 樋口 和希

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士 樋口(旧姓:杉浦)です。

4月より管理栄養士 大都の異動に伴い茨木市・摂津市エリアを担当させていただくことになりました。

豊中市・吹田市エリアも引き続き担当させていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。

さて、本日は心不全にて最近退院された方のお食事についてお話させていただきます。

退院時栄養指導では塩分6g/日と水分制限について指導ありましたが、自炊が困難な為当社の塩分調整食と介護士さんの食事、市販の食品を組み合わせて食事療法を行うことになりました。

本人様「塩分控えないといけないのは分かるけど病院食も水っぽくて食べられなかった。自分で塩分を計算することは難しい」とご相談あり。

心臓を守るため塩分を控えることはとても大切ですが、毎食だと大変ですしそれが原因で食欲不振になってしまうのも本末転倒になってしまいます。

そこで、朝食は塩分1g以下に抑え昼食は当社の塩分2g以下の食事を、夕食は少し多めの塩分3g程度の食事にすることでメリハリをつける食事のアドバイスを行いました。medical_enbun_genen.png

朝食は塩分が少ない食品を組み合わせて栄養バランスの取れる食事作りの方法を、夕食は市販のお弁当や総菜は栄養成分表を確認し塩分が3gを越えるようであればソースをかけることや漬物を食べることを控えるなど塩分調整の工夫をアドバイスいたしました。

本人様「朝食に無塩のパンを食べたら、もっと他の所に塩分を使えるのね。探しに行ってみる!」

体重が増えると再度入院の可能性もあるため塩分と水分制限を家でもしっかり行い、でもせっかく自宅に帰ってきたのですから食事の楽しみも持ちつつ在宅で生活を継続できるよう栄養面から支援をしていきたいと思います(*´▽`*)

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私事ですが、先日入籍をしましたので氏名が「杉浦」→「樋口(ひぐち)」へ変更となりました。

お手数をおかけいたしますが今後ともよろしくお願いいたします。


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neko1.jpg最近マヌルネコがマイブームです。写真は夏ぐらいに撮ったものです。冬になるともっとふわふわの被毛になるようですが今は実物が見れないので動物園の動画配信を見る日々。

いつかまた会いに行けたら・・・(ΦωΦ)

はーと&はあと 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂事業所 管理栄養士 杉浦です。

 

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年が明けてからも新型コロナは中々終息の見通しがつかないですね・・

東京も再度緊急事態宣言が発令されそうですしまたまだ厳しい状況が続きそうです。

今年はいつもと違う年末年始を過ごされた方も多いのではないのでしょうか。

私も例年は、年始セールに出かけたり地元の初詣に行ったりしていたのですが、今年は家でオデッセイやインターステラーなど宇宙系の映画ばかり見ていました。

おかげで火星の知識がちょっとつきました。

 

あまり動く機会がないことで食事や水分摂取がおろそかになることもあるかもしれませんが、こんな時だからこそしっかり身体づくりをして基礎体力、免疫力を上げ自身ができる感染対策を一緒にしていけたら嬉しいです。

 

弊社の2021年最初のニュースは『デジタルカタログ』が完成しました☆

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冬場にも多い脱水予防のための経口補水液や、食事だけでは栄養を補うことが難しい方への栄養補助食品などを多数取り揃えています。

当社管理栄養士が監修しており、都度耳より情報も更新していきます♪

是非一度ご覧くださいませ('ω')ノ

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それでは寒い日が続いております。

どうぞお身体を大切に、ご自愛くださいませ。

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 はーと&はあとライフサポート 

管理栄養士 杉浦 和希

 

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  • 大都 宏子
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