低栄養・フレイルの方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

あっという間に4月も過ぎ去り5月・・・

年々、月日が過ぎるのが早く感じられます。

先日の訪問先にて、

「若いのにベテラン感があるなぁ」と言われ・・・

「35才くらいか??」Σ(・ω・ノ)ノ!

実年齢と10才以上若く見られた(´∀`*)ウフフ

マスク外せないわ~

さて、日々いろいろなお宅を訪問しております。

先日お会いしたご夫婦は揃って95歳。

95歳の奥様が日々食事の用意に勤しんでおられます。

ご主人も透析をされてはいるものの、若い頃から社交ダンスや卓球を趣味とされており

年齢を感じさせない体格と・・・

老眼なし、虫歯なしで全てご自身の歯!驚きの95歳でした。

おかきやするめ、昆布が主なおやつだそう。

しっかり噛み噛みできるものがお好きだそう。

いや~素晴らしい!

歯の欠損や義歯の不具合により

しっかり噛めなくなると、どうしても軟らかい物を好むようになり

咀嚼する力も衰えてきます。

口腔機能の衰えを表す「オーラルフレイル」という言葉をご存じでしょうか。

口腔の(オーラル)虚弱(フレイユ)を表す言葉で、おもに口まわりの筋力が衰えることにより、滑舌や食の機能が低下することを意味します。

加齢によって口まわりの筋力が低下し、歯の本数が減少すると、咀嚼する力と嚥下力(飲み込む力)が弱くなり、オーラルフレイルに陥るのです。

定期的に歯科検診を受けることはもちろんですが

噛める力を養うためにもある程度歯応えのある食材を普段から食べて頂きたいです。

みなさんの朝食はいかがでしょうか?

パンとコーヒーだけ、ヨーグルトや野菜ジュース、プロテイン飲料・・・

軟らかいもの、飲むだけのものになっていませんか?

野菜やキノコ、海藻類など

噛めるものを意識してみて下さいね。

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ぜひ、お気軽にご相談下さい☆

 

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管理栄養士 大都宏子

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久々にシロツメクサの群生に遭遇。

懐かしい匂いがした~♪

こんにちは。管理栄養士の竹本です。

例年より1週間遅れで やっと桜も咲き始めましたね。

バイクで走っていると気持ちいい気候ですが、汗かきの私は服装を間違えると汗だくに...(;^_^A

朝夕はまだ肌寒いので、みなさん体温調節には注意してくださいね。

 

さて、皆さんは「認知症カフェ」というものをご存じでしょうか?

認知症の方や、その家族、地域住民が気軽に集い、情報交換や相談、

認知症の予防や症状の改善を目指した活動ができる場所です。

先日その認知症カフェで「認知症を予防する食事」というテーマでお話をさせていただく機会がありました。

  

「これを食べれば認知症にならない」といったスーパーフードのお話ではなく、

今回は認知症のリスクを高める糖尿病や高血圧などの生活習慣病や

フレイル(加齢により心や体が衰えた状態)を予防するための

食事のポイントをメインにお伝えしました。簡単にご紹介します。

 

【生活習慣病を予防する食事のポイント】

①適正体重(BMI=22)を維持する。

  身長(m)×身長(m)×22 が適正体重の目安となります。

②バランスの良い食事を摂る。

  主食・主菜・副菜のそろった食事が理想です。

③塩分を控えめにする。

  日本人の1日当たりの塩分摂取量は男性で7.5g、女性で6.5gが目標です。

  (日本人は1日平均10g取っているそうです(;^_^A)

④野菜をたくさん食べる。

  生野菜だと1食あたり両手に1杯分が目安です。

 

【フレイルを予防する食事のポイント】

☆たんぱく質をしっかり摂る

  肉・魚・卵・大豆製品・乳製品のどれかを毎食摂るようにしましょう。

 

各項目の詳しいポイントはまた次回以降でお伝えできればと思います。

 

管理栄養士として大勢の方の前でお話するのはほぼ初めてだったので

とても緊張しましたが、みなさんとても真剣に聞いてくださり

京・明日路の無料試食を申し込んでくださった方に後日お会いすると、

「お肉手のひら1枚分食べてるよ」と嬉しいお言葉(#^^#)

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認知症だけでなく、様々な疾患の予防につながる基本的なポイントですので

みなさんもどれか一つからでも実践していただけると嬉しいです。

 

「具体的にどうすれば...」という方は管理栄養士がご訪問しますのでお気軽にご連絡くださいね。

 

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はーと&はあと 管理栄養士 竹本敏美

こんにちは  北摂管理栄養士の樋口です

 

令和6年能登半島地震により大切な方を亡くされた皆様へ心よりお悔み申し上げます。

つい最近も東京や京都で大きめの地震が起きており、改めて普段からいざという時のシミュレーションをしっかりしないといけないなと痛感しております。

 

 

さて、先日回復期病棟に勤める友人より、「GLIM基準義務化」というメールがきました。

 

勉強不足で、「なにそれ??」と思ったのですが調べると、GLIM基準(Global Leadership Initiative on Malnutrition)とは、「2018年に公表された低栄養を判定するための国際基準」のことで今まで各団体でバラバラだった低栄養診断基準を世界規模で統一させるために作られたとのこと。

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友人は回復期リハビリテーション病棟で勤務しているため、今後GLIM基準を使って入院時の栄養状態評価を行うことが義務付けられる、ということを連絡してきたのだったのですね( ..)φメモメモ

 

リハビリするのに体力や筋肉がなければせっかくのトレーニングの効果が減少してしまいますし、栄養面でリハビリをしっかり行える体づくりをサポートするのはとても大切で今後今以上に低栄養の方へ多職種と協同してサポートできるようになればいいなと思ったメールでした('ω')ノ

 

さて、もう2月も終わりに近づき寒い日はまだまだ続きますが梅も咲いて、スーパーでも春の食材が並びようやく春が来たのだな~と実感する今日この頃です。

 

春になると思い出すのが、はーとに入職してから初めて原付で外回りをするときに、先輩が見事な桜がいっぱいの公園に連れて行ってくださったのを今でも鮮明に覚えています。hanami_neko.png

 

寒さもあと少し、皆様も体調管理に気を付けてお過ごしください('ω')

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ワーナーブラザーズスタジオツアー東京に行ってきました
USJとはまた違い、映画製作の舞台裏を体験できるのでハリーポッター世界への没入感がすごい(≧▽≦)

はーと&はあとライフサポート 

管理栄養士 樋口 和希

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

急激な日中の温度変化に戸惑う季節になりましたね。そろそろ衣がえの準備が必要そうです。

さて、先月お伺いしたY様、男性(やせ型)のお話です。

夏前から体調不良で入院されていて、3カ月ぶりのご自宅への復帰にあわせて担当のケアマネジャーさんと一緒にご相談にお伺いしました。

入院中に体力が低下し、以前は自炊で食事用意(主に中食生活だったようですが)されていたのですが大変になり、ケアマネジャーさんとしては「いまの状態では外出するのもリスクがある」と判断され、配食を検討されているとのことでした。

お伺いすると、男性の一人暮らしでヘルパーさんに買い物や掃除などはお願いしているようでしたが、毎日の食事用意にはサービスが入れない日も複数日あり、週に4回程度の利用で申込いただきました。

食事への好き嫌いはないようでしたが、配食をとることに抵抗があり、

「自分で用意できる。ヘルパーさんが買ってきてくれたらそれでいいやろ。そんな持ってきてくれても食欲もない」と。

毎日の食事用意ができないご自身の状況をまだ受け入れられていないご様子で、配食サービスを利用する必要性にも関心を示していただけませんでした。

なんとか、ケアマネジャーさんと一緒にまずは数回食べてみて、ご自身でできるようになったら回数を減らす・利用を終了することをゴールにコンセンサスがとれ、利用に同意いただきました。

実はY様、軽度認知症症状も見られることから、新しいサービスや生活習慣への受け入れや理解が難しく、言葉遣いも少しきつい感じでした。

配食スタート後も「持って帰ってもらっていい」とか「やめてほしい」とう申し出もありましたが、回数を重ねるごとにスムーズにうけとっていただけるようになり、2か月継続いただけています。

自由に生活されていた状況から、急な体調不調・体力低下で様々な人と関わらざるを得ないようになったY様にとっては、配食サービスもストレスだったのかしれません。

もうしばらく継続してもらって栄養をしっかりとってもらい、ご自身で買い物や食事用意ができるようになり、食欲の秋を楽しめるよう過ごしてほしいです。

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地元の燻製専門店にいってきました。

色々な燻製とお酒を堪能させていただきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは 北摂管理栄養士の樋口です。

 

梅雨のシーズンですね。

スーパーに行くと梅干しや梅酒を作るセットが売られていて、毎年梅酒を作ろうと思いながら一度も作れていないことを思い出す季節です。

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じめじめした季節が続くと食欲も落ちがちですね。

今日は食事がとれずに体重が大幅に減少、体力も低下し要介護認定を受けた方の訪問についてお話したいと思います。

 

70代後半女性

もともと喉頭がん術後の食道狭窄により飲み込みがしづらい状態でしたが昨年末に転倒し頸椎に損傷を負いさらに飲み込みが困難となりました。

初回面談時は「いつ死んでもいい」、「しんどいわ」とつらいお気持ちを訴えられていました。

ただ、ご自宅で最後まで過ごしたいという強い思いもみられました。

 

【初回面談時】

食事内容:コーンスープや市販のレトルトのミキサー食、ミルクパンなど

エンシュアも処方されていましたが飲んだり飲まなかったりとムラあり

食事時間:1食に1~2時間

食事場所:こたつ

 

食事摂取量の聞き取りより1日600kcal程度であり低栄養リスク大。

またこたつで食事摂取されていることから胃の圧迫も見られ食事時間がかかっていると考えられました。

本人様へは、住み慣れた自宅で過ごせるようにお食事をしっかりとり体力をつけましょうとお話しをしました。

栄養計画として、食べやすい食形態・食事姿勢により摂取量UPを図り必要栄養量の確保、ADLの改善を図ることを掲げました。

 

本人様へは

①飲み込みがしやすくエネルギー(約250kcal)・タンパク質(約14.6g)がとれるスムースグルメのお食事を食べる

②食卓で食事を食べる

③エンシュアは1日1本飲む

をご提案しました。

 

2回目の訪問時には、まだ寒いから(3月)とこたつで召し上がられていましたがスムースグルメはお口にあったようで1日1食召し上がられていました。

またエンシュアも1日1本飲む習慣が出来ていました。

 

3回目の訪問では、暖かくなってきたこともあり食卓で食事をとられており、また「食べないと息子にやいやい言われるから」と笑いながら食事以外でもおやつを食べたり、パンにジャムを塗ったり、コーヒーにプロテインパウダーを入れられたりとお食事を工夫されており1日800kcal程度の摂取量となっていました。

 

食事療法は少しずつの前進ですが、訪問時に本人様の笑顔が見られたことが本当にうれしかったです( ;∀;)

まだまだ雨が続きそうですが、今年の梅雨も職場の先輩が作られた梅酒と実家で作られた梅干しで元気に乗り切りたいと思います(^^)/

 

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天橋立のリフトに乗りました。頂上で『かわらけ』というお皿のようなものを少し離れた所に設置されている輪っか(智恵の輪)に投げ、通ると願い事が叶うと言われている「かわらけ投げ」をしましたがかすりもせずとても難しい・・・。お立ち寄りの際は是非チャレンジしてみてください♪

途中出石に寄り出石そばを食べました(*''ω''*)

 

はーと&はあとライフサポート

管理栄養士 樋口 和希

 

 

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