低栄養・フレイルの方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の島田です。

例年より早い花見シーズンも終わりを迎えつつありますね。今年は一斉に満開になり、外出時は至るところで桜を堪能出来てうれしかったです。

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桜を楽しみながら美味しい食事とお酒を堪能した方とは別で、食欲不振と低栄養リスクを抱えた方のところに相談訪問にお伺いさせていただきました。

持病の難病を抱えるN様(80代、女性)。軽度認知症のあるご主人と二人暮らしをされています。

介護サービス等もご利用されていますが、元来の好き嫌いとあわせて最近は食欲がわかず、食事量が増えずにADLの低下が心配とケアマネジャーさんから相談を受けての訪問です。

食事時間や食欲にもむらがあるN様。お話をしていても、面談中何度も

「私はいいのよ。食べたいときは食べるし、食べたくない時は食べられないし」とやや自虐的な言葉を発せられ、食べて栄養を付けてほしいというメッセージにかなりストレスを抱えているようでした

(きっと、これまでも介護の方から同じことを何度も言われているのだと推測)

ケアマネジャーさんも、その点は周知で少しでも食べられるもの、食べたくなった時に手軽に用意が出来て食べられるものを提案してほしいと依頼を受けていました

配食のお食事では、きっと残すことや食べきれないと思い、N様には少量のおかずがカップにはいった、おいしゅと甘めのデザートのような栄養補助食品のサンプルを提示させていただきました。

とりあえず1回食べてみてもらってからのスタートになりました。ご夫婦でご自宅で過ごす時間が続くよう、来年の桜のシーズンまで健やかに生活が送れるようにお手伝いさせていただきます。

お花見とは別ですが、いつも懇意にさせていただいている方から、ランチにお寿司をご馳走になりました(^^) ランチにしてはボリューム満点。仕事中だったので飲めなかったのが心残りです。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂管理栄養士の樋口です。

 

暦の上では春とはいえ毎日寒い日が続きますね。

暖房が欠かせないですが前月の光熱費がいままで見たことがない金額で二度見しました

Σ(゚Д゚)

 

さて、最近栄養相談にてお話をした方についてお話をしたいと思います。

 

70歳代の女性の方でHbA1c8%台と高値の為医師から栄養指導を受けるよう言われ相談に来られました。

やせ型の方で、初回面談時は「眠い・・・」とウトウトされてお話出来ず、2回目の面談の時は少し活気がみられましたが、めまいがする、常にぼーっとして何もやる気が起きない、以前は歩いていたが最近筋肉が落ちてどこもいけない、家に引きこもって楽しみもないので生きていても意味がないと訴えがみられました。

普段のお食事についてお伺いすると、朝は食べず昼は配食を取っているがおかずのみ、夕食はスーパーの揚げ物少々と漬物のみでした。米飯は炊くのがめんどくさい、配食や市販のパックご飯もレンジで加熱するのがめんどくさいとのことで食べられず、食間にお腹が空くので菓子パンやお饅頭をたくさん召し上がられておりました。

 

食事からのエネルギーは500kcal/日程度でたんぱく質やビタミンの不足、空腹時に血糖値が上がりやすいおやつを食べることにより血糖値の急上昇急降下(血糖値スパイク)が起きており、筋力低下や倦怠感、気分の落ち込みが出ているのではないかと思われました。

 

今身体が不調であるのは栄養バランスが偏っている事も原因で、しっかり食べることでまた以前のように歩くことが出来るかもしれないですよ、とお伝えさせていただくと少し前向きになられ、食事を変えてみようかなと仰っていただきました。

 

食事をしっかり召し上がっていただくことにより間食を減らし血糖値スパイクが起こらないように、まずは次回栄養相談まで

目標:昼ご飯と夕ご飯に市販のパックご飯を頑張って温めて食べる

を一緒に決めました。

 

お会いして2回目なのでまだまだこれからですが、外に出て楽しい!と思っていただけるようこれからも栄養面でサポートしていきたいと思います☆

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最近ネコを飼いました(ΦωΦ) 家に来て4日ですでに主のようなふるまいです。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは。北摂管理栄養士の樋口です。

梅雨に入ったかと思えばもう梅雨明け宣言でびっくりです。

いきなりの暑さで身体がまだまだ慣れておらず外に出るだけで体力が奪われていきます・・

皆様もご無理されずお身体第一にお過ごしください<(_ _)>

 

さて今日は食欲不振の方の訪問をさせていただきましたのでご報告をしたいと思います。

70代男性。1年程前より食欲不振で体重が1年間で5㎏程減少していました。

食欲不振に至った原因は特になく、血液データも特に問題なく受診でも特に言われていることはないとのこと。

食事を作ることがお好きで自身で用意をされていましたが、買い物や作ることもつらくなってきたので、調理負担軽減のために配食を利用したいと担当のケアマネージャーさんに相談され訪問の流れとなりました

もともとの体型もスリムな方ですが現在はBMI19。

体重だけみると標準範囲内に入っていますが体重減少率を考えると気になる所です。

初回面談での会話より

本人様「最近暑くなってきたしすぐ疲れやすくなってきた(*_*;コロナの影響で外にも出れない状態が続いたので何もする気も起きなくて・・・リハビリもしているけどリハビリした後は動けなくて家で寝ていることが多くなってきた」

樋口「お食事は今どのくらい召し上がられていますか?」

本人様「朝は食パン6枚切り1/2枚と牛乳、昼は食べたり食べなかったり、食べるとしたらうどんとか・・・。夕食はごはん茶碗半分と野菜の煮たものの残りかな」

お食事の聞き取りより1日500~600kcal程度であり、必要な食事量の半分も召し上がられていませんでした。

このままの状態が続くと食事からのエネルギーでは身体を動かすエネルギーが足りず、脂肪や筋肉からエネルギーを作りだし余計に筋力・体力の低下が起こってしまいます。

せっかくリハビリをしていても食事が取れていなければかえって筋力を低下させてしまうことをご説明、また疲労感・倦怠感、無気力になるのも食事が足りていないことで起こることもあるとお話しました。

本人様「食事が足りていないとは思わなかった。しんどいのは暑さのせいかと思っていた」

この言葉がとても印象に残っています。

食欲不振があり体重減少があっても食事が足りていないことには自身で気づきにくいこと、緩やかに起こっている場合は特に分かりにくいことを栄養相談をしていく中で知りました。

お食事が取れていなくても見た目はとても元気な方も多く判断が難しい場合がありますが、やはり必要な食事量がとれていないと骨折した時や風邪を引いたときなどアクシデントがあった時に急激に身体状態が悪化してしまいます。

これから本格的な夏になると食欲不振から脱水になるケースも多く見られます。

ご自身で、また周りの方で食欲不振、倦怠感、無気力の訴えがみられた場合は、是非お食事の量が足りているか見直してみてくださいね。

実際に足りているかどうかわからない、食べられない場合はどうすればいいか知りたいなどがありましたら是非管理栄養士を頼ってください(*^-^*)

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20220614_200407_exported_71894 (002).jpgのサムネイル画像20220614_193253 (002).jpgのサムネイル画像キリンカップサッカー2022 日本代表 VS チュニジア代表を観戦してきました(・∀・)

試合中に買ったじゃがりこは大大大吉でめちゃくちゃいいことを期待MAXでしたが

結果はシビアな感じに・・・(;'∀')

でも、自分ではあんなに動けないしやっぱり間近で見ると迫力あって楽しかったです♪

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 樋口 和希

こんにちは、管理栄養士の島田です。

毎年ニュースで聞く、今年は例年並みかそれ以上の暑さになりそうという予想。毎年が例年並みってことは猛暑・酷暑ってことですよね。並みと聞くとつい普通なのかと誤認しますが、毎年が酷暑の例年では、並ではなく昨年同様酷暑ですっていってほしいと思う次第です。

さて、最近の訪問では特にこちらからヒアリングやアセスメントをするまえに、ご高齢の方から自発的に

「たんぱく質を摂った方がいいのよね。たんぱく質を摂らないと」ということを訪問時にお聞きします。

数年前から認知度があがってきた、フレイル・低栄養の言葉と一緒に、たんぱく質をとりましょう的な情報発信が増えていて、その情報を新聞やTV等で聞く機会も増える中、一般のご高齢の方も、たんぱく質を意識した食生活をしようと行動変容がおこなっているのを実感します。

そんな方には健康バランス食をお勧めしています。健康バランス食は1食20~25gのたんぱく質がとれ、献立も毎日日替わりで一か月頼まれても同じ献立が続かないように作っています。

最近は食品の値上がりや品不足で入荷が困難な食品も増えてきていますが、飽きがこないように献立作成しています。

たんぱく質が取りたい方は、療養上、Drからの制限がないことを確認したうえで、先ずは食事から、それでも不足や摂取量が少なそうな方には補助食品等がお勧めです。

ご本人もさることながら、面談に同席されるご家族の方も、「年を取ったらたんぱく質が大事!」と購入を後押ししてくれるケースもあります。

(たんぱく質ニーズが高まってきているのを実感します)

これまでもこれからも必要量を満たして、フレイルや低栄養にならないよう、しっかりたんぱくの摂れる食事をお届けさせていただきます。

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先月、初めて姫路城を観てきました。天気にも恵まれてとても綺麗でした。

姫路城は他のお城のようにエレベーターがなく自力で約1時間以上かけて見学順路を歩いてきました。

天守閣に近づくにつれて階段も急で、登れるうちにきてよかった。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(*^^*)

ゴールデンウィークも過ぎ、日に日に暑さが増してますね(-_-;

今年の夏はラニーニャ現象 の影響でさらに暑くなるようです。

例年よりもしっかりとした、脱水予防を心がけください!

 

先日の新規訪問のご報告です。

78歳男性、奥様とお二人暮らしの方です。

ほぼ寝たきりの状態ですが、ご自宅で様々な介護サービスを利用しながら生活をされていました。

その様な中、奥様がコロナウィルスに罹患され自宅療養となり、すべてのサービスが一時中断になってしまったとの事。

奥様軽症のため自宅で介護を続けられていましたが、サービス再開時に褥瘡ができてしまわれました。

褥瘡とは、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。

寝たきりの方などは、自分で寝返り(体位交換)ができないため、骨出っ張っている部位に褥瘡が生じてしまいます。

この褥瘡を治すためには、蛋白合成に必要なエネルギー・たんぱく質・ビタミンC・亜鉛をしっかりと摂る必要があります。

食事量は低下しておらず、食事はしっかり3食食べられていたため、たんぱく質・亜鉛・ビタミンCを多く含む補助食品を提案しました。

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経過や結果など、またブログでご報告しますね(^^)/

今年のGWは遠出を避け、お隣の大阪に行ってきました!

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天気も良く、沢山歩いて、おいしいものを食べ、大笑いの1日でした(*'ω'*)

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京都管理栄養士 竹輪美里

 

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