食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆管理栄養士の大都です(^^)ノ

すっかり朝夕涼しくなり、彼岸花も咲き秋の風情です。

エコバックを持ち歩くようになり長らく・・・

それまでは買い物時に頂いていた、いわゆるスーパーの袋。

家ではごみ箱に設置する袋として便利に使わせて頂いていました。

が、いよいよ在庫が無くなってきた最近。

皆さまは、ごみ箱の設置するごみ袋ってどうされてます??

スーパーで有料の買い物袋を買う?取っ手つきビニール袋を購入する?

密かに悩んでおります(^^;

さて、先日の栄養指導での一コマ。

最後に来られたSさま。70歳女性。糖尿病。高血圧症。

血糖コントロールはまずまずですが、体重過多。血圧を下げるためにも減量が必要です。

開口一番「今日は来ないつもりやったのに。」

えっ、なんでですか⁈

「何もできてないから。体重ぜんぜん減ってないし。できてないねん。」と。

あら、そうですか。とは言え、おこし頂けて嬉しいです(^▽^)/

何もできていない、と仰ったSさまですが

3ヶ月前の指導後に約束して頂いた

「塩鮭、塩サバは買わない。」

「麺類を食べる頻度を控える。」

はしっかりと取り組まれていました。

「あれから、塩サバも塩鮭も買うてないで。麺類もそない食べてないで。」

何もできてないこと、無いですよ!しっかり約束覚えて取り組めているじゃないですか(^▽^)/(^▽^)/

確かに体重に変化はなかったのですが

減塩に取り組まれたS樣の今月の検査結果を一緒に確認したところ

3ヶ月前と比べてCre値、BUN値、尿酸値が下がっていました。

検査結果で基準値より高いと赤字になって表示されるのですが、黒字に。

数値の改善、赤字から黒字へ変わったことを説明し、減塩した甲斐があって腎機能の数値が良くなったと思いますよ、と説明。

俄然、やる気アップしたS樣。

今度は身体を動かすことを2、3目標に挙げてお帰り頂きました。

帰り際

「いや~来てよかったわ。」と残して。

よっしゃー!気分よく帰って頂けてこちらも嬉しい(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

栄養指導での一コマでした☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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8月はお稽古がお休みでした。暑いとお花がもたないので。9月になってお稽古再開♪

みなさん、こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

 

今回のブログは、7月21日・22日と神戸で開催された、第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会に参加してきたので、そのご報告です!

コロナウィルスの影響で現地とWEBでのハイブリット開催ではございましたが、参加されている医師や看護師・管理栄養士の方々の熱量は高く、とても刺激を受ける2日間でした。

 

特に、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する在宅ケアチームの介入についての講演が印象的でした。

COPDになると、呼吸をする(非効率な換気による呼吸数増加)→思考・感情の落ち込み(感覚に絶えず注意がいき、苦しさから死を意識してしまう)→機能不全(活動低下・社会的孤立・介助に依存)の悪循環が起こってしまい、この悪循環により急性増悪になり受診をしても、ただ帰される患者様も多いとの事。

そのため、頻回に急性外来を受信する病院依存が増えていることも問題であると提起されていました。

この悪循環を抜け出すためには、COPDに対して正しい知識を持った在宅ケアチームの介入が必要(呼吸リハビリテーション)になり、在宅ケアチームが介入することで、内服管理・呼吸法の習得・栄養療法・運動療法・セルフマネジメント教育(天気から低気圧を察し、呼吸法を変える等)などを行うことが大事。

COPDの肺の炎症は全身性の炎症にもつながるので、早期的に在宅ケアチームの介入は必要であると結論付けていました。

 

COPDにおける食事の7工夫

①        6回に分食し1回量を減らす

②        少量で高カロリー・高たんぱくの食事

③        炭酸飲料は避ける

④        さっぱりした食品を利用する

⑤        食事環境を整える(姿勢・テーブルの高さ)

⑥        おいしく食べられる食品の選択(旬なもの・うまみの工夫)

⑦        食べられない時は栄養補助食品で必要量を満たす

 

健常な状態だと呼吸を無意識に行っているので、中々自分の呼吸で自分の状態が悪化するという所まで意識できていませんでした。

今後在宅でのCOPDの患者様にはその意識をもって対応したいと考えました。

 

9月に入り、朝晩は涼しくなってきましたね!

日中はまだまだ暑く寒暖の差が大きいので、体調を崩さないように皆さんお気を付けください(^^♪

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先月末に、感染対策をしっかりし久しぶりの外食へ!

温かい鮎のコンフィと冷たいメロンのシャーベットが斬新で、美味しかったです♡

TaBeLu+倶楽部 デジタルカタログは下記をクリック〉

https://www810810.meclib.jp/heart810/book/index.html

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

https://www.810810.co.jp/download/

京都管理栄養士 竹輪美里

こんにちは。カスタマーセンター小山です。

9月に入りました。

盛り上がりましたパラリンピックも9/5に閉会式。

我が家では、休日は終日 テレビ番組は、Eテレがついているのですが、「アニパラ」というアニメでパラ競技を紹介する番組があるのですが、それをみているおかげか、ボッチャ・ゴールボール・車いすテニス・車いすバスケなどの知識もつき、話題になっています。

さすが、アニメ先進国!

では、8月ご利用者様の声を紹介致します。

・いつも美味しい食事をありがとうございます。(健康バランス食)

・娘様より、先日のタンドリーチキンのせカレーはとてもおいしいと言って本人様が喜んで食べた。今日の煮込みデミグラスソースハンバーグも御本人様の好物であることから喜ぶと思う。(健康バランス食)

・行事食は見た目も綺麗で大変においしかった。ご馳走様でしたと喜んでおられました。

・行事食は、美味しかったし見た目もカラフルで良かった、感謝すると言って下さった。

・食事が来る前の日にメニューを見る時が有り、今日は豆ごはんなのでとても楽しみにしていた。(健康バランス食)

・今日のチラシ寿司はとても美味しかったです。いつも白ご飯なので食が進まないが・・またお願いしますとお喜びのお電話ありました。(健康バランス食)

 →味付けご飯は皆様にご好評いただいております。

  基本的には白ご飯でのお届けですが、季節を感じていただけるように四季折々の味付けごはんを献立に盛り込んでおります。

 普段はおかずのみの方も、ご連絡いただけましたらご飯付きへ変更も承っております。

・タベルソフト(やわらか食:舌や歯茎で潰せるやわらかさ)に大変に感謝されて完食してくれるので良い商品をチョイスして頂いて有難うございますと言われました。 定期便にてお届け。

→素材の形はそのままで、咀嚼機能が低下されている方に食べやすいようにやわらかく調理されています。

・フローズンデザートが大変美味しかった。(果実と野菜の爽やかゼリー 乳酸菌入り)

冷凍でお届けのため、暑かった夏に大活躍。

・目利き商品 果物は新鮮で美味しい。一度に食べる量はぶどうは4~5粒位、梨も四分の一食べると満足感と幸せを同時に感じる。

・目利き商品 梨とブドウの両方を買ったが梨は美味しかったとの事。ブドウは今日食べる。

→今回のぶどう(藤稔)はとっても大粒で食べ応えありました。社員にも目利きファン多数!

・誕生日カードお渡し。以前は配送員のTさんが撮影したカードでしたねと覚えてくださっていました。現在もTさんの撮影の物ですと伝えると上手に撮ってあると、とても喜んでくださいました。

誕生日のお祝いはいくつになってもうれしいものです。心休まる癒しのお写真、今後も楽しみです。

・TaBeLu+倶楽部商品

【ゆめごはん1/35 小盛1/25トレー】
母親用に購入しているが、父親(94歳)が得に気に入って食べている。最近は1日3食たべている。カレーの時もたべている。
柔らかいし、味も気に入っている。

【低リン乳】 

透析しているので水分制限500ml/日ある。低リン乳は125mlと、コンパトで丁度良い。リンも少ない。毎日、朝か昼に飲んでいる。 

〈TaBeLu+倶楽部 デジタルカタログは下記をクリック〉

https://www810810.meclib.jp/heart810/book/index.html

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

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先日、奈良金魚ミュージアムに行ってきました。

最初は乗り気でなかった息子ですが、映える内装と展示に心を奪われテンションが上がり、

さらに、トリックアートの虜になっていました。

管理栄養士 小山祐子

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

オリンピック、酷暑、豪雨、長雨が重なるまれな夏も終わりに近づいてきました。

残暑を惜しむ暇もなくばたばたと、さらに感染予防の日々ですが

先日そんな中、懇意にしていただている地域包括支援センターの所長より

「キャラバンメイトの研修をうけて」とオファーをいただき、受講してきました。

※キャンラバンメイトの詳しい情報は、皆さんでお調べください。

認知症サポーター養成講座を何度か受講して、オレンジリングを複数持っておりましたが

今回の受講で、サポーターを養成するキャラバンメイトに昇格しました。

研修では、あらためて認知症について勉強し、大変刺激になりました。

また、自分が講師として実施するにはどのような場所で、対象をどう選定して、どんなツールを使って講義をするか具体的な計画書まで作るところをグループワークを通して立案し、今後は年に10回は講義をしないといけないミッションが自動的に課されました。

※ブログを見て認知症サポーター養成講座をご希望の方おられましたら、是非ご相談ください。

さて、研修で得た認知症に関する情報を少しだけお伝えさせていただきます。

(研修が高槻市で行われたため、統計は高槻市のみのを含みます)

2020年時点で、認知症の方は約300万人弱と推計されています。

ちなみに高槻市では人口35万に対して、高齢化率29.2%、高齢者の15%が認知症といわれているので約1万5千人余りが認知症があると推計できます。

(75歳以上の5人に1名、80歳以上の4人に1名、90歳以上の2人に1名、100歳超えたらみんな認知症ともいわれています)

昨年来、コロナ禍による自粛自粛で、うつを発症する方も多く、認知症と間違われやすい方も増えてきているようですが、うつと認知症は別もののため、臨床的特徴を踏まえて対応をする必要があるようです。

うつの方の特徴としては、例えば、物忘れをしっかり強調する、質問への答え方が否定的、思考が自責的や自罰的、日内変動がある。ことですが、対して認知症の方は、物忘れの自覚がなく、質問にはつじつまを合わせて答える、作り話をする、思考は他罰的(他人のせいにする)、日内変動が乏しいなど。それぞれに反応が異なるため、リアクションをしっかりとらえて見分ける必要があります。

また、せん妄も認知症と間違われやすい疾患ですが、せん妄は発症が急激で、日内変更も夜間や夕刻に悪化するなどはっきりしていて、症状も錯覚、幻覚、妄想などがみられるため注意が必要です。せん妄は低栄養や脱水でも発症しやすいことから日ごろの身体面や生活習慣を整えることが大切になります。(これは認知症にもいえますね)

かたや認知症では、その症状は中核症状と周辺症状にわけられ、作り話や不安、徘徊、幻視などなどありますが、特に周辺症状は中核症状である認知障害を背景に、不安や混乱から発症するともいわれていて、認知症の方を不安にさせるような行動、声掛け、反応は厳禁です。

認知症の早期発見には長谷川式が有名ですが、時計描画テストといって、10時10分を絵で描いてもらうのも簡易で、その方やご家族を傷つけずに症状を評価できることを知りました。(今度やってみたいと思います)

認知症の方の半分は在宅で生活されています。今後もそれは増えるでしょう、社会での見守りや支えあいがより必要です。配食サービスの利用者はほとんどが後期高齢者です。電話でのやりとりや対話でのご相談でも、つい早口や声が必要以上に大きくなる時がありますが、仮のその方が認知症と診断されていなかったとしても、そのような対応は不安を与えて認知症の周辺症状を引き起こすきっかけにもなりえることを意識して、今後の業務に活かしていきたいです。

最後に、認知症を予防することができない危険因子と、予防することができる危険因子をご紹介

予防できない危険因子:遺伝、加齢、性別

予防できる危険因子:高血圧、糖尿、メタボリックシンドローム、肥満、喫煙

感染も認知症も、生活習慣で予防できることは予防したいですね。

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1日研修のランチで食べた汁なし担々麺

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はーと&はあと 管理栄養士 島田 天心

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