食事療養のサポートを現場から発信

みなさんこんにちは!京都管理栄養士の竹輪です(*^^*)

4月になり、気温の上がり下がりはありますが、春の訪れを感じる日々です。

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桂川沿いの菜の花と桜が満開でした。春になってもコロナウイルスの終息はまだまだ遠いようで、訪問時のマスク、帰社後の手洗い・うがい・消毒など予防は怠れないですね・・・(4月8日からは訪問を控えております)

3月に訪問した、腎不全の90歳男性の新規訪問に行ってきました。

先日まで入院されており入院中は腎臓食を喫食されていましたが、退院後主治医の先生とも話し合われ、年齢的なことも考慮に入れたうえであまり制限をかけずになるべくおいしいものを食べたいというご希望でした。

腎機能の数値は、クレアチニンCre2.02、尿素窒素BUN35、尿酸UA7.7、糸球体濾過量eGFR25、カリウムK4.2、アルブミンAlb4.4。

主治医からは「腎機能はそこそこで維持している」と言われたとの事。

血液検査の結果的にはG4の高度機能低下。

慢性腎不全の治療目的は、進行を抑え、末期腎不全や脳・心血管疾患の発症を防ぐことで、そのためには、たんぱく質と塩分を制限したお食事が必要となります。(場合によってはカリウムも!)

腎機能維持されており、本人様は塩辛いものなど好きではなく、塩蔵品(漬物・練り物(かまぼこ・かにかま等)・ハム・ベーコンなど)もほとんど摂取されないため、本人様の希望に則り健康バランス食での配食開始となりました。

はーとの健康バランス食にはお漬物が入っているので、お漬物は残すようにしましょうねと言うと、「それは自信をもって食べないと約束できます!」と笑いながら話されました。

今月から毎日の夕食にてご利用いただいています。本人様の喫食状況や血液検査結果など確認しながらフォローを行っていきます。

<カタログをご希望の方は下記から閲覧・ダウンロードできます>

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はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

こんにちは、北摂管理栄養士の杉浦です。

最近は暖かい日が増え、桜も見ごろをすぎ、春を感じる季節になりました。ただ、新型コロナの影響で世の中はなかなか例年のような、春うららな気分にはなれず・・・一刻も早い終息を迎えられるよう緊急事態宣言がでた大阪ですが、自分にできるところはしっかり自粛していきたいと思います。

さて、今回はコロナが騒がれる前に、豊中市の訪問看護ステーションにて訪問看護師の方や介護士の方と一緒に勉強会を行いましたのでご報告いたします。

今回の勉強会のテーマは『がん治療中の方の食事作りの工夫について』です。

栄養相談でも抗がん剤や放射線治療をされている方から、食欲がなかったり、味覚が変わったりして食事が食べられないとよくお伺いします。

体力を回復させ免疫力を上げるためにも必要な食事を摂ることはとても大切ですが、これらの理由から十分な栄養補給ができないこともあります。

訪問に入られている看護師の方もどのような料理であれば少しでも召し上がっていただけるかと皆さまお悩みでした。

食欲不振の原因はその方によりさまざまですが、よく見られる症状としては、口内炎・腹部膨満感・味覚異常(味が感じない・金属の味がするなど)があります。

これらの症状があっても少しでも負担なく召し上がっていただけるよう、口内炎の方の方の調味料の選び方、胃不快感のある方の食材の選び方、味覚異常のある方の味付けのポイントなどを調理実習を交えてお話をしました。

またどうしても食事だけでは補いきれない場合は、エネルギーやたんぱく質、ビタミンなどを少量で効率よく摂取できる栄養補助食品もありますので、こちらも試食していただきそれぞれの特徴についても話を行いました。

調理は皆さま手際よく作っておられ私はほとんど見ているだけでした☺

様々な立場・職種の方と交流をして悩みや仕事の話を聞きとても刺激になりました。

またご利用者様に情報を還元できるよう常にアンテナを張っていきたいと思う勉強会でした。

では、体調管理は難しい季節柄、皆さまご自愛くださいませ。

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はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 杉浦 和希

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

毎日、毎日「新型コロナ」の情報が入ってきます。経済だけでなく「気持ち」も沈みがちになりますね。

世の中の皆さんが手洗いと咳エチケットを励行しているおかげで、インフルエンザの流行も抑えられていると聞きました。

「新型コロナ」の特効薬もまだ出そうにないですし、予防接種もまだまだでしょうし・・・

そんな今こそご自分の「免疫力アップ」です!

花粉症対策としても免疫力がクローズアップされていますし、すでにご存じの方もおられますが、今日は免疫力アップの話をしたいと思います。

『免疫力アップ≒腸内環境を整える』

そこで、

その1.発酵食品をこまめにとる

 発酵食品には乳酸菌が豊富に含まれています。腸内の善玉菌の活動を活発にして、悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を良くする働きがあります。

 善玉菌と悪玉菌のバランスは、偏った食事やストレス、自律神経のバランスなどによって悪化しやすいのが特徴です。みそ、納豆、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト、チーズといった発酵食品を日々の食事でこまめにとることで善玉菌優勢の腸内に。

その2.食物繊維を積極的にとる

 野菜やきのこ、海藻類など食物繊維が豊富な食材をとることで、便秘を予防したり、善玉菌がすみやすい環境を整えたりすることができます。善玉菌のエサも必要です。

『ビタミンも味方に』

そこで、

その1.ビタミンA-カロテン)は油と一緒に

 ビタミンAには皮膚などの粘膜を菌やウイルスから守ってくれる働きがあります。緑黄色野菜や鶏のレバーなどに多く含まれており、脂溶性のビタミンなので油と一緒にとることで吸収率がアップします。 

「粘膜を強くしてくれる」緑黄色野菜摂取を促すために、よく私の話には登場する「決まり文句です」

その2.ビタミンCをこまめに摂取

 ビタミンCには白血球の活動を活発にする働きがあります。ただ、貯めておくことはできず流出しやすいので、1日を通してでこまめに補う必要があります。

その3.ビタミンEで血行よく

 ビタミンEには血流の流れを良くしたり、体の老化を防いで細胞を若々しく保ってくれたりといった働きがあります。ナッツ類やひまわり油、うなぎ、抹茶に多く含まれます。

ただし、ビタミン摂取には注意も必要です!!(これ重要!!)

日常の食事で摂りすぎになることは少ないですが、脂溶性ビタミンはサプリメントなどで摂取すると過剰摂取に繋がることもありますのでご注意ください。また疾患のある方は主治医や薬剤師さんにもご相談を。

 

IMG_2492.jpg 画像がうまく取り込めず。すみません、横向きになっております。

おススメのお手軽「トマトスープ」です。

トマトジュースで野菜やきのこ、ウインナー、大豆水煮などを入れてコンソメをプラスして煮込むだけ。ショートパスタも一緒に茹でて軽食にも。

仕上げにオリーブオイルを垂らしてトマトの栄養の吸収アップ。粉チーズも振れば発酵食品も。

お試しあれ。

基礎疾患をお持ちの方は、基礎疾患のコントロールも重要です。

血糖コントロール、血圧管理など・・気になる方

基礎疾患のコントロールのためにお気軽にご相談くださいませ。

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はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

みなさんこんにちは、京都管理栄養士の山本です(^^♪

春らしい暖かい日が続いていますね。新型コロナウイルスのニュースは不安な気持ちになりますが、原付バイクで走っていると時々沈丁花の香りがして嬉しい気持ちになります。

 

先日約1年ぶりに利用再会の方の訪問に行ってきました。

はーと&はあとでは、一定期間以上開いている場合、再度訪問をお願いしております。

期間が開いていると、初回でヒアリングした状況と変わっている事が多いからです。現在の状況に合ったお食事をご提案するため、再度訪問でヒアリングを行っています。

 

【先日訪問した方】現在86歳 男性

 糖尿病・心疾患の方

 2019/4:身長179cm,体重60.3kgBMI18.8

医師からの指示は1600Kcal・塩分6g以下 インスリン投与あり

配食は「栄養コントロール食」の塩分調整食(1食あたり塩分2g以下)をご利用。

 

現在:身長177cm,体重47.8kg BMI15.2

入院中の食事は1600Kcal・塩分6g以下 

血糖値は安定しておりインスリン投与はなし。喫食量が極端に減少。本人様も同居の妻も何をどれだけ食べたか記憶が曖昧。家族様は「しっかり栄養を摂ってほしい」とお考えです。

 

今回は普通食である「健康バランス食」のミニサイズとアイソカルゼリーをご提案。

健康バランス食のミニは1食あたり400500Kcal・蛋白質1520g・塩分2.5g以下のお食事です。ただし全量摂取できてこそ。喫食量が少ない為、塩分過剰になる恐れは低いですが、エネルギーや蛋白質が不足します。不足分をアイソカルゼリー(1150Kcal・蛋白質3g・塩分0.16g)12個ほどを目安に追加していただくことを提案しました。

 

今後も訪問看護の方と連携して喫食量の把握や、血糖値や血圧などの情報を共有して、変化に合わせたお食事を提案していきたいと思います

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udonn.jpg先月ですが、「竹松うどん」というお店に行ってきました。

その日は「京小麦の収穫祭2020」に参加されており、「せときらら」という京都府内で栽培されている小麦粉を使ったうどんが楽しめました。「京湯葉あんかけうどん」とっても美味しかったです。

「京小麦の収穫祭2020」は3/29まで開催されているようです(^^)/

京都地域担当 管理栄養士 山本博子

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