食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

もう早いもので1月も20日を過ぎて数日・・・

暖冬のせいで?農作物にも影響がでているようです。葉っぱモノは大根が成長しすぎて廃棄するというショッキングなニュースを聞きました。通常の3倍くらいに成長した大根。味は一緒だと思うですけどね・・

さて、年末「水分管理もできていないし、食事内容も気になる方が居るんです・・」とケアマネジャーさんからの相談されて始まったHさま。ブログでも紹介しました。

その後・・・年末にケアマネジャーさんから嬉しいご報告がありました。

永らく体調不良で行けていなかった地域のカラオケ教室に行くほど体調が整ったようです。

まったくできていなかった水分管理ができるようになった、3階の自宅まで上がれるのもままならない体調だったのでどうなるかとかなり心配していた。栄養士さんに介入しててもらって本当に良かったです。

と、大変お喜びの報告を頂くことができました。

そこまで言ってもらえると、こちらまで嬉しくなります。

ところが・・・

年明けに電話をすると、どうもおかしい。水分管理ができていない様子。

早速見に行ったのですが、やはり水分管理ができておられず・・・

もう一度、『朝に水筒に入れるのは250ccまで。午後から250ccを入れるて、とにかく1日の水分摂取量を500ccまでを守る。』

を伝え、ご家族にも再度ご協力頂くようお願いしてきました。

透析日以外に月1回のペースで緊急搬送されていた今までを考えると、1ヶ月経過し月1回の緊急搬送は免れていますが・・・

他に何か手立てがあるのか??しばらく経過観察です。

そんな2020年の幕開け・・・

2010年からご利用頂いている高槻市のTさま。2010年~2011年5月まで高槻市の担当だのですが、あれから8年ぶりに会いに行ってきました。

ちゃんと覚えてくれていました♪

「あんたと、はーとのお弁当で仕事が続けられている。」と言って頂きました。

はーとに転職した1年目。(もう16年と数か月前になります(汗))

同じような言葉を頂きした。糖尿病の自営業の社長さん。

「あなたのおかげで仕事が続けられています。」

「私のおかげ」ではないですが、そんな言葉をかけて貰えたことがすごく嬉しくて、あの時の感動を今でも覚えています。

初心を忘れず、2020年も喜んで貰えるように頑張りたいと思います。

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はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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新年、明けましておめでとうございます。

京都管理栄養士の竹輪です(^_^)/

12月は比較的暖かく、今年は暖冬かな?と思っていましたが、年末から一気に寒さが厳しくなってきましたね。。。

2019年は、担当させていただく地域も増えたくさんの利用者様やその方々のサービスを担当されているケアマネージャさん・看護師さん・ヘルパーさん等とお会いさせていただきました。

担当者会議にお声掛けいただく機会も多く、数値改善のためだけの食事療法ではなく、どのようにすればその方にとってどうすれば一番良いのかをみんなで話合いながら提案出来たように思っています。

3年目になる今年も、初心を忘れずに、皆様の「食事療法」に様々な提案が出来るように精進してまいります!

今年は藤森神社に初詣に行ってきました☆

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インフルエンザや風邪が流行っていますので、手洗い・うがいはこまめに行い感染症予防につとめましょう!

2020年も、どうぞよろしくお願いします。

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はーとはあと 京都管理栄養士  竹輪美里

こんにちは 北摂事業所 管理栄養士の杉浦です。

 

今年も残すところ後わずかになりました。

皆さまはどのような一年でしたでしょうか?

私は弊社に入職してちょうど一年が経ちました。

当初は覚える事が沢山で右も左もわからない状態でしたが、職場の先輩方、地域の皆さまに助けて頂き、やっと地域担当の管理栄養士として独り立ちさせていただけるまでになりました。

至らぬ点も多々あったと思いますが、ご指導・ご鞭撻頂き誠にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

1222日に「オーラルフレイルと経口維持につなぐ栄養管理」のセミナーに参加してきました。

 

このセミナーでは、オーラルフレイルを予防することは以下に大切なことなのかを分かりやすく講演されていました。

 

日本老年医学会によるフレイルの定義は、

「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とあります。

 

口腔機能の低下が起こると、舌の運動低下により食べ物が口の中でまとめられずバラバラになって飲み込めなかったり、舌が委縮することによって口腔内に隙間が出来て、噛んでいるつもりでも噛めずに丸のみをしてしまっていたり、喉仏が通常よりも下に落ちてしまい、飲み込む際に使う筋肉がうまく働かず気管に食物が流れたり咽頭に唾液や食物が残ることによって誤嚥するリスクが高くなるというお話しでした。

 

咀嚼・嚥下の為の筋肉量の低下→食事がうまく噛めない・飲み込めない→栄養が足りない→更なる咀嚼・嚥下の為の筋肉量の低下・・・と負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

講義では、握力や歩行速度など運動機能が落ちている事は顕著に表れるので気付きやすい

が、舌の運動や筋力は緩やかに変化するので気付きにくいとのことでした。

分かっていたつもりでも、「そうか舌も筋肉だから痩せるのか」、「義歯がちゃんと入っていても噛む力が衰えていたら噛んでいない事と同じなのか」と改めて気付かされました。

 

 

フレイルの状態から要介護状態へ移行しないために、弊社では必要栄養量が摂れるよう調整されたお食事を、また口腔機能の低下が見られる場合は、状態に応じた食形態別のお食事や補助食品を提供しています。

 

↓↓↓↓詳しくは下記のページまで↓↓↓

 

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最近、歩きにくくなった、疲れやすくなった、体重が落ちてきたと思われる方は口腔機能の低下も起こっているかもしれません。その陰には栄養障害も・・・

 

是非、上記のような状態が見られたらお食事も一度見直してみてくださいね。

 

それでは、寒い日が続きますので体調には充分お気を付けてよいお年をお迎えください♪

 

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 年内最終日の訪問では虹がかかっていました~。

なぜかすごく嬉しかったです^m^

 

はーと&はあと 管理栄養士 杉浦和希

 

 

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

暖冬ですね、こたつを出しましたが、あまり使ってないです。

さて、先日自身も会員であります高槻ケアネットの研修会にて、講師をさせていただきました。

題名は『私たちが知っておきたい高齢者の栄養チェック~フレイル・サルコペニア予防のために』

最近になり、一般的な認知度も上がってきたフレイル・サルコペニアについて、管理栄養士の立場から簡単ではありますが介護職の皆様にお話しさせていただきました。

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参加いただいた方から感想レポートが上がってきましたのでご紹介させていただきます。

(原文)

11月22日、「はーと&はあとライフサポート」の島田天心さんを講師にお迎えし研修会を開催しました。

私は介護支援専門員をしており、フレイル・サルコペニアのご利用者様を実際に担当しています。

フレイル(虚弱)はフランス語で、老化に伴い筋力や活動が低下している状態のことで、身体機能の低下だけではなく、閉じこもり、意欲や認知機能の低下などの多様的な要素が含まれています。

サルコペニア(筋力減少症)はギリシャ語で加齢に伴う筋力量、筋力、身体機能の低下です。原因は加齢以外にも、エネルギーやたんぱく質などの摂取不足、身体活動力の減少、疾患があげられます。

この状態について何となくはわかっていましたが、どんどん体重が減り、食欲がなくなっていくご利用者様に対しどのようなアドバイスをすればよいか?と悩んでいました。そんな中、この研修があることを知り、参加させていただきました。

 私はこの研修を受けるまでは、加齢になると運動も活発にしないため、カロリーが消費されないので「粗食」が身体によく、コレステロール値が上がらないために脂質は出来るだけ摂らないようにするのがよいのだと思っていました。

しかしその考えは間違っており、「粗食」になるとたんぱく質不足、栄養不足になり、血管が弱り認知機能や筋肉量が低下します。そのために廃用症候群で歩けなくなり、脱水や肺炎、貧血や出血を起こし疾病になるリスクが高くなります。70歳以上の5人に1人が低栄養状態だと知り驚きました。

低栄養にならないように10食品群チェックシートで栄養が摂れているか調べる方法があります。1品目1点で計算し9点以上が目標。3点以下だと老化が加速。この方法だと色んな食品をとることを意識しやすいので、ご利用者様にも活用してもらい楽しく栄養を摂ることを意識していただきたいものです。

予防のために適度な運動や栄養バランスのよい食事をすることが重要です。食欲がない方に対しては、引き起こしている要因を探すことも必要になります。独居で寂しく、食事を作る意欲をなくしている方もいます。外出し交流する場を提供し、楽しくお話しながら食事することで食欲がでる場合もあります。要因を探すためにも、きっちりとアセスメントを行うことが必要だと改めて思いました。

疾病などで食事が摂れない時は、栄養補助食品や食事の形態を変えることで低栄養を防ぐこともできます。高エネルギー、高たんぱく質を摂れる食品がたくさんあり、ゼリー状や飲料いろいろなタイプの物があるので、管理栄養士さんと相談しながら、ご利用者様にあったものを提供することが大切だと感じました。

今まで管理栄養士さんに相談することが少なかったので、今後は気になる事があれば相談しアドバイスをしていただきたいと思います。

「外に出よう」「人に会おう」「何かの役に立とう」の言葉を念頭において、ご利用者様がフレイル・サルコペニアを予防できるように支援していきたいと考えています。

普段栄養のお話を聞く機会がなく知識があまりありませんでしたが、島田講師のお話はとてもわかりやすく、事例説明もありとても勉強になりました。

ありがとうございました。

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高齢者の栄養状態 チェック方法 

※食事・栄養以外の要因の可能性もあるので目安としてください。

 

①   簡単フレイルチェック

1. 6か月間で2~3㎏の体重減少があったか?

2. 以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思うか?

3. ウォーキング等の運動を週に1回以上していない

4. 5分前のことが思い出せない

5. (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする

「はい」が3つ以上当てはまれば「フレイル」、1~2つで「フレイル予備軍」

 の疑いありです。

 

②   10食品群チェックシート

10食品群チェックシート.pdf

量・回数に関係なくその日に食べたものに○をつける。毎日継続して記録することでたんぱく質を意識して摂れるようにするもの。7つ以上○がつくような食生活を目標に。○が少ないと低栄養状態になっている可能性があります。

インターネットでチェックシートをダウンロードでき、デザインも様々あります。

この他スマホアプリで毎日の記録を管理・分析できるものもあります。

☆ 1日3食をしっかり食べることを目標に。

たんぱく質を意識して摂るようにする。その他ビタミンD、カルシウムも必須の栄養素。

そのうえでなるべくバランスよい食事を心がけましょう。(終わり)

少しでも皆様の予防の寄与できれば幸いです。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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