食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

8月の献立表を眺めながら夏のイメージが沸かないなぁと思う、今日この頃・・・

梅雨が遅かった分、猛暑が短いといいなぁと思っております。

さて、先日訪問させて頂いたTさま。訪問看護の看護師さんからご相談あり、ご自宅へ。

娘様も同席して頂きました。ご自宅のお台所を通って、まず目に飛び込んできたのは・・・

「塩を食べたら死ぬ!」という張り紙(^^;

なかなか過激な張り紙です。

数か月前に糖尿性腎症と診断されて、別に住む娘様が腎臓病のレシピ本を参考に作った夕食を運んでおられたのですが、それでもご本人様が好き勝手に漬物やらお惣菜やらを購入してしまい、娘様が「もう好きにし(怒)。」と夕食のお届けを止めてしまったところ・・悪化してしまった。(当然と言えば当然ですが)これ以上悪くならないように、透析回避のために配食を使ってみたい。

というのが今回の利用経緯です。

血液検査を確認させてもらい、減塩の必要性をお二人に説明。

すぐに忘れてしまうTさまなので、配食のお弁当が届けば、買い物に行く回数が減り、不要な漬物や佃煮を購入しなくて済むように利用になりました。

お寿司も好きなTさま。お寿司は娘様と一緒の時のみに行くようにと約束してもらいました。

「塩を食べたら死ぬ!。」は同居されている息子様が張ったようです(^^;

「漬物、佃煮は買わない。」

という張り紙を追加してもらうことにしてTさまのご自宅を後にしました。

張り紙の効果を願って・・・

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

ここ最近のお稽古花

IMG_2254.jpg IMG_2262.jpg IMG_2272.jpg

毎年、7月のお稽古花として届く「ヒオウギ(檜扇)(左の作品)

災厄除去への祈りを起源とする祇園祭の期間中に民家の床の間や玄関に、魔除けとしてヒオウギを飾るという京都ならでは?の文化があります。

今年も祇園祭の時分が来たなぁと感じる花デス。

haato1.jpg

haato2.jpg

蒸し暑い梅雨の時期がやってきました。デイサービスの利用者様にも、食欲不振や寝不足などの諸症状を訴える方が何人かおられますが・・・

皆様いかがお過ごしでしょうか?

サロン(デイサービスはーと&はあと)では、

水分補給のためのこまめなお声掛け & デイ入浴後の水分補給

のために

色々な工夫ができないか、スタッフ一同 考え取り組んでいます。

「入浴利用された方にはお風呂後にポカリスエットを提供してみてはどうか?(価格の高いOS-1 の利用と上手く区別をつけられないか)」

「デイ営業中に3回、水分補給お勧めの為の声掛け周りをするタイミングを作れないか?」

等、日々様々な意見が飛び交います。

上記の案は実際、サロンで試しに取り組んでみているところです。

水分制限等必要な人にも、注意を払っての検討です。

利用者様が自宅に戻られても、良き習慣が継続できるように、

デイ施設内でも支援をしていきます。

管理栄養士 富林 かおり

こんにちは、カスタマーセンター管理栄養士の島田です。

暑い日が続いたせいで、ニュースでみた紫陽花は枯れ枯れでしたが、やっとまとまった雨模様となりました。これからは集中豪雨に気を付ける季節ですね。

今回は、たんぱくゼリーセブンという補助食品と配食を併用となった方の症例のブログです。

H様、80歳台、女性の方で出血による貧血で2ヶ月前に入院され、一ヶ月後に退院されてきたところです。配送さんの日報で報告で

「本人さん受け取り。退院され、貧血どうでした?と聞いた。消化器からの出血だったと。のみ薬で、様子見と。入院は、疲れると言っておられた。」と報告がありました。

また、

「夕食本人さん受け取り。今は大丈夫やけど、さっきまで鼻血が止まらなかったと言った。血圧計ったら高かったと言った。血圧が上がった時に出るみたいと言った。鼻血出るのはいいが、量が多すぎてびっくりすると言った。安静にしてくださいねと声かけた。」訪看さんからそのような指導があったようです。との報告もありました。

そこで、出血で欠乏しやすい鉄分と皮膚の再生に必要なたんぱく質が手軽に摂れるたんぱくゼリーセブンのサンプルをご提案させていただきました。

試食後、「美味しかったので、また味決めて注文してみたいと思っていると」と感想をいただきました。そして、8種類ある中から4種類を選んで今回届けさせていただくことに。

たんぱくセブン.JPG

強い血管を作るたんぱく質も補っていただきながら、しっかり血圧管理もサポートしていけたらと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂 管理栄養士 杉浦です。

 

やっと6月後半から梅雨らしい天気になってきましたね。

梅雨と言えば『しとしと』と降るイメージですが最近は警報レベルの雨も多く・・

原付で移動することが多いので、緊張の連続です。

髪も大変なことになっています。。。

 

さて、この4月より豊中・池田・淀川区のエリア担当になり早2か月経ちました。

 今回は6月から補助食品をご利用されている方のお話をしたいと思います。

 

豊中市在住の70代男性 Aさん

喉癌で手術をされ、飲み込みがしづらいので食形態に工夫が必要な方です。

粒がある食事はムセやすいためミキサー食を摂取、またそれだけでは栄養量摂取に不足が出るので間食に野菜ジュースやプリン、また補助食品としてメイバランスmini やメイバランスソフトJellyなどもご利用されていました。

 

咀嚼・嚥下障害がある方では、ミキサー食・ソフト食をご利用されている方が多くいらっしゃいます。ただ、これらはミキサーを使う際にどうしても水分を加える必要があり、1食分の量が多くなってしまいます。

1度にたくさん食べることが困難な方は3食の食事だけでは必要な栄養素確保が難しい事があり、Aさんも補助食品を取り入れるなど色々と工夫されておりましたが、食事の聞き取りよりたんぱく質の摂取不足が見られました。

 

たんぱく質の不足は、筋力の低下、免疫力の低下から様々な症状を引き起こします。

特に高齢の方ですと、寝たきりや褥瘡、肺炎になりやすい方が食事調査をするとたんぱく質が不足していたという事があります。

 

Aさんは1日4食に分けて食べられており、これ以上食事量を増やすことが難しい為、『SLプロテインパウダー』(3.6g×50包)をご紹介し、現在1~2包/日ご利用されております。

 

 SLプロテインパウダー

この商品は粉末状で溶けやすい為、おかゆやおかず・汁物に入れることで量を増やすことなくたんぱく質を摂取できること、商品自体は殆ど無味無臭の為食事に入れても風味をかえないという特徴があります。

 

補助食品はたくさんありますが、どの商品が適当であるかは使う方の身体状態や食事内容・生活環境によって変わってきます。

 小食の方、咀嚼・嚥下障害がある方、褥瘡がある方など食事が足りているかな?とご不安な方は是非一度ご相談ください!

 

今後もAさんの食事量や栄養状態などをお伺いし、在宅で安心・元気に生活を続けられる様お力になれたらと思います。

5月に兵庫県立美術館で『不思議の国のアリス展』が開催されていたので行ってきました。

挿絵を描いているテニエルの原画やアリスをオマージュしたシュールな作品など色々ありとても楽しかったです♪

 

DSC_0161.JPGDSC_0163.JPG

 

 管理栄養士 杉浦 和希

 

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美