食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。デイサービス担当の冨林です。

 

5月の大連休も過ぎ去り、6月に入りました。

暖かい(いや、暑い?)日が 続いています。

 

5月の半ばには、デイサービス外出行事として

茨木市若園公園のバラ園へ行き、帰りにココスでお茶をする というイベントを実施しました!

 

このバラ園は、

茨木市の花「バラ」が、市民の皆さんに親しまれるようにとの願いを込めて、整備されたそうです。

園内には、水の流れを取り入れた全長100メートルのせせらぎがあり、バラ園全体が見渡せる展望所が設置されています。

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実施したどの日も晴天に恵まれ、普段外出する機会をもてない利用者様にも楽しんでいただけたように思います。

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たくさん歩いた後には水分補給...という名の ティータイム♪

必要な方にはトロミ剤も持参し、安全に飲んだり食べたりして頂けるように配慮しつつ、

みんなでお茶の時間を楽しみました。

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在宅介護生活を長く送る方にとっては、このような外出イベントはとても大切な時間となるのではないかと思います。

外出先や外食時に、「心から楽しい!」と感じていただけたとき、

その人のもつ本来の能力が引き出されることがあります。

 

「この方には、外食のメニューをしっかり選ぶ能力がある!」

「(庭園へ外出した際)植物や花の名前をこんなに覚えてらっしゃるのだなあ」

 

と、デイ施設内では気づくことのなかった

"その方の能力" が

垣間見えることも。

今後も、利用者様に楽しんでいただけるようなイベントを計画していきたいです♪

管理栄養士 富林 かおり

みなさん、こんにちは。

北摂管理栄養士の杉浦です。

朝はまだ冷えますが、日中は毎日暑いですね。

まだまだ身体は暑さに慣れていないので、体調・空調管理に気を付けてお過ごしください。

 

さて、前回は『賞味期限』と『消費期限』の違いについてお話しました。

今回は『栄養成分表示』についてお話したいと思います。

 

 

みなさんは、食品を購入するときに、この表示を見たことがありますか?

 

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これは栄養成分表示といって、原則としてすべての包装された加工食品や

添加物に表示が義務づけられています。(生鮮食品は任意表示)

 

栄養成分表示に書かれている項目は私たち国民の栄養摂取の状態からみて、

不足や過剰に摂取することによって、健康の保持増進に影響を与えるものが

記載されています。

 

★栄養成分表示には、必ず表示をしなければならない5項目があります。

 

熱量(エネルギー)・タンパク質・脂質・炭水化物・ナトリウム(塩分相当量)

 

この5項目にプラスして、『食物繊維』、『ビタミンC』、『鉄』などが記載されている場合は、製造者や販売者の方が、その成分についてアピールしたいという事になります。

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この栄養成分表示を見ると、同じしょうゆでも塩分相当量が違っていたり、メーカーさんが何をアピールしたいのか知ることが出来るので、お買い物の参考に是非お役立てください!

 

北摂管理栄養士 杉浦

こんにちは!北摂管理栄養士の徳山です!皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

栄養指導室で、「孫が来ていたから、食生活は、乱れてしまっていた、、可愛いけどね。」

とよくお聞きし、少しお疲れのご様子の方が多いですが、

ご自身の生活リズムに戻られ、食事療法に取り組まれています。

ご自身の体調に合わせて、食事療法と運動を継続していく事が大事ですよね。

ゴールデンウィークに遊び疲れた自分にも言える事です!また気合いをいれないと、、、

 

4月末に、ケアマネジャーと訪問した80代のご夫婦の話です。

レジ袋満杯2袋下げた男性が、歩いて来られ、もしかして訪問先の方では?と思っていたら、ケアマネジャーも来られ、やっぱりその方でした。

レジ袋の中身は、あんぱんや、惣菜等です。娘様も一緒に面談しました。

奥様は、透析(3/)をされ、最近は、電解質のコントロールや体重管理ができておらず、透析日が追加になる事も増え、倦怠感が増しています。

 

ご主人は糖尿病で、数値は今のところ安定しますが、お惣菜等で、塩分も高く食事バランス悪い為、食事療法の理解を深め、配食を利用し、目安量としてもらう事を目的として、はあと介入スタート。

面談中は、ご主人もこれはいいかなぁ?とパンや、冷蔵庫の中のものを見せて下さり、量や、食べ順をお伝えしました。

ヘルパーの調理支援もあるので、後日、ご夫婦の今後の食事療法について話し合いをしようという事になり、ヘルパー事業所で、ケアマネと介入されているヘルパー2名と会議をしました。

すでに、カリウム制限の為に茹でこぼし等は、実践して下さっていました。

甘い煮物が好きなご主人で砂糖をたっぷり入れて以前は調理してほしいと言われいたそうですが、今はみりんと出汁をきかせて調理しているとのこと。

 

調味料を減塩に変える事、人工甘味料(ラカントやパルスイート)の使用も検討する等、代替えできるものと、量や調理法のアドバイスをしました。奥様の透析食とご主人の糖尿病食の違いもあるので、難しいのですが、日々関わっているヘルパーのご意見を聞け、今後も連携がとれる関係になりました。

まずは、奥様の透析回数を通常の3回になるよう、サポートしていきます。

 

はあとHPにも、透析食、糖尿病食等のポイントを載せているので、ご覧下さい。https://www.810810.co.jp/point/

 

先週、いつも参加させてもらっている田植えに、子供達と参加してきました。

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分かりにくいですが、田植え前↓

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田植え後↓

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北摂管理栄養士 徳山

こんにちは。カスタマーセンター管理栄養士 小山です。

先日、5月なのに「冬日」だったとか。気温の移り変わりがあるので、体調くずされない様、ご注意ください。

これから、夏に向けて、気温もぐんぐんと高くなってきます。

そこで気を付けたいのは「脱水」です。

夏は汗をかくため、気が付かないうちに体内の水分が不足がちになり、血液の流れが悪化し血管が詰まりやすくなります。
大切なのは汗をかいていなくても、早め早めにこまめに水分補給を行うことです。
汗をかかなくても、常に体から少しずつ水分が奪われています。

室内にいるときもきちんと水分補給をするようにしましょう。

室内にいると脱水症状に気付きにくいのですが、トイレに行ったとき尿の色が濃くなっていたら水分不足のサインだと思ってください。

そして夏の脳梗塞の予防でもうひとつ大切なことは睡眠の前後に水分補給を行うことです。
普段私たちは眠っている間に平均コップ1杯程度(200cc)の汗をかきます。
夏の脳梗塞は睡眠中から起床後の時間帯にかけて発症のリスクが高くなります。

予防のために寝る前に水を1杯飲むようにしましょう。

嚥下困難な方向けの、水分補給の補助食品取扱ありますので、一度お問い合わせください。

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塩分蛋白質調整食

米飯220g 赤魚とろろ焼き あげ茄子と野菜炊き合わせ 人参サラダ 春菊と白菜のごまあえ

642Kcal たんぱく質23.1g 脂質14.1g 塩分2.0g  

カスタマーセンター管理栄養士 小山祐子

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