食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。カスタマーセンター小山です。

3月に入り、気温もぐんぐんと高くなってきます。

いつまでも、冬のときとおなじように、暖房をつけっぱなしにしておくのではなく、日中はこまめに消す、設定温度を調整するなどが必要です。

弊社の配送員からも「ご利用者様宅に配達に伺うと、暖房がつきっぱなしで暑いくらいだ」と報告のあるご家庭もあります。

また、季節の変わり目に気を付けたいのが、「脱水」です。

特に、高齢の方は感覚機能が低下しているため、自分でのどが渇いていることに気づかないことがあります。

唇が乾燥していたり、口腔内が乾いていたりしたら、脱水をうたがいましょう。

しかし、高齢になると、嚥下機能が低下し、サラサラとした水分ではむせてしまうこともあります。

そんなときには、とろみ調整剤を使用し、適度なとろみをつけ、飲み込みしやすい状態にすることで、誤嚥のリスクを低くすることができます。

とろみはただつけるのではなく、その方に適したとろみの強さに調整することが大切です。

とろみ剤はとろみが安定するまでに時間を要する商品もあるため、つけ始めてゆるいな?と思って追加すると、あとでとろみがつきすぎてジャム状になったりしてしまいます。

ジャム状だとべたつきが強くなり、口やのどに張り付きやすいため、かえって嚥下しにくくなります。

液体によって、使用量が違うので、パッケージにをよくみて使用する必要があります。

または、強めのとろみでないと不安、という場合は、ゼリーやムースに切り替える選択もあります。

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弊社で取り扱っているお茶ゼリーの素です。 現在、緑茶・ほうじ茶・紅茶があります。

出来上がりはほんのり甘く、口当たりがよく、手軽に水分補給ができます。

これからの季節にぴったりです。 サンプルもご用意いたしますので、お気軽にお問合せくださいませ♪

先日は3月3日、ひな祭り。 

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頂きものの雛菓子。かわいい箱にはいっていました。 むかしながらの味で、子供には不評でした・・・。

カスタマーセンター 管理栄養士 小山祐子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

あっと言う間に2月が「逃げて」いきました。

お花見、第2弾は万博記念公園の梅林へ。

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みごとな枝垂れ梅。

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こうやって今年もお花見に来れたことに感謝して・・・

今月も癌末期の方との出会いが数件ありました。

その方は60歳の女性。膀胱癌から既に全身への転移。

ご主人は単身赴任のようで東京にお住まい。

今回は腸閉塞で緊急入院し、ストマを装着して退院されたところに訪問しました。

その2週間後には既に入院の予定が決まっていました。

もう自宅には戻って来れないかもしれない・・・そんな状況。

訪問した1週間後には東京からご主人が帰宅されるため、ほんの少しの期間のみお食事をお届けすることに。

『最期の食事が病院の食事になるでしょう?だから、主人が戻ってきたら外食を楽しみたいの・・・』

ほんの数日のご利用にはなりますが、ご主人が帰ってこられるまでの1週間、ストマ管理ができるようなお食事をお届けすることで、ご主人との時間が有意義な時間となりますように・・・

普段何気なく摂っている三度の食事。

食べられることに感謝して、一緒に食べられる人が居ることに感謝して。当たり前の日常に感謝・・・

そんなことを感じた出会いでした。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

そんな最近の我が家の夕食

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美味しく食べられることに感謝・・

 

こんにちは!京都 管理栄養士 原 です。

2月も残すところあと10日弱となり、あっという間に日々が流れていきます。

さて、先日いつもご相談頂くケアマネージャーの方に栄養報告書を持参した際に、遺伝性の脊髄小脳変性症の方が、急に食事が入らなくなってしまって体重がみるみるおちていると相談があり、その日のうちにケアマネージャーと同行訪問してきました。

脊髄小脳変性症は難病指定を受けている疾患の1つで、全国で3万人以上の方が罹患している疾患です。

訪問先には私よりも年齢が若く、
元気いっぱいのお子さんが3人おられる女性の方でした。

四肢が上手に動かせず、普段の生活は車いす上で、飲水もトロミを付けて飲まれるが、エンシュアハイはトロミなくそのまま飲めました。しかし1日で1缶も飲めない日も多いとのこと。

BMIはやせすぎで、食事を取ることも負担を感じる事がおおく、ここ3ヶ月以内に3キロの体重減少があり、体重の減少を止める事が大きな目標となりました。エンシュア以外にも3食の内容の充実の為効率のよい補食を提案しました。

一日の必要エネルギー消費量は1640kcal

エンシュアハイで375kcalとれると仮定して、

エプリッチを提案し、主食は粥ではなく、エネルギーや蛋白質が多いパンがゆミックスを提案しました。

病院やリハビリの関係機関の方にも補助食品をいろいろサンプルでもらっておられたため、補助食品独特の味が苦手で食べれないものが多く、唯一食べれたのがエプリッチでした。

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今後はエプリッチを一日1個以上食べる事と、エンシュアハイを残さずに飲みきる事を目標として取り組み、体重減少を防止する事となりました。

私と同じように子育てをされながら、難病と闘っておられる姿に、自分ももっと一生懸命に頑張らなくてはと痛感させられます。

先日何十年ぶりに京都タワーを登りました。

京都の街並みはとてもきれいでした。

はーと&はあと 管理栄養士 原

 

こんにちわ!北摂管理栄養士の徳山です。

今週に入ってまた寒さが戻ってきました。皆様、体調崩されていないでしょうか。寒暖差、つらいですね。

寒い冬、特に朝方に血圧が高くなる利用者様増えています。

人間は、寒さを感じると、交感神経が刺激されて、血管が収縮し、血圧が上がります。寒暖の変化に伴い血圧の変動も大きくなり、この血圧変動は高齢者や高血圧、糖尿病といった動脈硬化の危険因子をもっている人はさらに大きくなります。

家では、正常値なのに、病院やデイサービスで血圧を測ると高くなるという方も、いらっしゃいます。緊張から高血圧になってしまうようで、「白衣血圧」なんて言われていますよね。

暖かい屋内から寒い屋外へ出る、寒い浴室内で熱い湯船に入るといった、急激な体温の変化が血圧の変動を引き起こします。外出する際には防寒やウォーミングアップを行い、体温が急激に変化しないようにすることも重要です。

塩分コントロールも血圧安定に直結します。食事量やQOL(生活の質)が低下しない程度に、適度な減塩は、必要です。

①干物、佃煮、漬物など食塩の多い食品を控える。

②味噌汁、すまし汁、スープは1日どれか1杯にする

③醤油は、かけずに、つけ醤油にする

④煮物は、だしをきかせて、薄味にする

 (さかえ2月号一部引用)

食事量が少なくなっている方は、減塩で、食欲低下に繋がってしまっている事もあるので、管理栄養士に相談して下さいね。

 

先月半ばに、、、

北摂新年会を開催しました。

(サロン、訪看、めでぃ北摂)

とっても盛り上がったので、一場面を披露します。各部署の出し物の様子↓↓

★ISSA(末藤さん)による単独ダンスライブからの、サロンメンバーのUSA!!

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★可愛すぎる、ひょっこりはん(訪看管理者、山本さん)

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★芸の無い徳山の苦し紛れの、けん玉。

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 今年も、北摂盛り上げていきましょう!

北摂管理栄養士 徳山

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美