実際のご改善事例

1年間で、カリメートを飲まずに正常値に!!

◆検査値(検査値は、利用者からの申告によるものです)
開始前 6ヵ月後 7ヵ月後 8ヵ月 9ヵ月 10ヵ月 12ヵ月
BUN(mg/dl) 不明 28.9 25.1 30.9 37.8 41.7 31.8
Cr(mg/dl) 不明 2.1 1.9 2.3 2.5 2.6 2.0
K(mEq/dl) 不明 3.1 3.3 3.7 4.8 4.2 4

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◆利用開始時プロフィール
病名 慢性腎不全 高血圧
年齢 93歳 性別 女性 身長 154cm 体重 60.1kg
主な服薬 クレメジン、カリメートシロップ(8ヶ月後に中止)他
利用理由 透析回避、退院後のカリウム管理目的
◆利用食種
17) 塩分・蛋白質調整食AU(1400Kcal・蛋白質40g・塩分5〜6g/日)
◆利用頻度
1週間 昼食 7回 夕食 7回 計 14回利用
日付 特記事項
開始時 担当管理栄養士が食事利用前に訪問する。 高カリウム血症で1日入院され、病院の管理栄養士の紹介を受け、配食を希望される。 高齢で難聴のため、理解に時間がかかるが食事療養の意欲あり、毎日昼・夕の利用となる。 朝食内容は病院の栄養指導の通りにし、漬物や野菜のカリウム管理について説明。 たんぱく質制限30gのため、低たんぱくパンなどの特殊食品について話す。
1週間後 開始1週間後にフォローの電話をする。量は物足りないが何も足さずに食べておられる。 朝食だけは食べたいもの食べられるので楽しみな様子。 カリウムの多い食品の摂取があったため、注意するよう伝えた。
3ヵ月後 果物が好き。そうめんやスイカなどを食べて良い分量、カリウムについて説明をする。 食事療養を取り組む意欲はあるが、食べたいという気持ちが強い。 検査結果を見ながら、食べたい物の量など随時相談にのった。
1〜2ヶ月ごと その後1〜2ヶ月ごとに訪問し、検査結果を一緒に確認する。 配食開始後9ヵ月後に、カリウムを下げる服薬(カリメイトシロップ)がなくなったことで値が上がった。 果物の量を調節することで再びカリウムは下がり、服薬なしで継続となる。

- | 2011/08/24 水 17:22

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糖尿病性腎症 嚥下障害
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