こんにちは。管理栄養士の藤本です。
少しずつ湿度が低くなって、過ごしやすくなってきましたね。
バイクでの移動もしやすい時期になってきた・・・気がします。
まだ油断大敵かもですが。
さて、先日、入院で停止中の利用者様の退院時カンファレンスに参加してきました。
心疾患の男性。
心不全の増悪で入院されました。
カンファレンスでわかったことですが、なんと入院になった時は体重が7kgも増えており、足はパンパンに浮腫んでいたそうです。
それでも本人様はいたって普通。あまりしんどさを感じられないようです。
この利用者様へお届けがスタートしたのは、前回の退院後のこと。
前回も心不全で入院しておられ、退院時に食事がめちゃくちゃにならないように、と配食サービスを開始されました。
月曜から土曜までは他社2社、日曜ははーと&はあとが担当。
1週間の昼夕食を3社で受け持つというスタイルでした。
この時からケアマネージャー様の関わりも開始。介護サービスもスタートしました。
でもこの利用者様。なかなか気難しい方なんです・・・。
本当は塩分制限食が必要なんですが、配食サービスが続かないことには、病状悪化が目に見えています。
とにかく食事を続けることを優先、ということで、全社いわゆる普通食(はーと&はあとでは健康バランス食)での提供となっていました。
しかし、またまた心不全で入院。
なかなか本人様の生活が把握できずにいたのですが、
病院の看護師さんからはこんなお話が・・・。
なんとこの方、病院でもご飯のお供である佃煮は食べるし、間食もしていたとのこと!
あらあら・・・(^_^;)
でも、次入院になったら命が危ないよとお医者様からもきつい忠告。
とにかく家に帰ってからも食事、特に塩分には気をつけなさいという指示でした。
本人様に言い聞かせるようにお医者様も看護師さんも話されるのですが、
本人様は聞いているのかいないのか・・・。
「家に帰ったら佃煮は食べへん」とはおっしゃるものの・・・。
でも、ケアマネさんをはじめ、関わる介護スタッフがみんな証人です。
今後は、ヘルパーさん・訪問看護さんも台所をチェック!
そして、退院後の必須事項とされた、体重記録もチェックチェック!
みんなでチェック体制をつくることになりました。
お食事のお届けは、他社併用で継続。
でも、今回からはもちろん栄養コントロール食の減塩食です。
日曜だけですが、体重記録の声かけとともに、佃煮や間食のチェックも必要だと感じています。
ケアマネさんをはじめ、他のサービスの方とも連携していかなければ、です。
再入院しないように!
みんなで支えていきますので、チェックをうっとうしがらずに、気をつけていきましょうね!!
はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代