藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

気温が上がってきましたね。

うちの会社でも冷たいお茶の消費量がかなり増えてきていますが、

みなさん水分補給はしっかりと！

一気飲みではなく、こまめにちょこちょこ飲んでくださいね～☆

 

 

さて、この春担当エリアが変わり、利用者様へのフォロー・栄養相談のお電話も「初めまして」でかけることが多いこの時期。

先日もそんなお電話をしていました。

 

糖尿病でいらっしゃるS様。

配送員へは血液検査の結果はあまり良くないと伝えていただいていました。

実際お電話でお話してみると、夕食後寝るまでの間に、何かしら口にしておられる様子。

もっとも多いのはプリン。

はっきりとはおっしゃいませんでしたが、ほぼ毎日食べておられる感じでした。

 

いろいろと代替え品を提案しながら、プリンをやめていく方向で話をしたのですが、なかなか受け入れてもらえません。

全部やめるのではなく、まずは2日に1回にするとかどうですか？と聞いてみても、うーん...と。

 

わかっているけどやめられない。

それだけが唯一の楽しみだから。

 

こういうケース、よくありますよね。

でもこのままだと絶対に血糖値は下がりませんし、合併症になるリスクが高まるばかり。

放っておくわけにはいきません。

 

ひとまずS様との電話を終えてから担当のケアマネージャー様に電話にて報告・相談。

私も一度見直さないとと思ってたんです、とのこと。

今度、ヘルパーさんとご本人とを交えて、ヘルパーさんの買い物内容をまず見直す予定とお聞きしたので、

その会に私も同席させていただくことになりました。

 

関係機関の皆様とも協力しながら、少しずつでも改善に繋げていきたいと思っています。

 

 

間食はやめられない。

食事だけが楽しみやのに。

 

そんな気持ちを否定して、

ここがダメ！、こう直さなきゃ！

とつい指摘してしまったら、きっと本人のやる気を損ねてしまいます。

 

本人の気持ちを受け入れてあげながら、でも改善すべきことは少しでも改善してもらえるように。

これが本当に難しい！！

言いすぎたな。もっとこう言えばよかった。

反省する時もいっぱいありますが、

いろんな経験をしながら利用者様のやる気のサポートを続けていきたいです。

 

 はーと＆はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

5月に入ったのに、この肌寒さはなに！？と思っていたのですが、連休終わりがけには暖かくなりました。

この急な気温の変化になかなか着いていけずにいる藤本なのですが...。

調子を崩さずにいきたいものです。

 

さてさて、連休前にお伺いしたS様。

退院されたばかりの糖尿病の患者様なのですが、

心に残ることをおっしゃっていたので、少しご紹介したいと思います。

 

訪問してそうそう、入院中に悟ったことがある、とS様。

糖尿病は治らない、だからこそこれからもずーっと食事を気をつけていかないといけない、と。

(その他、転倒したりして骨折したらいけないと安全第一に暮らすこと、など色々と"悟ったこと"を語ってくださったのですが、そこは今回は割愛させていただきます。)

 

ケアマネージャーさんから教えていただいたのですが、実はS様、身体に良いとたくさんの健康食品を買っていたことがあるとのこと。

以前から、健康には興味を持っておられたようですが、

今回入院中に病院の栄養指導を受けて、病院の管理栄養士さんに健康食品もストップを言われてしまったよう。

でも、その代わりに栄養指導で色々と勉強をされてきたそうです。

 

そんな背景の中で、

「食事に気をつけていかなければ」と悟られたS様。

そのやる気はものすごいものでした！

 

病院で勉強されたことをベースに、今後の家での食生活をお手伝いしていかなければ！と私も気を引き締めて。

ひとまず、食事をお届けし始めている現状です。

 

糖尿病だけに限りませんが、なかなか完治というわけにはいかない場合が多い生活習慣病。

だからこそ、おひとりおひとりが「その病気とずっと付き合っていく」ということを自覚していただくことは、本当に大切なことです。

その気持ちがないとなかなか生活習慣を変えていくことは出来ないですよね。

 

私たちが無理やりその方の生活習慣を変えることは出来ませんが、

その自覚を持ってもらうお手伝い、

そして、今回のS様のように自覚してやる気を持った方が、そのやる気を長続きしてもらうお手伝いなら出来るはずと思っています。

 

S様に自宅での食事療養を続けてもらえるように、サポートしていきます！

これからよろしくお願いしますね(^^)

 

 

ゴールデンウィークには、久しぶりに大学時代の友達と会えました！

愛知県の日間賀島へ☆

シラスとタコ、美味しかったし、

なによりすごーくのんびりできる島でした。

 

 

はーと＆はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

桜の季節も終わってしまい、ちょっと残念ですが、お次はゴールデンウィーク！！

ここ最近、休みの日でも家の中にいたりとあまりお出かけしていないので、

ゴールデンウィークは外へ出るぞ～と計画中です(^^)

 

さて、今回は先日訪問したF様のお話。

実はF様、以前にはーと＆はあとを利用してくださっていた方です。

（私が入社する前のことなので私自身は初めましてでした。）

膝の手術をされ、なかなか家事をするのが大変になっておられること、そして糖尿病の数値が悪化していること。

この問題を解決するためにははーと＆はあとしかない、と以前利用していた時のパンフレットを探し出し、連絡くださったそうです。

 

明るく、元気で、とにかくよく話してくださるF様。

血糖値が上がった原因もわかってるのよ～とおっしゃいます。

どうしても食べてしまうの、間食。とのこと。

甘いものやら、おかきやら、口寂しくなってしまうのでしょう。

 

しかし、検査の結果はヘモグロビンA1cが８％台。

笑ってる場合ではありません！合併症が迫ってきています。

 

原因はわかっている、とおっしゃる方には、まずはそこから直していきましょうといつもお話しています。

「これを食べるから血糖値があがってるんや。」「これがあかんのや。」

この気持ちを持っている方は、とりあえず前向きに取り組んでいきたいと思っておられるはず、と私は思っています。

知識はあるけど、なかなか実行できない。

それならその気持ちをどうやって実行に移していくのかを一緒に考える。

そして、自分自身で「よし、頑張ろう！」と思ってもらうこと。

やっぱりこれが大事ですよね。

今回のF様にも、まずはあかんと思っている間食を控えて行きましょうとお話しています。

1か月経ってみて、目標を達成・実行できていればOK。

できていなかったら、まずは実行できそうな目標に変えましょう。

そうやってコミュニケーションをとりながら、皆さんの「やる気」をサポートしていきたいと思っています。

 

F様のように、血糖値が悪くなってきたからといって再開希望のご連絡をいただけることは本当に嬉しいことです。

食事療養は初めての方も、前はなんとかやってたけど結局続けられなかったという方も、自分なりにやってきたけれどなかなか上手くいかないという方も、

とにかくお困りの時は、はーと＆はあとに一声かけてくださいね！

 

実は私、あるキャラクターが大好きなのですが、

先日コンビニに寄ったときに「今なら対象のお菓子を2個買ったらクリアファイル（←私の好きなキャラクターのもの）をプレゼント」という広告を目にしまして・・・

ついつい買ってしまいました、お菓子。

クリアファイルがゲットできたことはとっても嬉しいのですが、

こうやって栄養相談をしながら、あぁ私もお菓子食べちゃってるな、とちょっと自分で苦笑いでした(^_^;)

食べすぎには注意ですね！笑

 

はーと＆はあと　管理栄養士　藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

他の栄養士も書いていますが、春ですね～♪

ここ最近は入学式なんやな～と思う立派に？盛装した小さい子供たちや、きっちりスーツを着たフレッシュマンたちをよく目にします。

そんな新しいスタートの季節、私にも変化がありました。

ひとつは担当エリアの変更！

入社してから3年間、中京区・下京区・東山区を担当させていただいていましたが、この春から【右京区・西京区・向日市・長岡京市】の担当に変わりました。

これまで担当させていただいていた利用者様や、お世話になった関係機関の皆様から離れてしまうのはさみしいのですが、

そんな皆様から学ばせていただいたことを活かして、新しい担当地区で、心機一転頑張っていきたいと思っています！

そして、もうひとつ。

柴田さんから引き継いで、栄養指導先のクリニックが増えました！

今日は、そのクリニックでの栄養指導のお話。

 

1か月前に柴田さんが栄養指導された糖尿病の患者様。

（詳しくは柴田さんブログ2013年3月12日「食事療養なんて無理？」をご参照ください）

2回目の栄養指導でした。

今回も入ってくるなり、体重ちょっと増えたんですよ、と発言はちょっとマイナスからのスタート。

確かに1kg弱体重増加はありましたが、大事なのは食事療養に対してのモチベーションが変化しているか、そして前回たてた目標は達成できているのか。

話を伺います。

ストレスを感じるのが嫌、ストレスがたまったらヤケ食いしてしまうというこの患者様。

でも前回の指導以降は食べる量が減っている気がするとのこと。

また、目標だった「夕食後の間食は好きなものを1つだけ」に対しては、たまに2個になることもあるとは言いつつも、前向きに取り組んでおられたようです。

 

実のところ、目標は守れませんでした、ストレスたまって食べちゃいます！、「やっぱり食事療養なんて私には無理」となっておられるのではないかと少～し心配していた私。

前向きになってくださっていることがものすごく嬉しく、よかったよかったと大喜び☆

引き続き夕食後の間食は1個までで頑張りましょうとお話しました。

 

そして次のステップへ。

朝昼晩の食事内容を見直していきます。

野菜を中心に、というところは意識してくださっていますが、仕事へ行く前の昼食はどうしてもパンだけ、おにぎりだけ、などになってしまいがちな様子。

そんな時は、せめて野菜ジュースを先に飲んで、と提案。すぐさま、それならできる！とまたまた前向き発言。

よしよし、いい感じ(^^)

さらに、ご自身で作られる夕食の量や内容の見直し・確認のために、はーとの栄養コントロール食を見本にしてみることを提案。

週に1回、配食が届くことで、自分にとっての適正量を確認してほしい、また、食事療養を意識するきっかけにしてもらえれば、とおすすめしました。

すると、こちらに対しても、それならやってみます！とまたまたまた前向き発言☆

次回の栄養指導の際に、普段の食事量と比べてどうだったかを聞きますね～と言って今回の指導は終わらせていただきました。

 

こうやって、少しずつでも自分の食生活を見直していただいて、気持ちも前向きに取り組んでいただけると、お話した甲斐があったな～とすごくすごく嬉しいです。

きっとくじけてしまいそうな時も今後出てくると思います。

そんな時は話を聞いて、また気持ちを切り替えていただけるようにサポートしていきたいと思っています。

応援してますよ～q(^-^)p

 

先日、利用者様のお宅へ訪問してみたら、おうちの周りが桜のトンネル！！

いい時期に訪問できて嬉しいですと娘様とお話させていただいていました。

そんな写真です。

 

 

はーと＆はあと　管理栄養士　藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。 少しずつ暖かくはなっていますが、時々肌寒い日もありますね。 こんな季節の変わり目は風邪をひきやすくなります。 みなさまお気をつけくださいね☆ と言いつつ、実は私も風邪を引いてしまったのですが(^^;; ちゃんと食べて、しっかり寝て、早く治さなければです！ さて、先日お伺いしたI様。 腎臓病で、透析間近と言われたそうです。 I様と娘様とで面談しました。 透析は嫌という思いのI様。 娘様もなんとかできることはしていきたいと思っておられ、 自分で腎臓病の本を買い、読んでくださっていたそうです。 でも娘様、読めば読むほどわからなくなってしまって...と。 特に腎臓病の方から聞くことが多いですが、 I様の娘様も塩分、たんぱく質、カリウム...控えましょうと書いてあるものが多くて、 結局何を食べたらいいの？と不安になっておられました。 I様、昼は他社さんの減塩食をとっておられたので、 はーとは夕食で検討されていました。 なので残るは朝食。 もともとパン食だったようですが、パンの塩分が気になる、大丈夫か？と不安気。 パンの塩分を説明しながら朝食内容を決めていきます。 普段の食事を聞きながら、 どこを修正すればいいのかをお伝えすると、 これならできそう！と笑顔の娘様。 ついでに間食はどうすればいいですか？と あれは？これは？と質問がでてきました。 食べないほうがいいのかや、 食べてもいいけれど量に気をつけていただきたいなど、 ひとつひとつ解決していきました。 どうしたらいいのかと不安で本を読んだのに、 さらに不安になっておられた娘様。 娘に任せてるのよ、と言いながらも透析は避けたい、自宅で暮らしたいと思っておられるI様。 お二人の不安を少しは解消できた初回面談だったと感じています。 帰るときに玄関先まで見送りに来てくださった娘様から、 藤本さんが来てくれてよかった、また色々教えてくださいね、と 嬉しいお言葉をいただきました。 ひとりで抱えきれない問題がてできた時に、 頼ってもらえる相談員でありたいと改めて思いました。 I様の血液検査の結果を確認しながら、 自宅での生活を長く続けてもらえるように サポートしていきますので、 これからよろしくお願いしますね(^^) はーと＆はあと 管理栄養士 藤本祥代