藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

これを書いている今は台風がきてる真っ只中なのですが、皆さん大丈夫でしたか?


今日はそんな雨風の中、サービス担当者会議に参加してきました。
週3回透析されている利用者様なのですが、ちょうど配食スタートして1ヶ月になります。

先日された血液検査の結果を確認すると、
看護師さんから「もう少し栄養のあるものを食べても大丈夫ですよ」とのコメントが。
総たんぱく質やアルブミンの値が基準より低くなっておられ、
看護師さんからもう少したんぱく質もとって大丈夫と言われたとのことでした。

この利用者様、もともと小食でもあるのですが、
あんまり食べ過ぎたらダメだ、と思っているところもあったようです。

この結果には訪問看護の看護師さんからも、食べ過ぎはダメやけど食べなさすぎも良くないよ、と。
あまり気にしすぎず食べられる時はしっかり食べて、
検査結果を見ながら調節していきましょうと話をしました。

お嫁様も一緒に管理してくださっているので、水分制限と塩分の制限は守れていらっしゃいます。

次の検査までこのまま水分と塩分は気をつけていただいて、
これまでよりも肉や魚、卵も少し増やしても大丈夫であること、
何よりご飯の量が少ないので(お嫁様が計ってみたら60gほどしか食べていないとのこと)
お茶碗1杯分くらいは頑張って食べてとお伝えしました。

食べ過ぎたり、水分を摂り過ぎたりでうまくコントロールできていない方もいますが、
食べなさすぎも栄養不足、体力・筋力低下になってしまいます。
血液検査を見ながらどう調節していったらいいのか、私も一緒に考えますので、
食べられる時はしっかり食べてくださいね!


6月に入ってから、家の近くでホタルが飛んでいます。
残念ながら写真はうまく撮れなかったのですが…
久しぶりに見ましたが、やっぱり綺麗ですね☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

暑くなってきました!
みなさん水分補給しっかりしてくださいね!


先日、事業所さんへ訪問した時のことですが、
あるケアマネさんから「もしかしたら私がはーとさんのお世話になるかもしれないわ~」と声をかけられました。
どうかされたのか聞いてみると、慢性膵炎になってしまったとのこと。
多忙などストレスが増え、ストレスから食べる量も増え、体調が悪くても無理されていたり。
様々な要因が重なった結果と思われます。

膵炎になると脂質の制限をしないといけないのですが、
制限が出て食品の脂質を気にするようになってから、改めて自分が脂質を摂り過ぎていたことを実感したとおっしゃっていました。

身体を悪くしたことでこれまでの食事や生活習慣について見直すことができた、と
ポジティブにとらえておられましたが、
誰でもできれば痛い思いや苦しい思いはしたくないはずです。

病気になる前に、
病状が悪化する前に、
改善できることはしていただきたいですし、
はーと&はあとはそのお手伝いがしたいと思っています。
そして「なんとかしたい」と思っておられる方に早く出会いたいと思っています。


私もそうですが、日々の中で自分の生活を省みることはなかなかありません。
でも時にはちょっと立ち止まってゆっくり自分のことを考える時間も大切ですよね。
自分の身体は自分が守らなくちゃです!
特にこれからどんどん暑くなりますし、夏バテにも気をつけてくださいね☆


先週末、東京へいってきました。
金曜の夜に夜行バスで出発して、日曜の朝に夜行バスで帰ってくるという弾丸ツアーでしたが(笑)
観光もできて、友達にも会えて、充実でした(^O^)v
話題のスカイツリーにも行ってきましたよ~!!!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

5月ももう下旬。
過ごしやすい気候が続いてますね。
ずっとこれが続くといいのですが…
くせっ毛には天敵の梅雨になる前に先日パーマをあて直しました☆
美容師さんに肌と同じで髪も紫外線対策が必要と言われ、気をつけなきゃな~と思っています。


さて今日は利用者様の話ではなく、最近読んだ栄養関係の雑誌から少し紹介です。

皆さん、国民健康・栄養調査って聞かれたことはありますか?
厚生労働省が行っている調査なのですが、その平成22年の調査の結果が載っていました。

私が注目したのは塩分の摂取量。
普段の栄養相談業務でもよく出てくる話題のひとつです。
日本人の平均摂取量は男性で11.4g、女性9.8gで、という結果でした。
年代別で見てみると、高齢の方はより多い傾向にありました。

ちなみに、日本人の食事摂取基準2010年版で定められている目標値は男性9.0g未満、女性7.5g未満なんです。
高血圧の方だと、目標値はもっと下がって6g!

普段何気なく食べていると気にならないですが、実はけっこう塩分を摂っているんですよね。

でも、最近はカロリーや塩分は摂りすぎないように、と気をつけている方も増えていると思います。
実際、塩分摂取量は少しずつですが年々下がってきています。
(5年前の平成17年の結果は男性12.4g、女性10.7gでした)

それでもまだ目標値よりも摂取量は多いのが現状!
でも、何をすればいいのかわからないという方もいると思います。

私がいつもお伝えしているのは、徐々にでいいので確実に減らしていくこと。
昨日より今日、今日より明日、少しでも減らせていればひとまずOKです!

減塩というと塩や醤油など調味料の使用を控えなきゃ!というイメージですが、
(もちろんこれも大事です!)
もっと簡単にできるのは、
食品自体に塩分を多く含むものを控えることです。

漬物、梅干し、佃煮、ちくわ、かまぼこ、ハム、ベーコン、味噌汁など…
これらをよく食べる方は、その量を減らすだけでも減塩です。
また、うどんやそば、ラーメンなどの麺類の汁を残すというのもよく言われますよね。

大切なのは、自分の食生活を見直して、できることから始めること!
例えば、たくあん5枚をやめれば1~1.5gの減塩。
ラーメンの汁を半分残せば3~4gの減塩。
(もちろんあくまで目安ですが)
少しずつでいいので皆さんも実践してみてくださいね☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

5月も真ん中。
ゴールデンウィークも終わり、ここからまた再スタート!なのですが、
遊びで充実したゴールデンウィークだったので、なかなかしんどいですね(^_^;)
5月と言うのに最近少し肌寒かったですが、風邪などひかれていませんか?


さて、先日嬉しい報告がありました。
以前にこのブログでも書いた糖尿病の利用者様なのですが、
(2012年2月8日のブログです)
血液検査の結果を見せてくださりました。

新規訪問の時に見せていただいた1月の結果がHbA1c10.1%でした。
これが5月の結果では7.5%になっていました!
1ヶ月ごとに検査されていますが、1%ずつくらい下がっておられます。

この利用者様。
お菓子や果物が大好きなのですが、
新規訪問の後は、お菓子はお孫様にあげたり、果物も量を少なくして頑張っておられました。
さらに、運動もしっかり行っておられます。
お電話では「最近サボり気味やけど」と笑っておられましたが、
それでも、2~3日に1回は鴨川へ距離にすると2kmほど散歩に行かれています。

食事も気をつけながら、さらに運動もしっかりされている。
この成果がきちんと血液検査の結果にも出てきているのですね。
本当に素晴らしいっ。
努力の賜物です。

食事と運動。
やはりこの2本柱が基本となっているのだな、と改めて実感しました。

この利用者様、薬の内容はまだ変わってないようですが、
血糖値、HbA1cが安定してきたらきっと薬の量も減るはず。
まずはこの数値を継続、さらにはもう少し下げられるように、
運動も続けながら、食事の面では引き続きお菓子はやめて果物も控えめに、です。

こういう結果を聞けると嬉しいです!!
私もますます頑張らなくちゃ!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

ゴールデンウィーク目前!
桜が散ってしまったのは少しさみしいですが、これからは夏に向かってワクワクを計画しなくちゃです!
…ちょっと気が早すぎ!?(笑)
桜満開の彦根城の写真をのせておきます。


さて、先日ケアマネさんから一本の電話がありました。

藤本さん、潰瘍性大腸炎用の食事ってある?

潰瘍性大腸炎、あまり聞き慣れない病気ですよね。
厚労省の特定疾患に指定されている難病です。
簡単にいうと、その名の通り、大腸に潰瘍やびらんができます。

残念ながら、種類豊富なはーと&はあとの食事でも、潰瘍性大腸炎専用の食事というのは用意ができません。

でも、それをお伝えして終わるわけにはいきません!

この病気の食事は
「低脂肪、低残渣」が必要です。
低残渣は、食物繊維が少ないということです。

はーと&はあとには、胃や腸の潰瘍や切除をされた方用に、ごぼうや蓮根、きのこ類など固い繊維のもの、また油分多いものを除いた、つまりは消化によい食事があります。

そこで提案!
利用を検討されている方は食べられる食材、食べてはいけない食材の管理がご自身でできる方ということなので、
使用している食材を記載した献立を特別にお渡しし、食べられないものは除いていただくというのはどうでしょうか?

お電話いただいたケアマネさんは、
なるほど!さっそく今の内容で本人と相談してみます!
と言ってくださりました。


このようにその病気にばっちり適した食事がご用意できない場合もあります。
でも、なんとかよい案はないか、一緒に考えることもできますので、
まずは一度お電話くださいね☆
いつでも相談にのります!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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