藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

ついに12月!
まったく実感がないですが。
12月と聞くと冬というイメージですが、私は先日紅葉を見に行ってきました。

滋賀県 金剛輪寺です!


さて、先日お伺いした利用者様、57歳の男性の方です。
なんか変やな~と思って病院へ行くと脳梗塞。
2週間ほど入院し、退院後はお姉様のところに同居しておられます。
(もともとはお一人暮らしです)
しばらくお姉様が食事準備しておられたのですが、塩分制限の食事が難しい!ということでご連絡いただきました。

色々とお話をして(内容は今回は省きます)、利用頻度の希望を聞くと、
毎日、お昼も夜もお願いします、とのこと。

わかりました!
では、朝食はこうしましょう、と提案して、訪問を終えたのですが…。
帰り道、バイクに乗りながらふと考えました。
本当に毎日、昼夕ともお持ちするのでよかったかな、と。

今回の利用者様はまだ57歳とお若い方。
さらに、今はお姉様のところにいらっしゃいますが、いずれは自宅に戻りたいとおっしゃっていました。

昼夕と配達するのは簡単ですが、もしかしたら今回の利用者様は昼だけ、夜だけ、などもう少し頻度を少なくして、
塩分制限の食事を自分で、もしくはお姉様に作っていただいたり、準備していただいたほうがよかったのかもしれません。
私は訪問の時に、お姉様がなぜ減塩食を準備するのが難しいと感じたのかをお聞きしませんでした。
その、なぜ難しいのか、何を困っているのか、を解決したら準備することができたのかもしれません。

私たちは、利用者様が何に困っているのか、またこれからどうしていきたいのか、をお聞きして、
その目標のためにはどうしていけばいいのか、をお伝えするのが仕事です。

今回の利用者様には、いずれは自分で減塩食を準備できるようにサポートするのがよかったのかもしれない。
そのために、利用頻度を減らして、準備していただく機会を作ることを提案してみたほうがよかったかもしれない。
同行していただいた東川さんも同じ意見でした。

今はまだ始まったばかり。
しばらくして、退院後の生活にも慣れ、薄味にも慣れてこられた頃に、
頻度を減らす提案や、家庭でも減塩食は作れますという提案をしてみようと思います。


利用者様、ひとりひとり、何に困っているのか、またこれからどうしていきたいのか、は違うはずです。
皆様が目標に向かって行くために私に何ができるのかを、しっかり考えていきたいです!


先日、出張の帰りに辻本さんと彦根城に行きました。
そうしたら、ちょうど ひこにゃん のショー(?)の時間!

次々にポーズをきめて、さぁ撮ってくださいと言わんばかりのひこにゃんでした。
自分を可愛く見せる術を知り尽くしてるとは、まさにこのこと☆
私も女子として見習わなくっちゃ!?笑


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

寒くなりましたね。
私は先日あった飲み会で遅くまではしゃぎすぎて、それ以来風邪気味です…
体調管理しっかりしないとですね(>_<)


さて、今回の利用者様の話。
先日血液検査を見せてくださったF様。糖尿病の女性です。
この方はもう長い間はーとを利用してくださってます。
そして、私が担当する前からずっと検査の結果をいつも教えてくださってます。

今回の検査結果はHbA1c6.5。
先月からキープで、お医者様からもほめられたとのこと。

F様はずっと安定でこられていたのですが、実は去年の冬にはHbA1c6.8まであがっていました。

じりじりとあがってしまったその原因は…
砂糖たっぷりのコーヒー。
スプーン4杯は砂糖をいれるという甘党っぷり。
砂糖を減らしてとお願いしてもなかなか減らせなかったF様ですが、
そのコーヒーを牛乳にかえて(砂糖なし)からはだんだんとHbA1cも下がってきました。

先月の検査を見せていただいた時に、
そろそろ寒くなってきますが、また甘いコーヒーに戻らないようにしてくださいね
とお願いしていましたが、
今回電話した時はF様のほうから
コーヒー飲んでないですよ☆
と報告してくださりました。

利用者様によっては、
季節ごとに好きなものがあったりする方もいます。
この時期だからこその声かけができるように、
その方のことを知っていきたいと思っています。

ここ数ヶ月はF様は新たな課題にチャレンジ中。
間食のジャムたっぷり食パンを半分にしていただいてます。
毎月できてるかお聞きしてますが、
ちゃんと半分にしておられ、スプーン山盛りのジャムも半分にしておられます。

F様その調子です!
次は間食をなくせるように、ですね☆
私も応援してますので、頑張ってください!!


あっという間に11月も中旬。
紅葉を心待ちにしつつ、
あと1ヶ月半になった2011年を有意義に過ごしていきたいですね☆

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

11月に入ったというのに日中は20℃以上。
11月ってこんなに暖かかったっけ~???
でも朝晩は寒いんですよね。
紅葉には気温差って必要みたいですが、体調管理が難しくなるからやめてほしいもんです。
先日行った整体の先生にも、身体がちがちやで(^_^;) と言われてしまいました。
(私がストレッチをサボっているせいでもありますが)

さて。先日新規訪問で行ったA様ご夫婦。
紹介をいただいたケアマネさんからは、とにかく話を聞いてあげて、とのこと。
さっそく話を伺うと…。
とにかくご主人様は家事はいっさいせず、というスタンスだそうで、
奥様が毎日3食準備するのが大変になってきて、とのこと。
なるほど、なるほど。

では次に。なにかご病気とかはお持ちか聞いてみると、
ご主人様が昨年、今年と連続で脳梗塞になったとのこと。
幸い早めの対応で特に麻痺なども残っていないそうですが、また起こらないように予防が大切です。
また、アミロイドーシスという難病もお持ちだそうですが、
お医者様からは、塩分・油物を控える、程度のことしか言われていないそうです。
栄養指導も受けたことはなし。

では普段の食事は?と聞いてみると、奥様が朝食から教えてくださりました。
朝は、ご飯と、梅干し1つ、お漬け物、佃煮、シジミのみそ汁、おひたしなどの野菜もの・・・(昼・夕はここでは略します)

奥様、3食とも食事バランスには気を遣って献立をたてておられたのですが。
う~ん。塩分多い物のオンパレード!
今は血圧は高いわけではないそうですが、これでは危険です。

「梅干し・漬物・佃煮は3大塩分の多い物です!」
←ご飯のお供としてよく登場しますので私が勝手に名付けてます。

そうなの~!?梅干しは身体にいいと思って毎日欠かさず食べているのに、と奥様。
ご主人様は生まれが秋田だそうで、小さい頃から味の濃い物ばかりを食べているから、今更薄味なんて無理!と苦笑い。

それでも、また脳梗塞になったら大変です。
とにかく配食も大事ですが、まずは朝の梅干し・漬物・佃煮をやめましょう。
ご主人様はちょっと自信がなさそうな感じですが、奥様はやる気いっぱい。
ご本人が続かなければ意味がないので、
とりあえず、どれか1個は食べてもよいという条件で、3大塩分の多い物を減らすことを約束しました。
配食も一気に薄味にしてしまうときっと嫌になってしまう、ということで、
まずは体験入学!(奥様がこう言って説得されていました)
3日間食べていただき、その後のことはまた決めましょう、と訪問を終わりました。
(その後は、ご主人様嫌々ながらも食べてくださってる様子。1日おきに注文をいただいています。)

いろいろ話聞けて勉強になったわ~。
また話聞いてください。これからもよろしくお願いします!と奥様。
大事なのはこれからです。
ちょっと頑固そうなご主人様を
私も一緒に説得しますので、塩分控えめ生活を始めて行きましょう!!

訪問後にケアマネさんのところにお礼と報告に行くと、
私としては週1回でも続けてもらって、藤本さんに奥様の相談に乗ってもらいたいのよ!とのこと。
もちろんです!!
上記の約束もありますし、これからもサポートしていきますね☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。
すっかり秋☆
ですが、朝晩は寒いくらいなのに、日中は25℃など、気温差が激しい…。
利用者様からも、風邪をひいたや、体調崩し気味といった声をよく聞きます。
季節の変わり目、皆様体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

さて、先日お電話したS様。糖尿病の男性です。
お仕事がパン屋さんのため、朝は早く、なかなかお忙しい様子。
何よりも「菓子パン」という誘惑が目の前に!!
新規訪問の時も、間食には果物、菓子パン、ケーキ、とおっしゃっていました。
3ヶ月ごとにお電話で様子を伺っていますが、
最初の頃は、HbA1cも少し上がり気味。
なかなか菓子パンの誘惑からは逃れられないようでした。

でも、7月にお電話した時はHbA1cも6.0。
菓子パンの回数も減って、忙しい朝にもプチトマトを食べるようにしている、とのこと。
少しずつ意識をしていてくださってる様子でした。

そして、先日にお電話すると、HbA1c5.9。
お医者様からも次回の検査でも安定であれば薬を減らすと言っておられたそうです。
それはよかった☆と思いつつ、ちょっと気になることを指摘。

「S様、最近配食がキャンセル続きですが、外食が多くなっていらっしゃいますか?」
(もともと夕食週3回の方ですが、ここ2週間ほどすべてキャンセルになってました)
すると、最近同窓会やら飲み会が続いてまして…とS様。

以前から、お酒を飲む機会がたびたびあったのですが、
今月は回数が多くなっているようです。

糖尿病の方は、もちろん甘いものも気をつけていただきたいですが、
お酒の席でも要注意です。
お酒の量もそうですが、おつまみの内容も気になるところ。
S様にお聞きすると、やはり揚げ物だらけ、とのこと。
キャベツやトマトなどは注文されるか聞くと、まったく注文していない、と。

せっかくHbA1cも下がってきて、薬も減るかも、というところまできています。
お酒の席でのおつまみにも、ちょっと野菜をプラスして、
(できれば最初に注文して)
揚げ物ばかりにならないようにしてください、とお伝えしました。


糖尿病となると、いろいろと制限しなくちゃ!と考えがちですが、
時には甘いものや、飲み会だって楽しみたいもの。
大切なのは、その時その時に、これだけは守る!ということをご自身で決めておくことと思います。


私もまだまだ提案力が足りませんが、
おひとりおひとりの生活スタイルや食生活をお聞きした上で、
食事療養が長く継続できるようにサポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、京都の管理栄養士の藤本です。
10月に入って急に涼しくなりましたね~。
みなさんは衣替えすみましたか?
買い物が大好きな私は秋冬物が買いたくて買いたくてウズウズしています☆


先日とても嬉しいお知らせが届きました。
糖尿病性腎臓病のM様。
出会ったのはおよそ2ヶ月前。
お医者様からこのままでは透析、と言われてなんとか検査結果を良くしたいと連絡をくださったのは奥様でした。
とにかく1ヶ月後の検査でクレアチニンを下げたい!!
奥様、必死です。
実は主治医の先生も腎臓専門の先生ではなく、栄養指導も受けたことがないとのこと。
腎臓病の食事は…
まずは減塩。たんぱく質は控えめ。カリウムも控えましょう。
そんな話を、もう必死になって聞いてくださっていました。

全部を配食にしてしまうのもちょっとかわいそうだから…と
配食と奥様調理、DSでの食事(もちろん減塩)を組み合わせての食事療養になりました。

自宅での調理もほんとに必死になって調理されています。
配食の容器を使って量の目安にしておられ、味付けも薄味を守っておられます。

1ヶ月後。
クレアチニン、下がっていました☆
この調子、この調子!!と奥様と喜び合いました。

そして、先日。
出会ってから2度目の血液検査。
結果は…またまたクレアチニンが下がっていました☆☆
これには奥様大喜び。私も電話越しに大喜びです。

翌日、担当のケアマネージャー様にもさっそく報告に行きました。
私の顔を見てすぐに、笑顔になるケアマネージャー様。
はーとさんのおかげやわ~とおっしゃってくださりました。
いえいえ。奥様の努力と、M様本人様がしっかり食べてくださっているからです。
食事って本当に大切ですよね、と改めて2人で話し合いました。

これからもアドバイスなどお願いします。
M様と奥様を支えてあげてくださいね、とケアマネージャー様。
はい!これからも一緒に頑張っていきましょう!!


私自身も、改めて食事のチカラを感じることができました。
この食事の大切さを、利用者様、ご家族様、ケアマネージャー様、みんなに伝えていける管理栄養士にならなくちゃ☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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