藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
寒くなりましたね。
みなさんは紅葉見に行かれましたか?
私は先日、新規の利用者様の訪問の際に少しだけ見かけました。
ちっちゃい秋、発見でした☆


さて、先日、地域包括さんが毎月されている講座に参加してきました。
参加といっても、聞きに行ったのではなく、話す側です。
25名ほど参加してくださり、和やかなムードの中、骨粗鬆症と高血圧をテーマに約1時間お話しさせていただきました。
どちらも高齢者の皆様には関わりの深いテーマです。
実は、こうやってたくさんの人の前で話すのは初めて。
緊張しながらも頑張って話しました。

骨粗鬆症ではカルシウムとビタミンDについての話を中心に、
高血圧では減塩についてを中心にお話ししたのですが、
普段から気を遣っておられる方が多く、興味津々で聞いてくださりました。

梅干しやみそ汁などにどれくらいの塩分が含まれているか、という話をしたのですが、
梅干し1個に含まれる塩分は2.2g
みそ汁1杯には1.9g程度塩分が含まれます。
高血圧の方の目標となる塩分摂取量は1日6g未満。
梅干し1個、みそ汁1杯で、その1/3くらい摂取してしまうことになるんです!
これには皆様驚いておられました。
でも、逆に考えれば、これを控えるだけで減塩になります。
梅干しを毎日食べる方であれば、それを週に2~3回にしていただく。
みそ汁は1日に1杯まで。具だくさんにして汁の量を減らす。
これだけでも減塩です。

習慣になっていることを一気に変えるのは難しいです。
でも、少しずつでもいいので工夫して、それを長く続けていただくと舌も薄味に慣れてきます。
大切なのは続けること。
なかなか難しいですが、私もいろいろ勉強して、もっといろんなことを皆様に伝えて、サポートしていけるように頑張ります!

今回の講座で紹介したカルシウムたっぷりレシピの試作をした写真です。

豆腐と小松菜のじゃこ炒め
キャベツとしめじのミルクスープ
フルーツたっぷり牛乳寒天

です。とっても簡単でおいしかったです♪


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
すっかり寒くなりましたね。
バイクで走っていて、ちらほらと色づく木々を見かけるようになりました。
観光シーズンで人がいっぱいだと思いますが、今度の休日に紅葉を見に行こうかな~と計画中です☆

さて、先日あった嬉しいお話をひとつ。
私が担当させていただいている利用者のT様。
7月のはじめに新規訪問させていただいた方です。
肺炎のお薬でステロイド薬を処方されていらっしゃり、それがきっかけで糖尿病になられた、ということで病院でも栄養指導があり、配食を勧められたということで当社に連絡をくださりました。

T様はとにかく食事療養を頑張りたい、と意欲的で、毎日の昼夕でお届けがスタートになりました。
塩分を控えたお食事をお届けすることになり、始まって1週間ほどでお電話させていただいたときには味が薄くて食べにくい、とおっしゃっていたT様。
食事療養だけに限りませんが、とにかく続けていただくことが大切。
もう嫌だとやめてしまわれないように、ご自身で調理もなさる方でしたので、たまには休憩の日を作ってはどうか、という提案もさせていただきましたが、次の検査まではこのまま続ける、とT様はおっしゃっていました。

8月の検査ではHbA1c 7.9。インスリンの量も少し減りました。
それでもまだまだ血糖は高い状態。
日曜日は配食なしにしたりしながらも、食事療法への意識は高く、頑張ります!とお電話で言ってくださるT様。
薄味だと言いながらも頑張っておられるT様をみて、私もなんとか力になれれば!と思っていました。

その後のT様は、
9月の検査ではHbA1c 6.7、10月の検査では6.4と順調に下がっておられ、10月の検査の時には糖尿のお薬がなくなったとのこと!
私もとっても嬉しく、本人様も食事の効果があった、と喜んでおられました。

そして、先日、11月の検査をされたので、結果を報告してくださりました。
HbA1c 6.3。基準値よりは少し高いですが、お医者様からもこれくらいなら大丈夫、と言われたとのこと。
血糖のお薬がなくなっても安定されていて、私も嬉しく、安心しました。
入院されたときは血糖値が600まで上がっていた、というT様。
薄味が食べにくい、とおっしゃりながらもここまでずっと食事を続けてこられたその頑張りが、この結果に繋がったのだと思います。

お食事をお届けし始めてから血糖のお薬がなくなり安定するまで4ヶ月。
T様は弱音も吐かずに、ずっとご自身で意識を高く持ち続けてこられました。
でも、食事の効果はなかなか見えにくいので、どうしても途中で嫌になってしまう方もいらっしゃると思います。

結果がでないと誰でも不安になります。
「このままで大丈夫だろうか」「もうやめたい!」と思われたときに、
そんな気持ちを受け止めながらも、励ましてやる気になっていただけるような相談員でありたい、と思っています。
困ったことがあったり、不安になったりしたときに、一緒に考えたり、解決策を見つけていけるような、そんな存在でありたいと思っています。

「なぜ食事療養が必要なのか、なぜ食事が大切なのか」
私はなかなかその部分が利用者様に伝え切れておらず、新規訪問のあとで先輩にもっとこういうことを伝えた方がいいのではないか、とアドバイスをいただくことがたくさんあります。
食事の大切さを伝え、食事療養のきっかけを作ったり、継続のお手伝いをしたりすることが私たち相談員の役目です。
まだまだ反省点だらけですが、たくさんの出会いの中で様々なことを学ばせていただきながら、
食事の大切さを伝え、目指す相談員に少しずつ近づけるよう、頑張っていきます!
T様のように「食事の効果があったよ」という喜びの声をいただくと、本当に私も嬉しいです。
一人でも多くの利用者様から喜びの声をきけるように、そのお手伝いができるように、
日々精進です☆☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
すっかり寒くなりましたね!
今こんなに寒くて、冬はどうなってしまうのか、1年目の私は不安でいっぱい。
どんな防寒対策をすればいいか、先輩方に聞いてしっかり準備しようと思っています☆

さて、先日ある事業所へ訪問したときのこと。
お電話中のKケアマネージャー様へ利用者様のH様のご様子を報告しようと待っていると、
お電話を終わられたK様がこちらへ来てくださったので、
「K様、H様のことですが…」
と、話し始めると、
「そう、そのH様がね、今病院へ運ばれたって!私も今から行ってくるから。」

…え!!病院へ運ばれた!?

「脳梗塞かしら。倒れられていたわけではなくて、ちょっといつもと様子が違うから、ということで病院へ行かれたみたい。また連絡するわね。」

と、急いで病院へ向かわれたKケアマネージャー様。

私もすぐさま会社へ連絡。昼食をお持ちしたときの様子を聞いてみましたが、特に配送員さんから様子がおかしいとは報告ははいっていない、とのこと。
とりあえず、ケアマネージャー様からの連絡を待つことに。

夕方、Kケアマネージャー様からの電話が入りました。
意識もしっかりされていて、入院には至らず、息子様と自宅へ帰られた、とのこと。
検査の結果では炎症反応があり、尿路感染とのこと。
自宅へ戻られたと聞いてひとまず、安心。
そして、大げさでなく命に関わる仕事をしているのだ、と再認識しました。

利用者様の日々の様子を配送員さんから聞いて、それをケアマネージャー様へ伝える。
逆に、ケアマネージャー様からの情報を配送員さんに伝える。
利用者様に関わる周りの皆様との連携があって、みんなで利用者様を見守り助ける。
私も大切な役目の一員であることを、もう一度考えさせられました。

転倒、脳梗塞、低血糖、急に体調を崩されたり、ほかにも利用者様を取り巻く危険はたくさんあると思います。
利用者様の「いつもと違う」をキャッチし、すぐさまご家族様やケアマネージャー様へ伝える。
ただ食事をお持ちするだけではない、
私たちはーと&はあとの「安心」を皆様へお届けすること。
私もその一員。この責任をもう一度認識して、精一杯やっていこうと思います。


余談ですが、先日、大学のゼミの同窓会がありました。
実は、私、東川さんと同じゼミ出身なんです!
しかも、偶然にも決められていた座席は東川さんの隣!!
一人ずつ自己紹介と近況報告をしたのですが、東川さんの隣での自己紹介はなんだか恥ずかしかったり緊張したりで、うまく話せたか不安です。
1年前はまだ私も学生で、卒論や国家試験に奮闘していたはずですが、ずいぶん前のことのように感じます…。
でも、それだけ日々を頑張って過ごしているんだ!とポジティブに考えることにします☆
久しぶりにゼミの先生や助手さん、友達と再開でき楽しい時間を過ごせました。
少し気になっているのは…
会社の私とOFFの私。東川さんの目にはどんな風に映っていたのでしょうか。
…恥ずかしくて直接聞けそうにもありません(笑)


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
気付けばもう10月も下旬。風が冷たい季節になりました。
バイクに乗るときは雨が降ってなくてもカッパが大活躍しています。

さて、先日、関係機関を訪問していた私の携帯に、会社から電話。
カスタマーの山口さんからでした。
電話の内容は…
「突然ですが、今日の17時から新規訪問行ってもらえますか?」
(ちなみにその電話がかかってきたのは13時か14時頃)
大丈夫ですよ!いつでも飛んでいきますから。

そして、夕方、その新規の利用者様、U様宅へ訪問すると、
「突然すみませんでした。ありがとうございます!」と迎えてくださったのは姪御様。
中へあがらせていただくと、いすに座られたU様が笑顔で待っていてくださりました。
動くことがしんどくなってこられたU様。
ほとんど家で過ごされています。
お話しを伺うと、
これまではお隣の弟様のところでご飯を食べておられましたが、
弟様のお嫁様が体調を崩され、お世話になるわけにもいかないから、と何かいい方法はないか区役所で配食のことを聞いてくださったそうです。
姪御様は普段は神戸にお住まいですが、月に1度、U様の通院の付き添いのために来られていて、
「私が帰るまでに、なんとか食事の確保をしたくて、急に頼んでごめんなさいね。」
という事情だったようです。
お食事やサービスの説明を熱心に聞いてくださるU様と姪御様。
姪御様が帰られるまでに今後のお食事の確保ができて、とても安心してくださりました。
契約なども終わった後で、暖かいお茶とお茶菓子を少し出してくださり(ありがとうございます!)
暖かいお茶がおいしい季節になりましたね~、と和やかにお話しさせていただきました。
弟様がお隣におられるとはいえ、姪御様はU様のことをとても心配されていました。
大丈夫です!私たちはーと&はあとがお食事をお届けすることになったので安心してください!!
日々U様を見守り、何かあったらすぐに姪御様にもご連絡しますね。

帰るときにも、よろしくお願いします、と笑顔で言ってくださったU様。
姪御様も、急なお願いだったのに、本当にありがとう!と笑顔で言ってくださりました。
いえいえ、私もお2人の素敵な笑顔に出会えたことがとっても嬉しいです!

お食事のことでお困りであったり、何か不都合を抱えておられたり、
そんな皆様からの相談のお電話があれば、私たち相談員はいつでも駆けつけます。
予定が合えばその日でも駆けつけますよ!
皆様の笑顔が私たちの元気の源ですから☆

「ありがとう」

この言葉がもつ力を、日々噛みしめながら、
寒い京都の秋冬を、あったかい気持ちで過ごしていきたいと思っています。


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。めでぃ京都の藤本です。
すっかり秋ですね。
この3連休、私は実家へ帰っていたのですが、
コスモスが咲いていたり、赤とんぼが飛んでいたりと、自然の秋を感じました。
また、食べ物がおいしい季節。
栗ご飯にサンマの塩焼き、と秋づくしの夕飯を食べて、気持ちもお腹も大満足で京都へ帰ってきました。

さて、実家へ帰ったエピソードをもう一つ。
久しぶりにおばあちゃんの家に行ってきました。
実家から近いところに住んでいますが、最近会えていなかったおじいちゃんとおばあちゃん。
変わらない笑顔で迎えてくれました。

話をしていると、おじいちゃんがしばらく前から硬いものが食べにくくなったのでなにかいいレシピはないか、とおばあちゃん。
だんだんと食事の準備も億劫になってきて、買い物も足が痛くて大変な様子。
…利用者様のところでもよく聞く話です。
食事の準備が大変になってきて、配食を利用する方はたくさんいらっしゃいます。
私の祖父母のところまで、はーとの食事を届けられたら一番いいですが、配達エリアからは遠く離れた滋賀に住んでいるので残念。
祖父母の家から実家に帰る途中、食事が大変になってきたら配食サービスを利用することもできるよ、と母に話していると、
でも、自分で出来る間はやってほしい、大変になってきてるけど出来ることまで取り上げてしまってもあかんしなぁ、と。
確かにそうです。
出来ることはやってもらう、出来ないときには少しお手伝いをさせていただく。
利用者様ごとに利用の理由やきっかけがあり、それぞれに思うことがある。
もちろんそれは利用者様の思いだけでなく、家族様の思いもある。
いろんな方の考えを踏まえた上で、ベストな利用の仕方をしていただけるのが一番いいですよね。
利用者様の思い、家族様の思い、ケアマネージャー様の思い。
いろんな方の思いを汲み取れる相談員でありたい、と改めて思いました。

おばあちゃん、おじいちゃん、困ったことがあったらまた相談してね。
そして、お母さん。困ったことがあったら相談してね。
たくさんの利用者様との出会いを大切に、
その経験を私の家族にも活かしていきたいと思いました。

さぁ、3連休も終わり、気づけば10月も半ば。
あっという間に日々が過ぎていってます…。
寒暖の差が激しい季節でもあるので、皆様風邪などひかれないよう、お身体大切になさってくださいね☆

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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