藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

もう3月も終わりを迎えようとしています。

思えば私がはーと&はあとに入社して、丸4年が過ぎたことになります!

早かったなぁ...(^^;;

あっという間です。

先日糖尿病のセミナーに参加して勉強してきましたが、

新しい薬がどんどん出てきているようです。

私自身置いていかれないように、ちゃんと最新情報を勉強していかないとなぁ、と痛感。

4年前の私よりは成長できているとは思いますが、

毎年進化し続けていかなければ!です。

 

さて、この間、入院中だった利用者様のご家族から退院で再開のお電話がありました。

その際に食事内容を変更して欲しいとのご要望が。

もともと糖尿病のお食事でお持ちしていましたが、病院で栄養指導があり腎臓食の必要があるとのこと。

その家族様からの電話のあと、病院の管理栄養士様からも連絡があり、

これまでのお届け内容の確認と今後の食事について話し合いました。

 

この利用者様、今回入院前にだいぶんむくんでおられ、入院中に利尿剤などでむくみはひいたとのこと。

お医者様からはむくみの原因は塩分の取りすぎだと指摘があったそうです。

栄養指導時の話では、

おかきなどの間食があったり、

夕食ではお届けの食事だけではもの足りず、娘様の作ったおかずをつまんだりしていたとのこと。

どんどんと塩分をとってしまっていたのではないかと推察されました。

 

そこで、栄養指導内容や退院後のフォローすべき点について、

病院の管理栄養士さんと情報共有。

病院では管理された中での生活ですが、

自宅に帰ったらコントロールは自分次第です。

ひとまず目標は、お届けの食事以外のものは食べないこと。

病院の管理栄養士さんからも伝えてくださっていますが、

今後は私や配送員から声かけしながら、

自宅でのコントロールをうまく続けていただけるようサポートしますね!

 

 

先日いちご狩りに行ってきました。

実は人生初のいちご狩り。

甘くてめっちゃ美味しかったです~!

写真.JPG

 

はーと&はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

これを書いている今日は3.11、東日本大震災があった日です。

おそらく日本中のみなさんが命について考える日だと思います。

 

実は先日、お亡くなりになった利用者様がいました。

その方はまだ30代。

糖尿病、肥満。減量するようにお医者様に言われて、弊社に連絡を下さった方でした。

訪問させてもらい、食事のお届け開始して、約1週間でご逝去されました。

 

出会うのがもう少し早ければ、なにか違う結果になっていたのかな。

そう考えずにはいられませんでした。

 

病気にならないようにという予防はもちろん、

何かしらの病気で食事に制限が出ていらっしゃる場合でも、

できるだけ早い段階で出会いたいと思っています。

大げさに聞こえるかもしれませんが、その後の人生が違ってくると思います。

 

なんだか重たい内容になってしまいましたが、

とにかく今ある命を大切に、

そしてこれからの未来の命を大切にするために、

食事に関してお困りの方へこれからもお手伝いを続けていきたいと

改めて感じた出来事でした。

 

自分の命を含め、私の周りにいる方々の命を大切にしていきたいです。

 

最後に...ありきたりな言葉ですが、

東日本大震災の被災地の復興と、

被災された方々、その方の周りにいる方々の身体と心の健康を、

心からお祈り申し上げます。

 

 

はーと&はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

 

いつのまにやら2月も終盤。

今年は関東で大雪など、荒れた冬になっていますが、

3月になると思うと、少しずつ春が近づいているのかなーなんて思います。

 

さてさて、先日1本のお電話が。

今年に入ってから利用いただいている糖尿病の利用者様からでした。

ヘモグロビンA1cがだんだんと高くなり、食生活の改善のために、とケアマネージャー様からのご紹介でスタートしていました。

 

合併症の話などもすでに聞かれていて、初回の訪問時には

足を切らなあかんようになるの?それは嫌!

と、合併症にならないためにも療養を頑張る気持ちでいらっしゃいました。

食事のお届けが始まってからは配送員からも頑張って!といろいろ声かけをしてもらって、

確かに美味しくはないけど足を切らないために頑張る!とおっしゃっていました。

 

しかし...

先日の電話口で、

もう足切ってもいい、食事も塩をかけて食べてる!!

とネガティブモード全開(^^;;

ついに我慢の限界がきてしまったのでしょうか...

 

塩をかけて食べてるなんてダメですよ、頑張りましょう!

と言いたい気持ちもありつつ、

でも、今回は健康バランス食(普通食)に変更することにしました。

 

ただし、血液検査で結果が悪くなってしまうなら、元の栄養コントロール食に戻す、という条件付き!

 

この利用者様の気持ちの面もフォロー・サポートしながら、

もうどうなっても構わない!と療養自体を投げ出してしまわれないようにしていきたいと思っています。

健康バランス食に変更して、少し休憩もしながら、

在宅での療養を続けて行きましょうね!!

 

 

先日、福井の日本海さかな街に行ってきました!

海鮮丼美味しかったです☆

タイミングよくマグロの解体ショーを見られたのでパシャリ。

 写真 1.JPG  写真 2.JPG

あんなに大きいマグロ、刺身にしたら何人前になるんやろう...

 

はーと&はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

みんな書いてますが、毎日寒い!

腰にカイロ、靴にカイロ、裏起毛のグッズ・・・いろいろと駆使していますが、それでも寒い(>_<)

あ、ソチオリンピック始まっていますね!

夜中にしているものをついつい見てしまって寝不足・・・となってしまいがちですが、

風邪をひかないように、気をつけないとっ。

しっかり食べて、ゆっくり休んで、免疫力を高めていきましょう!!

 

さて、今回の題名ですが、昨年5月に停止になった糖尿病性腎症の利用者様が再開のお電話をくださいました。

停止になったときでもかなり腎機能低下がありましたが、

今回、先生に透析のことを言われ、なんとか透析までの時間を伸ばすため、

もう一度頑張りたいと強い決意です。

 

もともと「食事は治療の一環」とお考えで、食事が大切だと思っておられる方ですが、

自分で気をつけてやっていたつもりなのに、どんどんクレアチニンがあがっていってしまったとのこと。

だしも自宅でとって、醤油は減塩だし醤油、外食もしない、と塩分に気をつけておられ、

たんぱく質についても、1回の食事で肉や魚は40gと考慮されています。

朝食には「美味しくないねん」と言いながらも低たんぱくの食パンを食べておられます。

それでもやっぱり自分でやっているとたんぱく質も少しずつ多めに摂ってしまっているのかも・・・と心配されていました。

 

たんぱく質の量や塩分については、ご自分でも気をつけなきゃ!という気持ちが強いので、

私が言わなくてもお届けするお食事を見本に、見直していただけます。

私がお食事内容を聞いて、今回お話させていただいたのは、

塩分でもなく、たんぱく質でもなく、エネルギー・・・つまりカロリーです。

 

体調が悪いとかではないようですが、食事の量が少なくなっておられる利用者様。

ふだんのご飯はだいたい110g程度、朝の食パンは2枚入り1袋なのですが1枚しか食べていないとのこと。

特に女性の方やご年配の方は、食事量が少ない方もいらっしゃいますが、

実は、カロリー不足でも腎機能は悪化してしまいます。

体にとって必要なエネルギーは補給してほしいのです。

 

それでも食事量が少ない方に無理に食べてもらうことはなかなか難しいもの。

今回は、できればご飯は150g、朝食の食パンは2枚とも食べてもらうようにお話したことと、

朝食のゆでキャベツや湯むきトマトにマヨネーズをプラスしてもらったり、

食パンにつけておられる低たんぱくのピーナッツバターをもう少し多くつけてもらったりと、

カロリーアップのための「ちょい足し」☆を提案しました。

 

透析にならないように頑張りたいという利用者様の思いを私も共有して、

できているところはそのまま継続、

もう少し頑張れそうなところは頑張ってもらって、と応援させてもらいます。

頑張ってくださいね\(^o^)/

 

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

寒い中でちょっと昼間に温かくなるという日がちらほらと。

春の兆しを感じる、というよりも寒暖差で風邪ひいてしまう~と心配したりして、

ちょっとネガティブになってしまってますが(^_^;)

まだまだ寒い日は続くので、皆様気を付けてくださいね~。

 

さて、先日にクリニックで栄養指導した患者様。

脂質異常症で、これまでも食事の量(特におかずの量)については栄養指導のときにお話ししていましたが、なかなかコレステロールが下がらず・・・。

前回の指導(11月末)のときに、配食をとって実際にご自身の適正量・味付けについて確認してみてはどうか、とお話ししました。

ひとまず勉強のためにと、週2回の利用でスタートすることに。

週2回の弁当を食べるだけでは何の効果も出ませんよ、

このお弁当を参考にして、日々の食事をお弁当に合わせて、その内容を続けることが大切なんですよ、と

かなり念押しして、12月よりスタートしました。

 

そして、約2か月が経過した先日に、再び栄養指導。

実際に食べてみて、どうだったかお伺いしました。

「味付けは薄いなぁ・・・やっぱり家のほうが濃かった。」

(ちなみに、お持ちしたのは1日塩分7gの設定のもの。1食あたりは2.5gです)

「量は・・・あんなに少量を3品とかは家では作れないしね~」とちょっとネガティブな発言。

すかさず私が「献立内容はどうでしたか?主菜1品+副菜2~3品になってましたよね?家と比べてどうですか??」と質問。

この方、実は主菜が2品(魚と肉、のようなかんじ)になりがちな方だったのです。

これまでも主菜は魚か肉、どちらかでいいんですよ、とお話していましたが結局なかなか改善できていませんでした。

 

実際に配食で自分の適正量をみてみて、献立内容を見てみて、

主菜1品に野菜もの2~3品を体感できた、とお話しされました。

勉強できたので、と一旦配食は停止になりましたが、

大切なのは学んだことを実践すること、それを続けることです。

この患者様は前回の血液検査と比較して、コレステロールも少し下がり、体重も少し減っていました。

今よい調子ですので、家の調理で続けていきましょうとお伝えさせていただいています。

 

今回の患者様を通して、栄養指導の際にお話しするだけでなく、実際に量や味付けを体感していただくことは大切だなと改めて感じました。

「配食」というとなんとなくマイナスのイメージを持たれている方も多いかと思いますが、

やはり自分の適量・味を体感することで、改めて気づくこともあります!

食事療養がなかなかうまくいかない、という方には、

ぜひこの体験型の食事療養に取り組んでいただければと思います(^^)♪

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

 

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