藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

 

2014年になって早半月が経ちました!

今年の年末年始は長いお休みだったので、ゆっくりできた方も多かったのではないでしょうか。

ついつい暴飲暴食になってませんでしたか?

とかいう私も、食べてばっかりだった気もしますが(^_^;)

何事も切り替えが大事です!

正月気分から抜け出して、頑張りましょう~♪

 

さてさて。

前回のブログで少し書いていた、クリニックでの栄養指導の患者様。

血液検査の結果が悪くなられ、すごく嫌がっておられたインスリンがスタートになり、

私自身もすごくショックだったし、自分の不甲斐なさも同時に感じていました。

きっと本人様もショックだろうなぁ、次回の栄養指導ちゃんと来てくれはるかな~と心配していましたが、

意外とあっけらかんとした感じで来院されました。

 

やはりショックはショックだったみたいですが、

この方は1型糖尿病でもあり、また高血糖の自覚症状も感じておられたので、

これはしゃーないな、とも思っておられるようでした。

 

インスリンが始まったことで「もうどうでもいいや」と思ってしまわれないかという心配もあったのですが、

今回、お話を聞いていると、

反対にこれまでに比べてかなり頑張っておられました!

これまであまり食べていなかった野菜を意識して、野菜から先に食べる、という食べ順も行い、

頻度の高かった麺類もこの1か月はほとんど食べていないとのこと。

また、運動もしなあかんな、とジムにも行ってみたり、友人とこの1年でやせようと約束してみたり、

とても前向きな姿勢で取り組んでおられました!

 

もう少し前から頑張ればよかったのに(>_<)

という気持ちもないわけではないですが、

でも頑張ろうという気持ちは、すごく嬉しいですし、この気持ちを持ち続けてもらいたいです。

これまでもいろんなダイエットに取り組んでは続かなかった、という患者様なので、

この1か月だけにならないように、

長く療養を続けてもらえるように、サポートしていきたいです☆

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

 

 

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

気づけば12月ももう終わり。今年最後のブログとなりました。

今年もあっという間の1年でした。

 

最近、クリニックでの栄養指導の患者様で、

前回の血液検査の結果から急激に悪くなった方が何名かいらっしゃいました。

前回が3か月前の方もいれば、1か月前の方もいらっしゃいますが、悪くなられたのは同じ。

「前回良くなっていたから、ちょっと気が緩んで食べすぎた」

「悪くなるやろうな~とは思っていたけど」

お話を聞く中ではこんな言葉もでてきます。

 

でも、悪くなってからでは遅いんです。

嫌がっていた薬が始まってしまったり、もしかしたら合併症が出てくる可能性だってあります。

 

なかなか意識・行動の改善ができず、毎回同じような指導を行っている方もいますが、

こうやって悪くならなければ気持ちが動かないようでは、

私の指導はまだまだやな~と痛感します。

 

なんだか、今年最後のブログが暗い感じになってしまいましたが(^_^;)

なぜ食事療養が必要なのか、食事療養を続けることの大切さ、などを伝え、

そして実際に行動してもらえるようにすること。

すごく大事なことなのに、すごく難しいと感じます。

栄養指導を行う中で、おひとりおひとりに伝えていけるように、

来年からも、どんどん成長が必要だなと感じています。

 

今年、出逢えた皆様、私に関わってくださった皆様、ありがとうございました!

また来年もよろしくお願いします(^^)v

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先日、信号待ちの時に撮影。 虹をみると、いいことありそうな気がします☆

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

寒くなりましたね~((+_+))

ついに先日、車のタイヤをスタッドレスに変えました!

もういつ雪が降っても大丈夫です!!

今年は大雪になるのかしら・・・

さて、題名にも書きました、「ゆっくり食べる」。

糖尿病の食事療法として世の中にもだいぶん浸透した『食べる順番』療法のなかの

大事なポイントのひとつです。

 

クリニックでの栄養指導をはじめ、利用者様への栄養指導においても

この『食べる順番』をお伝えすることが多いです。

 

『食べ順』のポイントは、

①野菜(きのこ・海藻も含む)→おかず→最後にご飯・パンなどの主食 という順番に食べる

②ゆっくりよく噛んで食べる

この2点をしっかり行うことで、食後の血糖値を上げにくくします。

 

この方法をお伝えしていると、

だいたいの利用者・患者様は①の野菜から先に食べるというところはクリアされます。

しかし、②のゆっくりよく噛んで食べるというのは、

長年の癖もあり、早食いをやめられないという方が多いように感じます。

 

ゆっくり食べるというのは、野菜を食べ始めてご飯までに10分、食事全体で20分が目安です。

クリニックの患者様では、現役で働いておられる方も多いので、

仕事上なかなか時間が作れない、というところから早食いの癖がついておられます。

 

先日も野菜を意識して、たくさん食べるようになったのになかなか血糖値が下がらないという方がいました。

その方は介護関係のお仕事をされている方。

せめて家で食べるときはゆっくりよく噛んで食べましょうとお話をしました。

ゆっくり食べるコツをしては、

よく噛まないと飲み込めない生野菜、繊維が多い野菜を上手に取り入れる、

食材の切り方を大きめにする(例えば、キャベツは千切りでなく、ざく切りにするなど)、

一度口に入れたら20~30回噛んでから飲み込む、

飲み込むまでお箸をいったん置く、

などをお伝えして、指導は終わりました。

 

ゆっくりよく噛んで、というのは意識しないとなかなかできません。

自分は早食いだな~と思っている方は、

まずは、自分が1回の食事にどれくらい時間をかけられているのか、というのを計ってみるところからスタートしてはいかがでしょうか。

先ほどの患者様は、意識して過ごします。次の時は血糖値下げます!と意気込んで帰られました。

次回の指導が楽しみです(^^)☆

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

 

もう12月になりますね。

1年があっという間に感じます。

寒くなったので、皆さん風邪などにはお気をつけくださいね~!

 

 

さて、先日ご訪問したのは、利用1ヶ月経った利用者様。

糖尿病で、利用前の検査でHbA1cが10まであがっておられました。

初回に訪問した際には、すでにご自身でそれまでの食事内容を変えておられました。

 

マイルールとしておられたのは、

①ごはんは小茶碗1杯に

②甘いものはやめる

③野菜をたくさん食べる

これを自分でやろう!と決意されたこと自体が素晴らしいです☆

 

このマイルールを守っていただきながら、

食べる順番、ゆっくりよく噛んで食べること、

部屋に置いてあったみかんなど果物の目安量などを確認し、

気をつけていただくようにお話しました。

 

それから1ヶ月。

11月の検査結果が出たところで訪問すると、

なんとHbA1cは7になっておられました!

 

もちろん薬も飲んでおられますが、

食事療養を開始されて1ヶ月でこんなにも結果が出るなんて!と

私も驚きと嬉しさでいっぱいでした。

 

この利用者様に食事をお届けしているのは、週2回。普段の目安と確認のための利用です。

その中でこの結果を出されたのは、

本当に利用者様自身の努力の結果だと思います!

 

一緒に喜びながら、

この結果を維持、そしてできればもう少し下げられるよう、

今のまま食事療養を続けていただくようにお話して、今回の訪問を終えました。

 

 

今回改めて食事療養のチカラを感じることができました!

すごく嬉しいです\(^O^ )/

他の利用者様にも同じ喜びを感じていただけるように頑張らなくちゃ~p(^-^)q

 

 

写真は紅葉2枚☆

京都は観光シーズンで人がいっぱいです!

 写真 1.JPG  写真 2.JPG

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

めっきり寒くなりましたね。

先日、私がバイクに乗っている姿を見た配送員が「完全武装やね~」と笑っていましたが、

今は、ダウンコート(実は今年新調しました!ピンクでお気に入り☆)、下は暖パン、ごつめの手袋。

さらに寒くなると、コートもう一枚+マフラー+タイツ+レッグウォーマーとまだまだ足します!笑

北風に負けないよう、頑張ります~。

 

さて、少し前の話ですが、腎臓病の利用者様からの相談がありました。

最初の利用から数か月経ち、

血液検査の結果で貧血がでてきて、体重も少しずつ下がってきた。

先生からはもう少ししっかり食べたほうがよいとのお言葉。

 

この方には、病院での栄養指導に基づき、塩分・たんぱく質が制限された、いわゆる「腎臓病食」をお届けしています。

定期的に見せていただいている血液検査では、腎臓の値は横ばいながら、確かに貧血がでてきています。

腎臓の数値はどちらかといえば、めちゃくちゃ悪いというわけでなく、「腎機能が低下してきている」という感じ。

とにかく心配性な利用者様なので、制限をやりすぎているのでは?と、

先生も心配して「もっと食べてよい」と言われたのだと考えられました。

このまま放っておくわけにはいきません。

エネルギー不足?たんぱく質の制限は続けてよいのか?

ケアマネージャー様とも相談して、直接私からかかりつけの先生へ

現在の状態に合わせた食事内容の指示の確認をすることになりました。

 

先生と面談した結果、ひとまずたんぱく質の制限はなしにして、塩分制限のみのお食事へ変更することに。

この利用者様へは、週に1回のお届けで、他の食事は配食を見本にご自身で調理してもらっているため、

まずはお電話で先生との面談内容を報告。

今後はたんぱく質の制限はなくすため、肉や魚の使用量について、

これまでは50gを目安量にしていたのを60~多くても80gまでに変更とアドバイスさせていただきました。

今後も血液検査を確認させていただきながら、様子をみていくことをお伝えしています。

 

今回のように、在宅での生活であっても、病院にいる時のように

必要時、医師や看護師、ケアマネージャーなどとの連携をとっていくことがとても重要と思っています。

11/14の読売新聞夕刊には広島県呉市では、糖尿病などの重症化を防ごうと市内の医師会・歯科医師会・薬剤師会が連携し、

生活習慣病の患者らに保健指導を始めたという記事が載っていました。

医師・歯科医師・薬剤師、さらには看護師、ケアマネージャー、理学療法士等のセラピスト、など

在宅の患者の治療も病院内と同様にチームで支えていく必要が絶対にあると思います。

まだまだ在宅の現場では管理栄養士の活躍はできていません。

チームの一員として、「食事=管理栄養士」と任せてもらえるように、もっともっと努力が必要だなと改めて感じました。

 

 さてさて、最後に。

少し早めの紅葉を見に、東山の円山公園へ。

あまりよい写真はとれなかったのですが・・・(^_^;)

写真.JPG

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

 

 

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