藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

だんだんと葉っぱも色づき始めてきましたね。

秋本番です☆

今年もコスモス園に行ってきました。

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さて、今回は年に数回行っているクリニックでの健康教室のお話。

10月末に行ったのですが、今回のテーマは「免疫力アップの食材と食べ合わせ」でした。

15名の参加者があり、免疫の基礎知識を少しお話したあと、

免疫力を高める食材の紹介、そしてその食材とどんなものを組み合わせるとより効果的か、という話をさせていただきました。

 

たとえば・・・

腸内を美化して免疫力を高めるヨーグルト。

こちらには、食物繊維を含むものをプラスして、さらに便通をよく☆

よくあるバナナヨーグルトもよし、人参と組み合わせてサラダなんてレシピも紹介。

疲労回復に効果のある豚肉。

こちらは、玉ねぎやネギ類と組み合わせると、

ネギ類に含まれるアリシンが豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けて、代謝をアップしてくれます。

食物繊維・ビタミンB1・ビタミンEが豊富に含まれる玄米もオススメしました。

白米に比べてビタミン類が多く、肌荒れや疲労回復・体の調子を整えてくれます。

そんな玄米を使って、講義の後はみなさんでわいわいと話をしながら試食会。

玄米の組み合わせ食材として、レンコンを使用し、玄米レンコン粥を食べました。

レンコンにはペクチンなどの食物繊維が含まれ、さらにタンニンには抗酸化作用があります。

 

レシピ紹介~♪

<玄米れんこんがゆ(2人前)>

玄米れんこんがゆ

※下記のレシピには含まれませんが、 試食では、サツマイモも加え、食物繊維をアップさせました。

【分量(2人分)】

A(玄米...150g、水...3カップ)

れんこん・・・100g

塩・・・少々

万能ねぎ(小口切り)・・・少々

【作り方】

① れんこんは5mm角に切り、水にさらす

② 鍋にAを入れ中火にかける。煮立ったら弱火にし、30分コトコトとやわらかくなるまで煮る

③ 水気を切った①を加えてひと煮立ちしたら、塩で味を調える

④ 盛りつけて万能ねぎを散らす

 

急に気温が下がり冬が目の前にきています。

かぜやインフルエンザの流行期になります。

上記に少し紹介した免疫力アップの食材を上手に取り入れながら、

バランスのよい食事はで免疫力を高め、寒い冬への準備をしましょう(^^)v

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

なんだか一気に冬へ向かっているような感じですね。

バイクで走るのも寒くなってきました。

急に気温が下がって、急いでセーターやコートの準備をしているような状況です。

 

さて、先日訪問した利用者様。

ケアマネージャー様からのご紹介で一緒に訪問してきました。

ご主人が糖尿病性腎症、奥様が普段調理などをされているのですが、

奥様が体調を崩され、はーとに声がかかりました。

訪問して、さっそく病状確認と食事の指示を確認。

すると、かかりつけの先生から栄養指導を受けてくるよう言われ、大きな病院で栄養指導を受けたとのこと。

奥様がその時の資料を出してきてくださり、確認すると、糖尿病性腎症の献立表などをもらっておられました。

奥様にどんな話を聞いたのかと質問したところ、

いろいろと話しておられたんやけどね~、全然わからなかったのよ、と。

 

そこで、まずは一緒に腎臓病食の勉強から。

まずは減塩。

こちらは以前からかかりつけ医から厳しく言われていたとのことで、

普段から薄味にしているとのこと。では、この話はひとまずスルー。

そして、たんぱく質の制限とカロリー補給。

これは初めて聞いたとのこと。

たんぱく質、つまりは肉や魚の量を控えます。

量といっても計量してては大変なので、量=大きさと思って見た目で計ったらいいですよ~。

なので、お持ちするお食事と同じくらいの量(大きさ)に合わせてくださいね~。

とお話しすると、わかりやすい!これならできる!と奥様の明るい声が。

カロリー補給についても、油を使った料理にすること、ご飯はしっかり食べること、という2点に絞ってお話しました。

 

さらに、家での調理・食事に役立つと絶賛してくださったのが、お届けする食事の容器。

この容器は使い捨てのものなので、例えば量の確認に普段家でも使っていただけますよとお伝えすると、

なるほど~と奥様もケアマネージャー様も感激してくださりました☆

 

食事療養の中でも、腎臓病のお食事はややこしく、大変だと思います。

そして、この大変さは食事準備する方に重くのしかかってしまいます。

はーと&はあとのお食事は、ただの「療養食の確保」ではなく、

お届けするお食事そのものがお手本なんです。

だから、お届けするお食事の量・味付けに合わせてもらうだけで、家での調理でも十分に食事療養ができます!

 

今回の方も、奥様が調理できるので、「届けられた食事と同じくらいにしたらよい」というスタイルをとても気に入ってくださりました。

さらには担当の管理栄養士がサポート、というところも、

じゃあいつでも相談できますね!と安心してくださりました。

帰るころには、体調不良だった奥様も、なんだか体が軽くなったみたい、とのこと。

食事が大変だという気持ちが少しでも楽になっていただけたなら、

私としてもとても嬉しいです♪

 

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

急に涼しく...というよりも、寒い!という感じですね。

毎日何を着ればよいのか悩みます(+_+)

みなさんも温度調節できる服にして、風邪をひかないようにしてくださいね~。

 

さて、最近クリニックの栄養指導に来られた患者様のお話。

約1か月前、先生に重度の脂肪肝と言われ、かなりショックを受けられた状態で

初めての栄養指導に来られました。

まだ若い50代の女性。

もちろん家族の食事なども作る主婦さんです。

 

食生活をはじめ、いろいろと話を聞いていくと、

やはり家族みなさんがそろう夕食は栄養のバランスも考えて作っておられます。

さすが☆やはり家族の健康を気遣っておられました。

 

しかし、朝食はフルーツサンド、昼食は簡単に麺類...などちょっと簡単になりがち。

そしてだめだと思いながらついつい食べてしまっていたお菓子や菓子パン...。

 

初回の栄養指導では、食事のバランスを整え、

余分なものの吸収を妨げ、排出を助けてくれる「食物繊維」をたっぷりとるため、

しっかりと野菜を食べましょうという話と、

もちろん、お菓子類は控えていきましょうという話をしました。

 

本人様の表情は真剣そのもの。

とにかく頑張ります!と帰って行かれました。

 

そして、先日2回目の栄養指導でした。

お話を伺うと、前回の目標をしっかり守っておられます。

たくさん食べておられた甘いものもやめておられました。

意識して野菜もとるようにしているとのこと。

やはり、病気に対しての「これではいけない!」「なんとかしなくちゃ!」という気持ちが

甘い誘惑に打ち勝つ原動力になっておられるようでした。

 

今回の患者様を通して、

習慣的になっているものを矯正することは簡単ではないけれど、

「これではいけない!」「なんとかしなくちゃ!」という危機感があるのとないのでは違うなと改めて感じました。

脅すわけではないですが、このままだとどうなるか、ということをきちんと伝え、療養につなげていただくこと。

管理栄養士として、ちゃんと伝えていかなければと思います。

 

 

全然話は変わりますが~。

先日仲の良い友達の結婚式に行ってきました。

なんと、ブーケトスでは、ブーケが私のもとに・・・☆

めちゃくちゃうれしかったです~(^^)v

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はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

空が秋模様になってきましたね。

まだ気温が高い日がありますが、夏のような湿気はなく、過ごしやすいな~と秋を実感しています。

 

さて、先日お伺いしたのは、大腿骨骨折から退院された男性。

これまでも配食サービスを利用されていましたが、

骨折後のお身体、部屋の中までお届けできるところに変更!ということで、

ケアマネージャー様からはーと&はあとをご紹介いただきました。

 

この利用者様、糖尿病もお持ちで、入院前の血糖値は200超えることもあったとのこと。

入院期間のうちに3食きっちり管理されたお食事をとって、血糖値は100をきるくらいで、安定して帰ってこられました。

この状態をキープできるように!とお届けは栄養コントロール食で、

食事の確保ももちろん必要なので利用は毎日の夕食で、と話は進んでいきます。

そんな中、いろいろと話を聞いていると、

退院してからすき焼きが食べたいと入院中に話しておられたようで、

いよいよ退院してお祝いにすき焼き!となった前日には、夢にお肉がでてくるほど楽しみにしておられたとのこと。

 

もちろん血糖のコントロールのためには、好きなものばかり偏って食べていてはいけないのですが、

毎日夕食をお届けして窮屈な思いばかりになるのも・・・と思い、週に1回のお休みを設けてはどうかと提案。

普段はおひとりですが、ご家族様が来てくださる時もある方なので、

週1回日曜日は、ご家族様との楽しみの日にしていただくことになりました。

 

今の安定した血糖値からだんだんと悪くならないように、

お届けしない時のお食事も、食事のバランスとたくさん食べすぎないというところは考えていただくようお話しています。

そのほか、果物や間食の部分のお話もして、初回の訪問は終わりました。

 

退院後、また転倒しないように安全に生活していただくこと。まずはそれが第一です。

そのお手伝いには、配達員がベッド近くのテーブルまでお届けができます。

そして、血糖値が上がらないようにすること。

そのお手伝いは、栄養士の私の役割です。

週に1回の楽しみは残して、食事のコントロールをしながら、

自宅での生活を有意義に過ごしていただきたいな、と思っています。

 

 

私ごとですが・・・

普段は電車通勤、仕事中は原付バイクでの移動、と本当に運動不足の毎日の中、

久しぶりに地元の運動会に参加してきました!

(実は今年うちの家が「組長」をしているので、親から命じられ、なかば強制参加です・・・笑)

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綱引きや玉入れはもちろん、2kmのマラソン、班対抗リレーも走りました!

いや~、運動不足を実感・・・(^_^;)

でも、意地でも走り切る!と決めていた2kmマラソンは見事完走!

玉入れ・リレーも1位で、総合優勝できました☆

しかし、夕方には足が痛くなる、というオチです(>_<)

・・・まぁ、その日に筋肉痛がくるというのは、まだまだ若いということですね♪笑

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

他の管理栄養士も話題にあげていますが、京都では台風の被害がかなりでましたね。

私はいま右京区や西京区、長岡京市など桂川付近を担当しているので、

テレビでニュースを見て大丈夫かな~ととても心配でした。

それは栄養指導先のクリニックの患者様も同様です。

 

今日のブログの方は、被害の大きかった嵐山・渡月橋のお近くにお住まいのクリニックの患者様。

幸いこの患者様のお家は浸水被害はなかったそうですが、

周りは本当に泥だらけ、ゴミだらけで、

台風から4~5日経過した先日の栄養指導の際も、まだまだ後片付けが大変だとおっしゃっていました。

この患者様とは、1年半以上関わらせていただいていますが、

最初は脂質異常症、高尿酸血症で、栄養指導に来られました。

 

それまで本当にお酒が好きで、外食が多かったこの方。

栄養指導が始まってから、大好きなお酒はピタッとやめられました。

少しずつ食事内容の指導も進み、野菜を中心に、コレステロールにも気をつけておられます。

尿酸値はすぐに下がったのですが、コレステロールと中性脂肪がなかなか下がらない。

そんな状態が続きました。

 

最近では、お母様の介護が大変になってきたり、また他のことでもストレスフルな日々が続いておられますが、

それでも毎日自炊して、野菜メインに食事をされています。

でも、そんな風に頑張っておられるのに、ここ数カ月のうちに、血液検査のデータは悪い数値ばかりでてきていました。

肝臓の数値が上がったり、腎臓の数値が上がったり。

これまで指摘を受けたことがないところばかりが、基準値オーバーの印が付き、とてもショックを受けておられました。

とにかく基本を守って日々の食事を続けましょうと、私自身も励ましながらも、自分の無力さを感じたりもしていました。

 

そんな中で、先日の栄養指導の日。

血液検査の結果をみると、肝臓・腎臓のところも基準値内になり、コレステロールも基準値内に!

中性脂肪はまだもう少し高いのですが、この結果には本当に嬉しそうな顔をされていました。

私も嬉しい!

 

いつもこの患者様は、「先生や管理栄養士の先生に言われた通りにやっているのに、結果がでなくてごめんなさい」とおっしゃっていたのですが、

今回は「やっと褒めてもらえるような結果がでました」とおっしゃりました。

でも、それは、私の話をきいたあとの、本人様の努力の結果です。

なかなか結果が出てこなくても、それでも頑張って続けるというのは、精神的にとても強くないとできないと思います。

継続することって大変だけれど、大切なんだなと改めて感じました。

食事療養は、薬のように短期間で結果がでてこないからこそ、続けることが大事。

それをきちんと伝えて、実行してもらえるような栄養指導を心掛けなければと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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